実体のない
「実体のない」の英語
「実体のない」は英語で illusory または intangible と言います。見せかけや実際には存在しないものには illusory、物質的な形のない価値や資産には intangible を使います。匿名で人の顔が見えない組織には faceless が適切です。
「実体のない」の英語の使い分け
実際には存在しない、見せかけの約束や期待に使う、やや硬い語です。
物質的な形がなく、価値や資産などに使う一般的な語です。
個人の顔が見えない企業や組織を、批判的に表します。
例文
A faceless corporation bought up the local shops.
匿名の企業が地元の店を買い占めた。
コアイメージ
匿名の状態や個人の顔が見えず存在感や主体性が薄いことを表す
英英
Not identified by name; lacking a known or distinctive identity or individuality.
語源
facelessは、face(顔)+-less(〜のない)から成る合成語で、もともと「顔がない」の意が比喩的に「匿名の」「特色のない」に広がった
コラム
- facelessは企業や組織が個人名の裏に隠れていることを示す表現として用いられ、匿名性の強調や非人格的な印象を伴う場合がある
例文
コアイメージ
身体や形のない存在を指す
英英
Not having a physical body or material form; lacking embodiment.
語源
unembodiedは、接頭辞un-の否定とembodied(体を与えられた)の組み合わせで、文字どおり身体を持たない・体現されていないという意味になった。
コラム
- 哲学や宗教で物理的な身体や形を持たない存在や概念を表し、disembodiedは本来あった身体が離れたニュアンスを含む点で区別される。
例文
Morning light filtered through the vaporous haze.
朝の光が霧状の靄を通して差し込んだ。
コアイメージ
霧状の、薄く水蒸気や靄を含み輪郭がぼやけて見える状態を表す
英英
Having the quality of or resembling vapor; thin and misty in appearance, sometimes seeming insubstantial or lacking solidity.
語源
vaporousは、英語vapor(蒸気)に形容詞語尾-ousが付いてできた語で、文字通り「霧状の」「蒸気のような」を表す
コラム
- 描写的・文学的な場面で光や空気が薄く霞んでいる様子を表す語で、日常会話ではmistyやfoggyが使われることが多い