卑劣さ
「卑劣さ」の英語
「卑劣さ」は英語で baseness と言います。人格や行為を道徳的に強く非難する硬めの表現です。日常会話では meanness、裏切りや不正には treachery や sordidness が使われます。
「卑劣さ」の英語の使い分け
人格や行為の道徳的な卑劣さを非難する、硬めの表現です。
人の意地悪さや卑劣な振る舞いを表す、比較的身近な語です。
信頼を裏切る卑劣さを指し、裏切りという行為にも使います。
不正やスキャンダルに表れる道徳的な堕落を強く示します。
The investigation revealed the sordidness behind the company’s dealings.
例文
コアイメージ
陰で人を傷つけるような行為を伴う卑劣さ
英英
The state of being sneaky, treacherous, or morally reprehensible; actions that betray trust or dignity.
語源
dastardlinessは、古くからあるdastard(臆病で卑劣な人)という語に英語の名詞化接尾辞が付いて生まれ、裏切り的な卑劣さを指す。
コラム
- 現代英語ではやや古風な響きがあり、フィクションや政治的非難の文脈で用いられることが多い。
例文
コアイメージ
卑劣さは裏切りや欺瞞など他者に害を及ぼす行為が持つ軽蔑に値する性質を示す
英英
the characteristic of being despicable, often used to describe actions or motives that provoke moral outrage
語源
despicabilityは、形容詞despicableに名詞化接尾辞-ityを付けた派生語で、もとは「見下す」に関わる語根に由来している
コラム
- 卑劣さは抽象的な性質を表すため典型的には the despicability of X のように名詞句で使われることが多い
例文
コアイメージ
卑劣さを中心に、人や行為が他者から強く非難される状態を表す
英英
the state or quality of being morally low or contemptible.
語源
despicablenessは、ラテン語despicere(de-「下へ」+specere「見る」)に由来する形容詞despicableに-nessが付いて『卑劣さ』を表す語として発達した。
コラム
- 名詞のdespicablenessは文学や批評など書き言葉で使われることが多く、一般会話ではあまり見かけない
例文
The witness described the defendant's ignobleness in court.
証人は法廷で被告の卑劣さを説明した。
コアイメージ
高貴さや名誉を欠くことを示し、卑劣さや不名誉を含む性質を表す(卑劣さ)
英英
The state or quality of lacking nobility or honor; moral baseness often implying dishonor.
語源
ignoblenessは、ラテン語ignobilis(in-「〜でない」+nobilis「高貴」)に由来する形容詞ignobleに、抽象名詞を作る-nessが付いて生じた語。
コラム
- 同義語としてvilenessやbasenessがあるため日常語ではそちらが選ばれ、ignoblenessはややかしこまった文脈で使われる。
例文
コアイメージ
人格や行為に品位や高潔さが欠けている状態、卑しさ
英英
The quality of being dishonorable or morally low; baseness in character or conduct.
語源
ignobilityは、ラテン語 ignobilis(in-=否定+nobilis=高貴の意)に由来し、形容詞 ignoble に名詞化接尾辞 -ity が付いて生まれ、卑しさを表す
コラム
- 英語では ignobility は稀で、日常では形容詞 ignoble や名詞 baseness・meanness を使うことが多く、nobility(高潔さ・貴族)と対になる語である点が語義理解の助けになる
例文
Investigations uncovered the sordidness at the heart of the organization.
調査は組織の核心にある道徳的堕落を明らかにした。
コアイメージ
組織や個人の行為に現れる道徳的堕落や不正のありさま
英英
The quality or condition of being morally corrupt, dishonorable, or shameful, especially when revealed in conduct, relationships, or institutional practices.
語源
sordidnessは、ラテン語sordidus(汚れた)を語源とする形容詞sordidから派生し、sordidが物理的な汚れや性的・道徳的な卑しさを指すようになった後、名詞化して道徳的堕落の意味で用いられるようになった。
コラム
- 報道や解説ではsordidnessはスキャンダルや不正の文脈で用いられ、組織や人物の道徳的堕落を強く示す語として使われる
例文
コアイメージ
他人を裏切ったりだましたりする、不誠実な態度や性質を指す
英英
The quality of being dishonest or betraying trust; deceitful or disloyal behavior.
語源
treacherousnessは、形容詞treacherous(古フランス語のtricher「だます」に由来し裏切りや不誠実の意味を持つ)に名詞化接尾辞-nessが付いて「不誠実さ」を表す語として成り立った。
コラム
- treacherousnessはやや文語的で個人の性格や行為の裏切りを強調する語として使われ、日常会話ではdishonestyやtreacheryのほうが用いられることが多い
「卑劣さ」のレベル別の例文
- 中学
- 高校・英検2級
The article criticized the baseness of the officials’ actions.
- TOEIC・ビジネス
The investigation exposed the sordidness of the bribery scheme.
- 日常会話
I couldn’t believe his treachery.
私は彼の裏切りが信じられませんでした。