発する

「発する」の英語

「発する」は英語で emit と言います。光・熱・物質などを技術的に発する場合に適し、会話では give off、声や言葉なら utter、源から広がるものなら emanate が使えます。

「発する」の英語の使い分け

  • emit

    光・熱・音・ガスなどを発する、技術的でやや硬い表現です。

    The device emits a faint signal.

    その装置はかすかな信号を発します。

  • give off

    光・熱・においなどを発する、会話でよく使う表現です。

    These flowers give off a lovely scent.

    この花はよい香りを放ちます。

  • utter

    声や言葉を発する意味で、やや硬く文章で使われます。

    She could not utter a word.

    彼女は一言も発することができませんでした。

  • emanate

    においや雰囲気などが源から自然に広がる場合に使います。

    Warmth emanated from the fireplace.

    暖炉から暖かさが広がっていました。

例文

The machine emits heat.

その機械は熱を放出する。

コアイメージ

内側にあるものが外へ向かって出ていく動きのイメージ

関連語

使い方

  • emit light

    光を放出する

  • emit heat

    熱を放出する

  • emit a sound

    音を出す

  • emit smoke

    煙を放出する

類義語との違い

emit: 光・音・ガスなどを外に出す
send: 物や情報を人や場所へ送る
produce: ものや結果を生み出す、作り出す
release: 閉じ込めたものを外へ出す・解放する

英英

To send out gas, heat, light, or sound.

語源

emitは、ラテン語のex-(外へ)とmittere(送る)から成るemittĕreに由来し、まず「外へ送る」を意味し、やがて「(光・音など)~を出す」の意味になった

コラム

  • emitはエネルギーや物質を発する動詞で、手紙や人を送る意味のsendとは使い分ける(emitは普通「〜を発する」)。

utter

[US] ʌ́tər [UK] ʌ́tə

意味

utterのイラスト

例文

He did not utter a single word.

彼は一言も発しなかった。

コアイメージ

心の中のことを声や音で外に表す

関連語

使い方

類義語との違い

utter: 声や言葉を口に出して発する(やや形式的)
say: 言葉を口に出して述べる、最も一般的
tell: 相手に情報や事実を伝える、目的語を伴うことが多い
speak: 話す行為や能力を表す、会話や言語能力に関係する
express: 考えや感情を言葉や表情・態度で表す、言い表すことに重点

英英

To express words or sounds aloud.

語源

utterは、古英語で「外へ出す」を表す動詞の形から派生し、言葉や音を外へ出す動作=『発する』を表すようになった

コラム

  • 語形が似たutterlyや形容詞utterと混同されやすいが、英文内でどの語性(動詞・形容詞・副詞)が使われているかに注目すると違いが明確になる

例文

A candle gives off a pleasant scent.

ろうそくは心地よい香りを発する。

コアイメージ

物や体の内側から、におい・光・熱などが外へ出るイメージ

類義語との違い

give off: (光・におい・熱など)を発する
emit: 光やにおいなどを外へ出す、より形式的・技術的な語

英英

To produce or release something like a smell, light, heat, or sound.

語源

give offは、give=与える・出す、off=離れて外へ。出す+外へのイメージから、においや光、熱などを外に放つ=発するという意味になる

コラム

  • give offはemitやgiveと意味が重なるが、emitはより形式的・技術的な文脈で用いられる傾向があり、会話や情景描写ではgive offがよく使われる

emanate

émənèit

意味

emanateのイラスト

例文

A sweet smell emanated from the kitchen.

台所から甘い香りが発してきた。

コアイメージ

中心や源から自然に出て、外へ向かって広がること

関連語

使い方

  • emanate from

    ~から発する

類義語との違い

emanate: (におい・光・感情などが)出所から外へ出て生じる
emit: 光・音・においなどを外へ放つ
exude: 雰囲気や自信などが自然ににじみ出る
radiate: 光や感情が中心から力強く広がる

英英

To come out from a source, such as a smell or light, or to display a certain quality.

語源

emanateは、ラテン語のemanare(e=外へ+manare=流れる)から来て、元は「外へ流れ出る」、転じて「生じる」という意味になった。

コラム

  • においや光だけでなく雰囲気や自信のような抽象的な性質が人や場所から自然に発する場合にもemanateが使われる

例文

The volcano gave forth a plume of ash that darkened the sky.

火山は空を暗くする灰の柱を発した。

コアイメージ

語や現象を外へ出す、文語的・やや古風な表現

英英

to produce or utter something, often in a formal or literary style; now somewhat archaic

語源

give forthは、give(与える)にforth(前へ、外へ)が付いた句で、古英語以降に句動詞として定着し文語的な用法を帯びた

コラム

  • 現代英語ではやや文語的・古風な響きがあり、文学や報告調の記述で見かけることが多く会話では使われにくい

「発する」のレベル別の例文

「発する」を英語にするときのよくある間違い

  • × The lamp utters light.

    ○ The lamp emits light.

    utterは声や言葉を発する場合に使い、光には使いません。

  • × The candle does a smell.

    ○ The candle gives off a smell.

    英語では、においを発することを give off a smell と表します。

「発する」の英語についてよくある質問

Q. 「発する」を英語で一言で言うと?
基本は emit です。光・熱・音・物質などを発する場合に使います。
Q. emit と give off の違いは?
emitは技術的でやや硬く、give offは会話や情景描写でよく使われます。
Q. 「発する」のビジネスでの言い方は?
排出物や信号などには emit が一般的です。例として、The system emits a warning signal. と言えます。

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