自由裁量
「自由裁量」の英語
「自由裁量」は英語で discretion と言います。自分の判断で決める一般的な表現で、相手に広く任せるなら free rein や free hand、無制限の権限なら blank cheque を使います。
「自由裁量」の英語の使い分け
細かな指示がなく、自分の判断で決める一般的な表現です。
相手に方法や進め方を制限なく広く任せる表現です。
干渉せず任せる意味で、上司と部下の場面でよく使います。
無制限の権限や支援を与える強い表現で、政治や経営で使います。
例文
コアイメージ
細かい指示がない場面で自分の判断で処理や対応を決めること
関連語
使い方
類義語との違い
discretion:
行動や判断を自由に決める権限(自由裁量)
decision:
選択や判断の結果としての決定
authority:
決定や命令を行う権限
judgment:
状況を評価して判断する能力
英英
The power and freedom to make choices or decisions in a specific situation, often considering what is appropriate or respectful to others.
語源
discretionは、ラテン語discretioが古フランス語を経て英語に入り、もとは「区別・判断」を意味し、英語で個人の判断権=「自由裁量」を表すようになった。
コラム
- 「at one's discretion」は主体が文脈で決まる場合に使われる一方で「at the discretion of X」はXが裁量を持つことを明示するなど、表現の差で裁量の主体が示される。
例文
コアイメージ
受け手に制限なく任せることを指し、信頼に基づく無制限の権限を意味する
英英
An allowance to act without constraints, implying trust that the recipient will decide how to use that freedom.
語源
blank chequeは、blank(空欄)+cheque(小切手)の語素から成り、空欄の小切手を渡す行為が受け手に自由に扱えることを示すため、制限のない権限という意味が生まれた。
コラム
- give someone a blank chequeの形で使われ、政治や経営で全面的な自由裁量や支援を与えることを表す実務的な表現
例文
コアイメージ
他者の判断や方法を制約せず任せることを表す自由裁量。例では上司がチームのやり方を任せている状態を指す
英英
Permission or authority to act, decide, or choose without interference or strict control.
語源
free reinは、free(制限のない)+rein(馬の手綱)という語の組み合わせで、手綱を緩めて馬を自由にさせる比喩から人に判断や行動の自由を与える意味になった。
コラム
- ビジネスではgive someone free reinの形で使われ、上位者が方針や細部に干渉せず現場に裁量を与える状況を表す
「自由裁量」のレベル別の例文
- 中学
- 高校・英検2級
The editor gave writers free rein to develop original ideas for the magazine.
- TOEIC・ビジネス
The company did not give the supplier a blank cheque for emergency spending.
- 日常会話
Just give me a free hand, and I’ll handle the rest.
私に任せてください。あとは私がやります。
「自由裁量」を英語にするときのよくある間違い
× at free discretion
○ at my discretion
discretionの前には、通常myやtheなどの限定語を置きます。
× free reign