「けれども」はドイツ語で何と言う?
「けれども」を表す改まった接続詞として obgleich や wenngleich があります。どちらも日常会話の aber や obwohl よりも格調高く、書き言葉で主に用いられます。意味上の大きな違いはありませんが、obgleich のほうが文語として比較的使われる頻度が高く、wenngleich は文学作品や格式ばった論文などで好まれる非常に硬い表現です。
使い分け
- wenngleich
非常に改まった文章語で、論文や文学などで用いられます。主節に対して強い譲歩を表し、主語や動詞が省略されることもあります。
Er kam pünktlich, wenngleich er müde war.
彼は疲れていたけれども、時間通りに来ました。
- obgleich
やや硬い文語表現で、新聞や書籍などで「〜であるけれども」と譲歩を表す際に用いられます。obwohl とほぼ同義です。
Sie ging spazieren, obgleich es regnete.
雨が降っていたけれども、彼女は散歩に出かけました。
よくある間違い
✕ Er kam, obgleich er war müde.
○ Er kam, obgleich er müde war.
obgleich や wenngleich は従属接続詞なので、定動詞は文末に置く必要があります。
「けれども」のよくある質問
Q. 日常会話でも使えますか?
Q. obwohlとの違いは何ですか?
wenngleich
意味
- 接続詞 けれども
- 接続詞 とはいえ
- 接続詞 にもかかわらず
例文
コアイメージ
主要な事実を維持しつつ別の要素を控えめに認める構図
使い方
類義語との違い
wenngleich: やや文語的で主要事実を保ちながら別の点を控えめに認める接続詞
obwohl: 事実を認めながら逆の内容を導く接続詞
auch wenn: 仮定の形でたとえ〜でもという状況を表す接続詞
selbst wenn: きわめて強い仮定でたとえ〜であっても影響がないことを示す接続詞
ドイツ語での定義
Subjunktion, die einen Nebensatz einleitet und eine Einschränkung oder Einräumung gegenüber dem Hauptsatz ausdrückt
語源
wenngleichは、元来wennとgleichが並んで使われた複合表現であり、wennの条件的意味とgleichの比較的意味が結びついて譲歩の意味を生み出し一語化したもの
コラム
- wenngleichはやや文語的で硬い語感があるため会話ではobwohlが多く用いられ、文法的には接続詞として導く節で動詞が文末に来ることを常に意識する

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例文
コアイメージ
書き言葉で使われるやや堅い譲歩表現
使い方
類義語との違い
obgleich: 書き言葉で使われるやや堅い「けれども」の言い方で、前の事を認めながら別の事を続ける
obwohl: 日常でも書き言葉でも使われる「けれども」の言い方で、前の事実があっても後の事が起きる
auch wenn: たとえ〜でもという意味で、仮定でも現実でも後の事が成り立つ
ドイツ語での定義
Konjunktion für Zugeständnis; in der Schriftsprache gebräuchlich und in der Bedeutung oft mit obwohl vergleichbar.
語源
obgleichは、中高ドイツ語期のob(e)gelîcheに由来し、gelîch(現代のgleich)との結合が譲歩を表す語として定着した
コラム
- 文を書くときに見かけやすく、会話ではobwohlに置き換えると自然に聞こえる