ために

「ために」の英語

「ために」は英語で for と言います。目的や人のためには for、原因なら because of が基本です。due to はやや硬い文書向けで、owing to はさらに硬く、日常会話ではあまり使いません。

「ために」の英語の使い分け

for

[US] fər | fɔ́r [UK] fər | fɔ́ː

意味

forのイラスト

例文

I saved money for a new bike.

新しい自転車のためにお金を貯めた。

コアイメージ

目的や受益者に向けて与える・使うイメージで、一定の期間や方向を含むこともある。

関連語

使い方

類義語との違い

for: 目的・利益・期間を表し『~のために』
to: 方向・目標や目的を示し『~へ/~するために』
of: 所有・起源・関係を示し『~の』
by: 行為の主体や手段、期限を示し『~によって/~までに』
with: 共に行うことや道具・様子を示し『~と/~で』

英英

Used to indicate the person or thing that will benefit from something, the purpose of an action or object, or the reason for an event. It can also express duration, direction, or support for someone or something.

語源

forは、ゲルマン語の仲間語(ドイツ語のfür、オランダ語のvoor)と同じ語から来ており、仲間言語でも「~のために」を表すので英語でも同じ意味で残った。

コラム

  • 期間を表す際は for が長さ(for three days)を示し、since は起点(since Monday)を示すため、この違いを押さえると時間表現が正確になる。

例文

She missed the bus because of traffic.

渋滞が原因で彼女はバスに乗り遅れた。

コアイメージ

ある出来事や状態が原因となって、その結果が生じる因果のつながり

関連語

類義語との違い

because of: 原因・理由を表す中立的な前置詞句
due to: 書き言葉で使われやすく、やや形式的な言い方

英英

Due to a specific reason or cause; as a result of something happening.

語源

because ofは、because=理由を示す語とof=その理由を示す名詞句をつなぐ前置詞が結びついた表現で、名詞句を原因として示し「〜が原因で」を表す

コラム

  • because ofの後には名詞句が来るのに対し、becauseの後には節が来るという構造の違いがある

例文

The concert was postponed due to heavy rain.

そのコンサートは大雨が原因で延期になった。

コアイメージ

出来事の理由を、手前にある出来事や状態に結びつけて示すイメージ

類義語との違い

due to: be動詞と組んで名詞句の原因を表す形式的表現
because of: 原因を示す一般的な表現で日常から文語まで使える
thanks to: 好意的な原因や皮肉を示す口語表現

英英

As a result of something; owing to a particular cause.

語源

due toは、due=原因や当然の状態、to=~に結びつける向き。原因が何かに結びつく言い方で「~のために」を表す。

コラム

  • due to は「~のために」という意味で名詞を修飾する働きを持ち、基本的に「be動詞+due to+名詞句」の形で使われる。

owing to

óuiŋ tuː

意味

owing toのイラスト

例文

The picnic was canceled owing to heavy rain.

大雨のため、遠足は中止になった。

コアイメージ

ある出来事の原因を示し、その原因から結果が生じるつながりを表す

類義語との違い

owing to: ~のために(ややフォーマル、前置詞句)
because of: ~のために(理由を表す前置詞句、口語的)
thanks to: ~のおかげで(通例肯定的な前置詞句)
due to: ~のために(フォーマル、名詞句と共に用いる)

英英

A preposition expressing the cause of a result, introducing a noun phrase that names the reason.

語源

owing toは、owingが原因を、toがその対象を結び付けるので『原因が〜にある』という関係になり、『〜のために』という意味になる

コラム

  • owing toの後には名詞句が来るため直接節を続けることはできず、原因を述べるときはowing to heavy trafficやowing to his illnessのように名詞句で表す

「ために」のレベル別の例文

「ために」を英語にするときのよくある間違い

「ために」の英語についてよくある質問

Q. 「ために」を英語で一言で言うと?
目的や受益者を表す「ために」なら、for が最も一般的です。原因を表す場合は because of を使います。
Q. for と because of の違いは?
for は目的や受益者を表し、because of は原因を表します。for a friend は「友人のために」、because of rain は「雨のために」です。
Q. 「ために」のビジネスメールでの言い方は?
原因を表す場合は due to がよく使われます。例えば「悪天候のため」は due to bad weather と表せます。
Q. 「〜するために」と目的を表す英語は?
行動の目的を表す基本は「to + 動詞の原形」です。例えば「I study English to travel abroad.(海外旅行をするために英語を勉強しています)」のように言います。目的をより明確に強調したいときや、かしこまった場面では「in order to + 動詞の原形」を使うこともできます。
Q. for と to はどう使い分ける?
後ろに名詞が続くか動詞が続くかで使い分けます。人や物への利益を表すときは「for + 名詞」を使い、自分の行動の目的を言うときは「to + 動詞の原形」を使います。例文は「This gift is for you.(この贈り物はあなたのためです)」、「I called to ask a question.(質問するために電話しました)」です。
Q. for -ing で「〜するために」と言える?
人の行動の目的には使えず、物や道具の本来の用途を説明するときに使います。「牛乳を買うために店に行った」は「to buy milk」が正しく、「for buying」とは言えません。「This tool is for opening cans.(この道具は缶を開けるためのものです)」のように、主語となる道具の機能を述べる場面で「for + 動名詞」を使います。
Q. 改まった「〜の為に」を表す英語表現は?
フォーマルな目的表現には「in order to + 動詞の原形」や、節を導く「so that + 主語 + 助動詞」が使われます。また、相手の利益や健康、安全などを願う改まった場面では「for the sake of 〜」を使います。例えば「We must act for the sake of future generations.(私たちは将来の世代の為に行動しなければならない)」のように表現します。

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