分野

「分野」の英語

「分野」は英語で field と言います。学問や専門の領域には field、業界や市場の区分には sector が基本です。area は幅広く使え、domain は専門的な領域、line of work は仕事の分野を表します。

「分野」の英語の使い分け

field

fíːld

意味

fieldのイラスト

例文

She works in the field of marketing.

彼女はマーケティングの分野で働いている。

コアイメージ

専門的な活動や学問が展開される範囲や領域を指す概念的な場

使い方

類義語との違い

field: 研究や仕事の扱う分野・テーマの範囲
area: テーマや活動の範囲・領域
industry: 経済活動の業種や産業分野
sector: 経済・社会の区分における部門や分野

英英

An area of study or activity that people engage in as part of their work, or a specific subject that is researched or practiced. It can also refer to a physical space where sports are played or where crops are grown.

語源

fieldは、もともと畑や平地を指す語で、そこから「ある仕事や学問が行われる領域」という意味に発展し「分野」を表す

コラム

  • 英語のfieldは学問や仕事の領域を表す「分野」として用いられる一方で物理的な畑・競技場・入力欄も指すため、文脈で抽象か具体かを見分けることで適切に訳せる

area

έəriə

意味

areaのイラスト

例文

This area is known for its beauty.

この地域はその美しさで知られている。

コアイメージ

ある範囲の広がりや面積、専門分野を表す語

使い方

類義語との違い

area: 場所や範囲を指す一般的な「地域」
region: 自然・行政で区切られた広い地域
field: 活動や学問の範囲での「領域」

英英

A particular geographic region or extent of surface, or a branch of knowledge or activity considered as a domain.

語源

areaは、ラテン語のarea「空いた場所・脱穀場」から入り、古フランス語などを経て英語になり、意味が広がって「地域」を表すようになった。

コラム

  • 広告や日常語として外来語「エリア」が広く使われ、店舗案内の『○○エリア』は地域を表す一方、数学では面積、学問では領域や分野を指す。

branch

[US] bræntʃ | brɑntʃ [UK] brɑːntʃ

意味

branchのイラスト

例文

A small branch fell from the tree.

小さな枝が木から落ちた。

コアイメージ

幹から分かれて外へ伸びる部分で、同じように本体から分かれた別の部署や支店を指すイメージ

使い方

類義語との違い

branch: 木の幹から分かれて伸びる植物の部分
office: 会社の業務拠点で、支店は顧客対応が主な場合が多い
department: 職務や機能で分かれる社内部署で、支店とは組織範囲が異なる
store: 小売の店舗で、支店は企業の拠点として使われることが多い

英英

A limb of a tree; figuratively, a separate section or local office of a larger organization that serves a particular area or offers specific services.

語源

branchは、古フランス語のbranche(枝)から入った言葉で、木の枝の意味から転じて会社の支店を指すようになった。

コラム

  • 支店は本店と区別して地名や番号とともに表記されることが多く、案内文や地図でよく見かける表現

sector

séktər

意味

sectorのイラスト

例文

The private sector was hit hard by the recession.

民間部門は不況で大打撃を受けた。

コアイメージ

機能や活動ごとに分けられた、特定の仕事や役目を持つ部分。

関連語

使い方

類義語との違い

sector: 部門、特に経済や社会の区分
area: 範囲や場所、広い意味での分野を指す語
field: 学問や仕事の領域・専門分野を指す語
industry: 商業や工業などの産業分野・業界を指す語

英英

A division or area of activity, especially in business or trade, that is separated from others. It can also refer to a group of organizations or companies that work in the same field.

語源

sectorは、英語のsection(区分)と同じ語源で、分けられた区域や範囲を意味することから企業や社会の「部門」を指す

コラム

  • 経済や雇用の話ではsectorは業界や市場の一部分を表し、ニュースである分野の動きを伝えるときに頻出する。

sphere

sfíər

意味

sphereのイラスト

例文

The sphere of knowledge you can acquire from books is vast.

書物から得られる知識の範囲は広大だ。

コアイメージ

球体としての物理的な広がりと、影響や能力の及ぶ抽象的領域。

関連語

使い方

類義語との違い

sphere: 活動や影響の及ぶ範囲、分野や領域を指す
area: 面積や地理的な区域、話題の範囲を表す
field: 専門分野や学問、仕事の領域を指す
range: 物事の広がりや値の幅、許容される範囲を表す
scope: 対象となる範囲や可能性の広がりを表す

英英

A round shape in three dimensions, or a specific area of activity, knowledge, or influence.

語源

sphereは、古いギリシャ語sphaîra「球(ボール)」がラテン語を経て英語になり、球の広がりを比喩して「範囲」を表す語。

コラム

  • sphereは抽象的な『領域・範囲』を示す語で、能力や影響の及ぶ領域、社会的な場面の区分などに用いる点がareaやrangeと異なる

domain

douméin

意味

domainのイラスト

例文

She is an expert in the domain of education.

彼女は教育の分野の専門家だ。

コアイメージ

特定のものや活動が属する領域や分野を示す

使い方

  • domain of

    〜の分野

類義語との違い

domain: 特定のものや活動が属する領域で、場所と分野の両方を含む
area: 具体的な場所や問題に使い、domainより身近で具体的
field: 学問や仕事の専門領域で、domainより専門性が強い
range: 幅や限度を示し、domainより数値や範囲を強調

英英

A range or area within which something exists, operates, or is studied.

語源

domainは、ラテン語のdominus(支配者)に由来する語が古フランス語domaineを経て英語に入り、もともとは領地や所有地を指し、そこから『(活動などの)範囲』という意味になった

コラム

  • インターネットではdomainがドメイン名として使われるが基本の意味は範囲や領域で文脈によりウェブ用語と区別される

例文

He found his line of work after an internship.

彼はインターンをした後に職業を見つけた。

コアイメージ

ある産業や専門領域に属する仕事の種類、広く職業や働く領域を指す

英英

The particular industry, field, or sector in which someone works.

語源

line of workは、line(区分や系統を表す語)とwork(仕事)を合わせた表現で、個人が属する業界や仕事の領域を指す用法として用いられる。

コラム

  • line of work は個人の職業だけでなく業界や専門分野を示すことがあり、文脈によって業界を指すか職業を指すかが変わる。

「分野」のレベル別の例文

「分野」を英語にするときのよくある間違い

「分野」の英語についてよくある質問

Q. 「分野」を英語で一言で言うと?
一般的には field と言います。学問、研究、仕事などの専門的な領域に幅広く使えます。
Q. field と area の違いは?
field は学問や職業などのまとまりのある専門分野を指すことが多く、area は研究や関心の対象など、ある範囲・領域を指します。ただし、研究分野などでは両方が使える場合もあります。
Q. 「分野」のビジネス英語での言い方は?
業界や市場の区分なら sector、専門的な領域なら field が一般的です。例えば、the financial sector は「金融業界」を表します。
Q. 「専門分野」は英語で何と言いますか?
area of expertise や specialty と表すのが一般的です。学問や研究における専門分野なら field of study や field of research と言うこともできます。例えば He shared his insights in his area of expertise. で「彼は自身の専門分野における知見を共有しました」という意味になります。
Q. 「得意分野」は英語でどう言いますか?
strong suit や forte、area of strength などで表現します。カジュアルな文脈なら my thing と言うこともあります。例えば Public speaking is not my strong suit. で「人前で話すことは私の得意分野ではありません」という意味になります。学術的な専門性とは異なり、個人的な長所や得意なことを表す際に便利です。
Q. 学問の分野を表す discipline と field の違いは?
discipline は大学の専攻科目のように体系化された学問分野を指す格式高い語です。一方、field はより広く学問や活動の領域全般を指します。例えば economics is an academic discipline(経済学は学問の一分野です)のように体系的な科目を指すときは discipline が適しており、一般的な学問領域には field がよく使われます。
Q. sector と industry の違いは何ですか?
sector は社会や経済構造における大まかな区分を指し、industry は特定の製造・サービスなどの個別産業を指します。例えば the public sector(公共分野・公共部門)や the financial sector(金融分野)のように大きな枠組みには sector を使い、the automotive industry(自動車産業)のように具体的な業界には industry を使います。
Q. 「IT分野」「医療分野」の英語表現は?
文脈に応じて sector や field を使い分けます。産業や業界として語る場合は the IT sector や the healthcare sector が自然です。研究や職業領域として語る場合は the IT field や the medical field と表現します。例えば She has a career in the medical field. で「彼女は医療分野での職歴があります」となります。
Q. 「〜の分野で経験がある」は英語でどう書きますか?
I have experience in the field of [分野名] や I have experience in [分野名] と表現します。前置詞は in を使うのが自然です。例えば I have five years of experience in the field of digital marketing. で「デジタルマーケティングの分野で5年の経験があります」となります。in the area of も同様に使えます。
Q. 「成長分野」や「未開拓の分野」はどう言いますか?
成長分野は a growth sector や a growing field と言います。未開拓の分野は an untapped field や an unexplored area などと表現します。例えば Renewable energy is a key growth sector. で「再生可能エネルギーは主要な成長分野です」、This is still an untapped field. で「これはまだ未開拓の分野です」となります。

「分野」と関連する日本語の英語

「分野」を含むフレーズ・例文

フレーズ帳でもっと見る →

ほかの日本語から英語を引く

「分野」の英語が載っている単語帳

1 / 1