増粘剤
「増粘剤」の英語
「増粘剤」は英語で thickener と言います。食品表示や製品説明では、carrageenan や guar gum など具体的な成分名を使うこともあります。サイリウムは psyllium とも言います。
「増粘剤」の英語の使い分け
食品や飲料にとろみをつける物質を一般的に指す語です。
食品表示や製造現場で、海藻由来の増粘剤を指します。
飲料やソースなどの粘度調整に使う成分名です。
寒天を指し、食品を固めたり、ゼラチンの代わりにゲル化させたりするのに使われます。
例文
Many people take Spanish psyllium as a fiber supplement.
多くの人が食物繊維補助としてサイリウムを摂取する。
コアイメージ
水を吸ってゲル化する可溶性食物繊維で、サプリや食品の増粘用途にも使われる
英英
A soluble fiber that swells on contact with water to form a viscous gel, commonly used as a dietary fiber supplement and as a food thickening or stabilizing agent.
語源
Spanish psylliumは、psylliumがギリシャ語psylla(ノミ)に由来する語で、Spanishは流通上の呼称として産地や出所を示した語から来ていると考えられる
コラム
- 食品表示やサプリの成分欄で可溶性食物繊維や増粘剤として記載されることがあり、用途によって粉末やハスクなど形態が異なる
例文
コアイメージ
海藻から得られるゼリー状の物質で、食品の凝固剤や微生物の培養に用いられる
英英
A gelatinous substance obtained from red algae, used as a gelling agent in food and as a solid culture medium for growing microorganisms.
語源
agarは、マレー語のagar-agarから入った語で、海藻由来のゼリー状物質を指す語として英語に定着した
コラム
- 料理ではとろみ付けやゼラチン代替として用いられ、実験室では寒天培地として微生物の培養基材になるため文脈で用途が変わる
例文
Traditional cooks often boiled carageen to make a gelatinous dessert.
伝統的な料理人はゼリー状のデザートを作るためにアイリッシュモスを煮ることが多かった。
コアイメージ
アイリッシュモスで、北大西洋原産の赤い食用海藻を煮てゼリー状にして増粘やゲル化に使う
英英
a red seaweed (Irish moss) used as an edible gelling and thickening agent, especially in traditional desserts and beverages.
語源
carageenは、アイルランド語carraigín(小さな岩)に由来し、岩に付着する海藻を指す語が英語に入って海藻名となった
コラム
- carageenは海藻そのものを指し、工業的に精製された増粘成分はcarrageenanと呼ばれて区別される
例文
Manufacturers add carrageenan as a thickener in sauces and dressings.
メーカーはソースやドレッシングに増粘剤として添加する。
コアイメージ
赤い海藻から抽出した多糖で、食品の増粘剤として働く物質
英英
A polysaccharide extracted from red algae that is used as a thickening agent in foods.
語源
carrageenanは、アイルランド語carraigín(小さな岩)に由来するcarrageenという海藻名を経て、海藻由来の多糖を示す化合物名として形成された。
コラム
- カラギーナンは増粘剤として食品に広く使われ、種類によりゲル化しやすさや安定性が異なるため用途が分かれる。
例文
The label listed ghatti gum as a thickening agent.
ラベルにはガッティガムが増粘剤として記載されていた。
コアイメージ
インド産の樹木から採れる天然の食品用ガムで、液体やソースの粘度を高める添加物を指す
英英
A natural gum obtained from trees in India, used primarily as a thickening agent in food and as an additive to increase viscosity.
語源
ghatti gumは、インド産の樹木から分泌される樹脂性の物質を指す現地由来の語が英語化したもので、19世紀以降、食品の増粘や工業用途の粘度調整を示す名称として定着した。
コラム
- 食品表示では ghatti gum やガッティガムと表記され、アイスや菓子などの粘度調整に用いられることが多い。
例文
コアイメージ
グアー豆の種子から得られる水溶性多糖で、食品の増粘剤や安定剤として使われる
英英
A plant-derived, water-soluble polysaccharide extracted from guar seeds that functions as a thickener and stabilizer, increasing viscosity and improving texture in food products.
語源
guar gumは、インド原産の豆の名guarと粘性物質を意味する英語のgumが結びついてできた語で、豆の種子から得られる粘質成分を指す
コラム
- 食品表示ではグアーガムまたは増粘剤と表記されることが多く、飲料やソースの粘度調整や分離防止に用いられる
例文
コアイメージ
Sterculia属の樹木から得られる天然のガムで、食品の粘度を高める増粘剤として用いられる
英英
A natural plant gum obtained from Sterculia species, used as a thickening agent in foods and as an additive to increase viscosity.
語源
sterculia gumは、植物の属名Sterculiaと英語のgumが結合した語で、Sterculia属の木から得られる樹脂性のガムを指す
コラム
- 食品表示ではsterculia gumやkaraya gumと表記されることがあり、天然由来の増粘剤としてソースやドレッシングに用いられる
例文
コアイメージ
液体やソースの粘度を高める、増粘剤として使われる物質
英英
A substance added to a liquid to increase its viscosity so that it becomes thicker and sticks or coats surfaces more effectively.
語源
thickenerは、thick(厚い・濃い)に変化させる-enが付いてthickenとなり、さらに作用者を表す-erが付いて「液体の粘度を高める物」を示す語形成
コラム
- 増粘剤は料理でとろみを出す用途が代表的で、同じ語が化粧品や工業製品でも粘度調整の目的で使われる
例文
コアイメージ
食品や化粧品で液体をとろみ付けする植物由来の増粘剤
英英
A natural gum obtained from the dried sap of Astragalus species, used as a thickening and stabilizing agent in foods, pharmaceuticals, and cosmetics.
語源
tragacanthは、ギリシャ語tragakanthē(tragos=山羊+akanthē=とげ)に由来し、植物の形や性質にちなんで名付けられ、ラテン語を経て英語に入った。
コラム
- 食品表示では 'tragacanth' や 'gum tragacanth' と表記され、加工食品や軟膏の増粘・安定化に用いられる
「増粘剤」のレベル別の例文
「増粘剤」を英語にするときのよくある間違い
× Please add a thickening to the soup.
○ Please add a thickener to the soup.
増粘剤という物質は thickener と言い、thickening は通常「増粘すること」を指します。
× This ingredient is a thickener agent.
○ This ingredient is a thickener.
thickener agent は不自然で、thickener または thickening agent が一般的です。