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1本は韓国語で何?助数詞の使い分けと発音一覧

1本は韓国語で何?助数詞の使い分けと発音一覧

韓国語には日本語の「本」に直接1対1で対応する単一の助数詞はなく、数える対象物の形状や種類によって使う言葉が変わります。ビールやジュースなどの瓶飲料なら한 병(ハンビョン/1本)、ペンや傘なら한 자루(ハンジャル/1本)、キンパなら한 줄(ハンジュル/1本)と言います。

数える際は漢数詞ではなく固有数詞を用い、助数詞の前で「하나」が「한」に変化します。

韓国語の「1本」は物によって助数詞が変わる

日本語では、細長い形状のもの(鉛筆、傘、ペットボトル、樹木)をはじめ、映画やスポーツの試合、海苔巻きまで幅広く「本(ほん・ぼん・ぽん)」という単位で数えます。しかし韓国語には、これらをひとまとめに表す万能な「〜本」という助数詞は存在しません。

韓国語で本数を表現する場合、数えたい対象が「瓶に入った液体」なのか、「ペンや刃物のような細長い道具」なのか、「海苔巻きのような長い帯状のもの」なのか、あるいは「映画などの作品」なのかによって、助数詞を明確に使い分ける必要があります。

最も日常生活や旅行で頻出するのは、瓶ビールや瓶ジュースを数える際に用いる병(ピョン/瓶・本)です。まずはこの병(ピョン)の数え方を押さえたうえで、日常でよく登場する代表的な助数詞を順に整理していくのが効率的です。

日本語の「1本」と韓国語助数詞
日本語の「1本」

瓶入り飲料

  • 병 (ピョン)

細長い道具

  • 자루 (チャル)

長い帯状のもの

  • 줄 (チュル)

映画・作品

  • 편 (ピョン)

対象物の形状や種類ごとに異なる助数詞を分類して整理できます。

瓶や筆記用具以外の単位も確認したいときは、韓国語の数え方(助数詞)の一覧が役立ちます。

一番使う瓶の「1本(한 병)」と1〜10本の数え方

韓国の飲食店、居酒屋、食堂で「ビールを1本」「サイダーを1本」と注文する際に必ず使う単位が병(ピョン/瓶)です。韓国語で本数を数えるときは、漢数詞の일(イル/1)、이(イ/2)ではなく、固有数詞の하나(ハナ/1)、둘(トゥル/2)をベースにした数え方を使います。

瓶の1本から10本までの表記と発音の目安は以下の通りです。パッチムと子音が組み合わさる部分の発音変化にも注意してください。

表は横にスクロールできます →

本数ハングル表記発音の目安意味
1本한 병ハンビョン1本(1瓶)
2本두 병トゥビョン2本(2瓶)
3本세 병セビョン3本(3瓶)
4本네 병ネビョン4本(4瓶)
5本다섯 병タソッピョン5本(5瓶)
6本여섯 병ヨソッピョン6本(6瓶)
7本일곱 병イルゴッピョン7本(7瓶)
8本여덟 병ヨドルビョン8本(8瓶)
9本아홉 병アホッピョン9本(9瓶)
10本열 병ヨルビョン10本(10瓶)

なお、20本の場合は스무 병(スムビョン)となります。発音する際は「ハン」と「ビョン」の間に極端な間を空けず、滑らかに発音すると自然に通じます。

次の疑問本数を数えるベースとなる固有数詞をまだ覚えていない方は、韓国語の数字1から10の数え方で基本の読み方を確認しておくと安心です。

なぜ「하나」が「한」になる?数字の変形ルール

韓国語を学び始めた人が最初に抱きやすい疑問が、「数を1、2、3と数える時は하나(ハナ)、둘(トゥル)、셋(セッ)なのに、なぜ助数詞をつけると한(ハン)、두(トゥ)、세(セ)に変わるのか」という点です。

韓国語の固有数詞には、助数詞(単位を表す名詞)の直前に置かれると形が短縮される単語があります。語尾の文字やパッチムが脱落する現象で、対象となるのは以下の5つの数字です。

この変化は助数詞の種類に関係なく適用されます。例えば、個数を表す개(ケ/個)が付く場合も한 개(ハンゲ/1個)、두 개(トゥゲ/2個)となります。瓶を表す병(ピョン)が付く時も同様に한 병(ハンビョン)、두 병(トゥビョン)となります。

なお、5以降の固有数詞である다섯(タソッ/5)、여섯(ヨソッ/6)、일곱(イルゴプ/7)などは、後ろに助数詞が来ても語形は変わりません。変形するのは1、2、3、4、そして20の5種類だけであると整理しておくと迷いません。

助数詞の前で形が変わる5つの数詞
1️1: 하나 → 한

助数詞の前で短縮(例: 한 개, 한 병)

2️2: 둘 → 두

助数詞の前で短縮(例: 두 개, 두 병)

🔢3・4: 셋/넷 → 세/네

パッチム脱落(例: 세 병, 네 병)

2️20: 스물 → 스무

語尾のㄹ脱落(例: 스무 병)

助数詞が直後に付く際に語形が短縮される5つの固有数詞です。

次の疑問助数詞によって固有数詞と漢数詞のどちらを使うか迷ったら、漢数詞と固有数詞の使い分けの基準を整理した解説が役立ちます。

対象物別の「1本」韓国語助数詞逆引き一覧表

日本語で「1本」と数える主要な品目について、韓国語でどの助数詞を当てるべきかを一覧にまとめました。日常会話や買い物で迷った際に逆引きとして活用してください。

表は横にスクロールできます →

日本語の「1本」韓国語の表記読み方使われる助数詞
瓶(ビール・ジュース等)한 병ハンビョン병(ピョン/瓶)
ペン・鉛筆・傘한 자루ハンジャル자루(チャル/柄・把)
キンパ(海苔巻き)한 줄ハンジュル줄(チュル/列・筋)
映画・映像・演劇作品한 편ハンピョン편(ピョン/編)
花(1輪・1本)한 송이ハンソンイ송이(ソンイ/房・輪)
木(樹木)한 그루ハングル그루(クル/株)
ペットボトル・缶(代用表現)한 개ハンゲ개(ケ/個)

それぞれの助数詞には語源的な背景があります。例えば줄(チュル)は本来「線」「列」「筋」を意味する名詞であるため、長く一本につながった形状のキンパを数える際に한 줄(ハンジュル/1本)と表現します。花を数える송이(ソンイ)は、切り花や一輪の花を指す単位として定着しています。

韓国語の助数詞「〜本」の数え方のイメージ

迷ったら「한 개」で通じる?ネイティブの実用基準

韓国語には多様な助数詞がありますが、「筆記用具の자루(チャル)などをとっさに思い出せない時、すべて한 개(ハンゲ/1個)と言っても大丈夫なのか」と疑問に感じる方は多いでしょう。

結論として、旅行中や日常の買い物・飲食店において、細かな助数詞が分からなければ한 개(ハンゲ)や두 개(トゥゲ)と言っても問題なく意図は通じます。現代の韓国では、ネイティブスピーカー同士の日常会話でも、厳密な助数詞の代わりに包括的な単位である개(ケ/個)を使う場面が非常に多く見られます。

「한 개」で代用して問題ないケース

固有の助数詞を使ったほうが良いケース

ただし、飲食店でお酒や瓶入りの飲み物を頼む際には、개(ケ)よりも병(ピョン)を使うのが標準的です。例えば맥주 한 병(メクチュ ハンビョン/ビール1本)と言うほうが自然で、店員側もサイズや容器の形状を即座に把握できます。

また、文脈上「花1本」を「花1個(꽃 한 개)」と言うと意味は通じてもやや不自然な響きになります。正確な助数詞を覚えるに越したことはありませんが、会話の現場で言葉に詰まったときは、無理に助数詞を探すよりも한 개 주세요(ハンゲ ジュセヨ/1個ください)と伝えるほうがスムーズに意思疎通できます。

「한 개」代用の使い分け基準

한 개で代用OK

  • 文具店やコンビニでのペンや傘
  • 屋台等でのキンパの注文
  • 缶飲料やペットボトル飲料
  • とっさに助数詞が出ないとき全般

固有の助数詞推奨

  • 飲食店でのお酒や瓶飲料(병推奨)
  • 切り花や一輪の花(송이推奨)
  • 容器形状やサイズを即座に伝える場面

包括的な「個(개)」で代用可能な場面と避けたほうがよい場面の比較です。

飲食店・屋台で使える「1本ください」実践フレーズ

韓国の食堂、居酒屋、屋台、コンビニでそのまま使える実践的な注文フレーズを紹介します。数量の後ろに주세요(チュセヨ/ください)を付けるだけで丁寧な依頼文が完成します。

飲食店・居酒屋での注文

맥주 한 병 주세요.
(メクチュ ハンビョン ジュセヨ)
意味:ビールを1本ください。

소주 두 병 주세요.
(ソジュ トゥビョン ジュセヨ)
意味:焼酎を2本ください。

콜라 한 병 있어요?
(コルラ ハンビョン イッソヨ?)
意味:コーラは1本ありますか?

粉食店(プンシク店)・屋台での注文(店内/持ち帰り)

キンパ専門店などで店内で食べる場合と、テイクアウト(持ち帰り)する場合の定型表現です。

김밥 한 줄 여기서 먹고 갈게요.
(キムパプ ハンジュル ヨギソ モッコ カルケヨ)
意味:キンパ1本、ここで食べていきます。

김밥 두 줄 포장해 주세요.
(キムパプ トゥジュル ポジャンヘ ジュセヨ)
意味:キンパ2本、持ち帰りにしてください。

持ち帰りの際は、助数詞の後に포장해 주세요(ポジャンヘ ジュセヨ/包装してください・持ち帰りにしてください)を付け足すと店員に的確に伝わります。

飲食店での注文フレーズの基本型
品名(맥주など)+数量(한 병など)+주세요 / 포장해 주세요

맥주 한 병 주세요.ビールを1本ください。

品名・数量助数詞に依頼表現を組み合わせる注文の型です。

次の疑問お店で本数ではなく「1つ」と頼みたい場面も多いなら、韓国語「1つください」の注文フレーズもあわせて覚えておくと便利です。

要注意!日本語の「本(書籍)」と「〜本」の混同

日本語学習者や韓国語の初学者が混同しやすいポイントとして、「書籍・書物としての本」と「助数詞の〜本」の違いがあります。

韓国語で読む対象としての「書籍(本)」は책(チェク)という名詞を用います。そして、書籍を数える際の助数詞は「冊」に相当する권(クォン)を使います。したがって、「本が1冊あります」と言いたい場合は책이 한 권 있어요(チェギ ハンぐォン イッソヨ)となります。

日本語韓国語の表現助数詞の役割
本を1冊読む책을 한 권 읽다書籍を数える単位は권(冊)
ビールを1本飲む맥주를 한 병 마시다瓶入り飲料を数える単位は병(瓶)
ペンを1本買う펜을 한 자루 사다細長い筆記具を数える単位は자루(把)

日本語では「本(ほん)を1冊」「ペンを1本(ほん)」と同じ漢字音が含まれるため混乱しがちですが、韓国語では名詞の책(チェク/本)と、助数詞の병(ピョン)・자루(チャル)は完全に別語彙として区別されます。

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理解度チェック

Q1. 韓国語で「ビールを1本」と数えるときの助数詞はどれ?

  1. 줄(チュル)
  2. 병(ピョン)
  3. 권(クォン)
  4. 그루(クル)
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正解: B. 병(ピョン)
瓶ビールなどの瓶に入った液体を数える際は、助数詞「병(ピョン)」を使います。

Q2. 助数詞が付くことで語形が短縮・変化する数字の数は?

  1. 3種類
  2. 4種類
  3. 5種類
  4. 10種類
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正解: C. 5種類
助数詞の前で形が変わるのは1、2、3、4、そして20の5種類だけです。

Q3. キンパ(海苔巻き)を「1本」と数える際の表現はどれ?

  1. 한 송이
  2. 한 편
  3. 한 자루
  4. 한 줄
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正解: D. 한 줄
キンパのように長く一本につながった形状のものは「한 줄」と数えます。

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よくある質問

Q. 韓国語で「ビール1本」は何と言いますか?
「맥주 한 병(メクチュ ハンビョン)」と言います。飲食店で注文する際は語尾に「주세요(ジュセヨ/ください)」を付けて「맥주 한 병 주세요」と発音します。
Q. ペットボトルや缶飲料は「한 병」で数えますか?
瓶ではない缶やペットボトルは通常「병」を使わず、「한 개(ハンゲ/1個)」や「한 캔(ハンキャン/1缶)」と数えるのが自然です。
Q. キンパを「1本」と数える時のハングルは?
「한 줄(ハンジュル)」です。「줄(チュル)」は列や筋を意味する助数詞で、海苔巻きのように長い形状の食品を数える際に用いられます。
Q. 「한 자루」の「자루」はどんな物に使いますか?
鉛筆やボールペンなどの筆記具、傘、包丁やスコップなど、柄(え)や持ち手が付いた細長い道具を数える際に用いる助数詞です。
Q. 映画の「1本」は韓国語で何と言いますか?
映画や演劇などの作品は「한 편(ハンピョン)」と数えます。「편(ピョン)」は作品を数える助数詞で、ドラマや小説にも使われます。

2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部