苦境
「苦境」の英語
「苦境」は英語で a difficult situation と言います。人や集団の深刻な苦境なら plight、抜け出しにくい窮地なら predicament が自然です。口語で問題や非難に直面している状態は in hot water と表せます。
「苦境」の英語の使い分け
a difficult situation
日常的に「苦境」や「困難な状況」を広く表せる、最も一般的で分かりやすい表現です。
人や集団が置かれた深刻な苦境や窮状を表す、やや硬い語です。
不景気や家庭の困窮など、生活が厳しい時期に広く使います。
複数の問題に囲まれ、簡単には抜け出せない窮地を表す硬めの語です。

ゲームで覚える・約 1 分
distress をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め・スペル
例文
コアイメージ
心や体が強く痛み、つらさが続いて楽にならない状態
関連語
使い方
-
in distress
苦しんでいる
類義語との違い
distress:
深い不安や苦しみ、助けを要する危険な状態
pain:
主に体の痛みや鋭い不快感
suffering:
長く続く肉体的・精神的な苦しみ
trouble:
問題や困難から来る悩みや困りごと
英英
Severe emotional or physical suffering, or a situation of danger or need that requires help.
語源
distressは、古フランス語destresseから英語に入った借用語で、もともとは締めつける行為を指し、そこから心のつらさ=『苦しみ』という意味に広がった
コラム
- 「in distress」は助けが必要な危険な状態を表し、船や人が救助を求めるときに用いられる表現(distress callなど)
例文
コアイメージ
出口が見えず、選べる道や助けがなく行き詰まっている状態
関連語
使い方
-
plight of
〜の苦境
類義語との違い
plight:
困難で深刻な苦境
problem:
解決すべき一般的な問題
difficulty:
乗り越えるべき難しさや障害
trouble:
困りごとや面倒な状態、被害を伴うことも
英英
A difficult or unfortunate situation that someone is facing.
語源
plightは、もともと「誓う・約束する」を表す動詞の過去分詞からできた語で、約束で身が縛られた「拘束された状態」→転じて「困った状態=苦境」を指す。
コラム
- plightは「苦境」を意味する名詞で、人や集団が直面する困った状況を指し、the plight of〜のようにof+対象で使われることが多い
例文
She was in a predicament.
彼女は苦境にあった。
コアイメージ
いくつもの不利な条件に囲まれて簡単に抜け出せない状態
使い方
-
in a predicament
苦境にある
類義語との違い
predicament:
抜け出しにくい苦しい立場・苦境
problem:
解決が必要な一般的な問題
difficulty:
やるのが難しい困難な状態
trouble:
困った状態や面倒ごと、小さな問題
dilemma:
二つの悪い選択に悩む板挟み
英英
A difficult or unpleasant situation that is hard to escape or resolve.
語源
predicamentは、ラテン語praedicamentumから入った借用語で、もとは「分類・状態」を指していたが、次第に「抜け出しにくい困った状態=苦境」を表すようになった。
コラム
- predicamentは抜け出しにくい苦境を指し、日常会話より書き言葉や堅い場面で使われやすい
例文
コアイメージ
周囲を固めて逃げ道を断ち、相手に精神的・物理的な圧迫を加えることをさす
英英
A process of encircling and cutting off escape routes to pressure, harass, or force an opponent into a disadvantaged position.
語源
beleagueringは、オランダ語belegeren(be-+leger「陣地」)に由来し、物理的な包囲から比喩的な追い詰めまで意味が広がった。
コラム
- 英語ではbeleagueredの形で「追い詰められた」の意味でよく使われ、新聞や評論では企業や個人が多方面から攻撃や批判を受ける状況を表現する際に関連語として登場する
例文
コアイメージ
苦境、特に生活や資金が足りない経済的困窮の状態を指す場合がある
英英
An extreme state of hardship, often referring specifically to a lack of money or basic resources.
語源
desperate straitsは、desperate(必死・絶望的)とstraits(狭くなる→窮地を意味する語)が結びついて生まれ、財政面での窮状を指す用法がある
コラム
- 難民に対する支援の例のように、charity groups stepped upの文脈では金銭や物資が不足する経済的な苦境を示すことがある
例文
コアイメージ
困難な時期を指し、経済的または個人的な問題で生活が厳しくなる期間を表す
英英
A period of difficulty or hardship, especially involving financial or personal struggles.
語源
hard timesは、形容詞hardが困難な、名詞timesが時期を表す語が結びついて生まれ、生活や社会の困難な期間を意味する
コラム
- hard timesは不景気や家庭の困窮など幅広い困難をまとめて指す表現で、during hard timesやget through hard timesのような語とともに使われる
例文
After the scandal, the politician was in hot water with the public.
そのスキャンダルの後、その政治家は世間に対して苦境に立たされた。
コアイメージ
危険なほど熱い水に触れて困る状況から、問題や非難に直面して苦境に陥ることを指す
英英
a situation in which someone is in trouble, difficulty, or embarrassment, often because of blame, scandal, or mistakes
語源
hot waterは、熱湯に触れると危険で困ることから比喩的に『苦境』を表す表現になった
コラム
- hot waterは単独で熱湯を意味するが、in hot waterで『苦境にある』という慣用表現になり前置詞の有無で意味が変わる点に注意
例文
コアイメージ
強い圧力や困難にさらされ精神的・肉体的に苦しむ状態
英英
a situation or period causing severe stress, hardship, or emotional strain, often described as enduring an intense or prolonged ordeal.
語源
wringerは、動詞wring(絞る)から派生し、元は衣類の水を絞る器具を指し、比喩的に『試練・苦境』を意味するようになった。
コラム
- 'go through the wringer'や'put someone through the wringer'で頻出する口語表現で、人や組織が大きな困難や苦痛を経験したことを表す。