ほとんど

「ほとんど」の英語

「ほとんど」は英語で almost と言います。数や程度、完了間近には nearly、全体の大部分には mostly が自然です。practically や virtually は「事実上ほぼ」という硬めの表現です。

「ほとんど」の英語の使い分け

英単語
コアイメージ
使い方 / 例文
almost
数・量・程度・動作など幅広く使える、まず覚える表現です。
I almost missed the last train.
私はもう少しで終電に乗り遅れるところでした。
mostly
人や物の構成・内容の大部分を占めるときに使います。
Our audience is mostly young adults.
私たちの聴衆は主に若い成人です。
practically
「実質的にはほぼ」と述べる、やや硬めの表現です。
The two designs are practically identical.
その2つのデザインは実質的に同じです。
nearly
数や時間、完了間近を「ほぼ」と言うときに自然です。
The bottle is nearly empty.
その瓶はほとんど空です。
virtually
完全ではないが事実上そうだと強調する硬めの表現です。
The museum was virtually empty on Monday.
その博物館には月曜日、ほとんど人がいませんでした。
all but
ごくわずかな例外を除いて、ほぼすべてに当てはまる状態。
The project was all but finished.
プロジェクトはほとんど完成していた。
for the most part
物事の大きな割合に当てはまり、例外を含みつつ全体的傾向を示す
The plan worked, for the most part, but a few issues remained.
その計画は概してうまくいったが、いくつか問題が残った。
just about
出来事や完了が間近で今にも起こりそうな状態を指し、ほとんどが成立しつつあることを表す
I'm just about finished with the report.
報告書はほとんど終わった。
pretty much
ほとんど完全に終わっている、ほぼ達成されているという完了に近い状態を指す
The project is pretty much finished.
そのプロジェクトはほとんど終わっている。
well-nigh
ほとんどを表し、特に形容詞や過去分詞を強めて「ほとんど〜だ」という意味を作る副詞
The task was well-nigh impossible without their help.
その仕事は彼らの助けがなければほとんど不可能だった。

almost

[US] ɔ́lmòust | ɔlmóust [UK] ɔ́ːlməust

意味

almostのイラスト

例文

There is almost nothing left on her plate.

彼女のお皿の上にはほとんど何も残っていない。

コアイメージ

残りがわずかで、完了や到達に小さな不足がある状況

使い方

  • almost all

    ほとんどすべての

  • almost never

    ほとんど決して〜ない

  • almost nothing

    ほとんど何も〜ない

類義語との違い

almost: ほとんど・もう少しでそうなるときに使う
nearly: ほぼ同じ意味。量や時間に使うことが多い
about: およそ・だいたい。数や量の表現でよく使う
hardly: ほとんど~ない。否定と一緒に使う

英英

Very close to being or happening, but not completely.

語源

almostは、古英語の eall(すべて)と mǣst(最も)が合わさった語で、もともと「ほとんどすべて」を指し、やがて短くなって「ほとんど」の意味になった

コラム

  • almostは数詞や形容詞の前に置いて「ほとんど〜」と程度を弱めるため、語の位置を見るとどの範囲がぼやけるかがわかりやすい。

mostly

móus(t)li

意味

mostlyのイラスト

例文

The people here are mostly students.

ここにいる人の大部分は学生だ。

コアイメージ

大きな塊の中に小さな例外が混じっている

関連語

使い方

  • mostly because

    主に〜だから

  • mostly for

    主に〜のために

類義語との違い

mostly: 大部分は、全体の多くがそうであること
mainly: 主に、主要な要素や原因を示す
usually: ふつうは、習慣や頻度を示す
generally: 一般に、例外を含む広い傾向

英英

Used to describe a situation where a large number of people, things, or events are included, but not all.

語源

mostlyは、most(大部分、またはいちばん多い)に副詞を作る接尾辞-lyがついて「大部分は」を表す語。

コラム

  • most(形容詞)とmostly(副詞)は混同しやすく、mostは名詞を修飾して「ほとんどの〜」を作り、mostlyは動作や状態の割合を表す語で使い方が異なる

practically

prǽktikəli

意味

practicallyのイラスト

例文

The new software is practically bug-free.

その新しいソフトはほとんどバグがない。

コアイメージ

理論でなく実際の状態や効果がほとんどそうであることを示す

関連語

使い方

  • practically all

    ほぼすべての

  • practically none

    ほとんどない

類義語との違い

practically: 実質的にほぼそうである状態を表す
actually: 誤解を正すときに事実を示す語
virtually: 実質的にほぼそうであることを示す語で書き言葉で多い
nearly: 数量や程度が達していない『ほとんど』を示す

英英

Nearly or almost; in actual practice or effect rather than in theory.

語源

practicallyは、ギリシャ語のpraktikos(行う)→ラテン語→古フランス語を経て英語のpracticalになり、そこに-lyが付いて「実際には」となった

コラム

  • 強い断定を避けたいときに使われるため、話者の確信の程度を和らげて『実質的にはほぼ〜』と伝える場面がある

nearly

níərli

意味

nearlyのイラスト

例文

He ate nearly all the snacks.

彼はお菓子をほぼ全部食べてしまった。

コアイメージ

到達や完成が間近で、残りがごくわずかしかない状態

関連語

使い方

  • nearly all

    ほとんどの

  • nearly always

    ほとんどいつも

  • nearly as many

    ほぼ同数の

類義語との違い

nearly: ほぼ。目標まで少し足りないことを示す
almost: ほとんど同じ意味。わずかに足りない感じ
about: およそ。数や時間の大まかな見当を示す

英英

Almost, but not completely.

語源

nearlyは、near(近い)+接尾語-lyの合成で、空間の「近い」から程度の「ほぼ」「ほとんど」を表す言葉に転じた

コラム

  • nearlyは「ほぼ」「もう少しで~」の意味で、数や時間でよく使う(例:nearly 100=ほぼ100、nearly three hours=ほぼ3時間)

virtually

və́ːrtʃuəli

意味

virtuallyのイラスト

例文

Her painting is virtually completed.

彼女の絵はほとんど完成している。

コアイメージ

実際には完全でないが、見た目や働きはほぼ同じである状態

関連語

使い方

  • virtually all

    ほとんどすべて

  • virtually impossible

    ほとんど不可能な

  • virtually no

    ほとんどない

類義語との違い

virtually: 見た目や結果はほぼ同じだが厳密には違う
almost: 欠けは小さく、ほぼ完全を表す
nearly: 時間的に直前で『ほとんど〜』の感覚

英英

Almost completely; in a way that is very close to being true or real, but not exactly.

語源

virtuallyは、形容詞virtual(本質的・実質的)に副詞を作る-lyがついてできた語で、本来は「実質的に」という意味が縮まり「ほとんど」を表すようになった

コラム

  • 文法的には副詞で動詞や形容詞を修飾し、The work is virtually finishedのようにbe動詞+virtually+過去分詞で『事実上終わっている』と表す

all but

ɔl-bət

意味

all butのイラスト

例文

The project was all but finished.

プロジェクトはほとんど完成していた。

コアイメージ

ごくわずかな例外を除いて、ほぼすべてに当てはまる状態。

類義語との違い

all but: ~の直前に置いて完成や状態のほぼ達成を示すイディオム
almost: 一般的に使える『ほとんど』で、文中の位置が自由な場合が多い
nearly: 数値や段階に近いことを示す表現で、具体性が高い

英英

almost entirely; very close to being something or happening, but not quite.

語源

all butは、all=すべて、but=〜を除く、を並べた形。全体から一部を除くイメージで、残りがほとんどであることを表す

コラム

  • all but は動詞や形容詞の直前に置かれて動作や状態の完成に近いニュアンスを作ることが多く、"all but finished" のような表現は『ほとんど完成している』と解釈される。

例文

The plan worked, for the most part, but a few issues remained.

その計画は概してうまくいったが、いくつか問題が残った。

コアイメージ

物事の大きな割合に当てはまり、例外を含みつつ全体的傾向を示す

英英

Generally; true for the majority of cases or parts, allowing for some exceptions.

語源

for the most partは、for+the most+partという語の組み合わせで文字通り「最も多い部分について」を表し、そのまま「全体としては・概して」の意味で定着した

コラム

  • 全体的な傾向を示して例外を含むことを伝える表現で、文中で挿入句として用いられることが多い

例文

I'm just about finished with the report.

報告書はほとんど終わった。

コアイメージ

出来事や完了が間近で今にも起こりそうな状態を指し、ほとんどが成立しつつあることを表す

英英

Used to say that something is on the verge of happening or nearly finished; very close to a particular state or action.

語源

just aboutは、just(ちょうど・ただ)とabout(およそ)の合成で、口語で『ほとんど・もう少しで』という近接を表す語句として用いられる。

コラム

  • 'ほとんど'を短く表す一方、'just about to' は '今にも〜するところだ' として別の構文で使われる

例文

The project is pretty much finished.

そのプロジェクトはほとんど終わっている。

コアイメージ

ほとんど完全に終わっている、ほぼ達成されているという完了に近い状態を指す

英英

Indicates that something is nearly complete or effectively finished, conveying that only minor details may remain.

語源

pretty muchは、pretty(元来「かなり」などの程度を表す語)とmuch(多く)の組み合わせから生じ、合わせて「大部分においてそうである」という意味で慣用化した表現である。

コラム

  • 会話で「ほとんど〜だ」と手短に伝える際に使われ、文脈によっては「それでほぼ終わりだ」という結論を示す働きをするため、発話での締めくくり表現としても用いられる

例文

The task was well-nigh impossible without their help.

その仕事は彼らの助けがなければほとんど不可能だった。

コアイメージ

ほとんどを表し、特に形容詞や過去分詞を強めて「ほとんど〜だ」という意味を作る副詞

英英

Almost; used especially before adjectives or participles to indicate that something is nearly the described state (for example, nearly impossible).

語源

well-nighは、well(十分に、完全に)とnigh(近い)が合わさって「十分に近い=ほとんど」の意味に発展した合成語で、構成が語義に直結している。

コラム

  • 形容詞や過去分詞と共に用いられることが多く、well-nigh impossibleのように事柄の程度を強調する表現となる。

「ほとんど」のレベル別の例文

「ほとんど」を英語にするときのよくある間違い

  • × I almost all understand it.

    ○ I understand almost all of it.

    almost all は名詞や代名詞を修飾するため、位置と of の使い方に注意します。

  • × Almost people agreed.

    ○ Almost everyone agreed.

    almost は通常、people のような複数名詞を直接修飾しません。

「ほとんど」の英語についてよくある質問

Q. 「ほとんど」を英語で一言で言うと?
最も一般的なのは almost です。数・量・程度・動作など、幅広い場面で使えます。
Q. almost と nearly の違いは?
意味はほぼ同じですが、nearly は数や時間、完了間近の状態でよく使われます。迷ったときは、より幅広く使える almost が一般的です。
Q. 「ほとんど」をビジネス英語でどう言う?
通常は almost または nearly で自然です。「事実上ほぼ」という意味を強調する場合は、virtually や practically も使えます。
Q. almostの読み方や発音をカタカナで知りたいです。
カタカナでは「オールモウスト」または「オールモスト」と読みます。発音記号はアメリカ英語で /ɔːl.moʊst/、イギリス英語で /ɔːl.məʊst/ です。最初の「オー」を長めに発音し、「ル」は舌先を上前歯の裏につけて軽く発音します。後ろの「モウスト」に強くアクセントを置くのが自然に聞こえるポイントです。
Q. 「ほとんど」を意味するalmostとmostの違いは?
almostは「あと少しで100パーセントに達する状態」を表し、mostは「過半数や大部分の割合」を表します。品詞も異なり、副詞のalmostは名詞を直接修飾できません。そのため「ほとんどの人」はmost peopleまたはalmost all peopleと言います。文法上almost peopleとは言えない点に注意しましょう。
Q. almostは副詞ですが、文法上の語順ルールは?
almostは副詞なので動詞、形容詞、別の副詞、または数量詞を修飾します。名詞を直接修飾できないため、名詞と使うときはall、every、noなどを挟んでalmost all studentsのように表現します。動詞を修飾する場合は一般動詞の前、be動詞や助動詞の後に置くのが基本です。例文:I am almost done.(ほとんど終わりました。)
Q. 「ほとんど〜ない」と否定したいときの英語は?
hardly、rarely、barelyなどの準否定語を使うか、almost noやalmost neverを使います。hardlyは程度が「ほとんど〜ない」、rarelyは頻度が「滅多に〜ない」を表します。これらは単語自体に否定の意味が含まれるため、notは重ねて使いません。例文:I hardly know him.(私は彼のことをほとんど知りません。)
Q. 「ほとんどない」のlittleとfewの違いは?
数えられない名詞にはlittle、数えられる名詞の複数形にはfewを使います。どちらも冠詞のaを付けない場合に「ほとんどない」という否定的なニュアンスになります。例文:There is little water left.(水はほとんど残っていません。)に対して、There are few mistakes.(ミスはほとんどありません。)のように使い分けます。
Q. 「almost」と「most」の違いと使い分けは?
品詞と意味の捉え方が異なります。mostは形容詞や代名詞で「大部分の」「過半数」という割合を表し、most people(大部分の人)のように名詞を修飾できます。一方、almostは副詞で「もう少しで100%」という達成度や近さを表すため、名詞を直接修飾できず、almost all peopleのようにallなどを挟んで表現します。
Q. 「〜のほとんど」は英語でどう言いますか?
「most of the +名詞」や「almost all of +名詞」と表します。特定のグループの大部分を指す場合はtheを付けてMost of the students passed.(その生徒たちのほとんどが合格した)と言います。一方、世間一般の不特定多数を指すときはtheを省き、Most students study hard.(ほとんどの生徒はよく勉強する)とします。
Q. 「almost」の発音やカタカナ表記は?
発音記号は/ˈɔːl.moʊst/で、カタカナでは「オールモウスト」や「オールモスト」と読まれます。最初の「all」の部分にアクセント(強勢)があり、長めに「オール」と発音します。語尾の「most」は「モスト」と短く切るよりも、二重母音を意識して「モウスト」と発音すると自然な英語に近付きます。
Q. 「ほとんど〜ない」はどう英語で表現しますか?
hardlyやbarely、rarelyなどの準否定語を使います。これらはnotを伴わずに「ほとんど〜ない」を意味します。語順は一般動詞の前、be動詞や助動詞の後ろです。例えばI hardly know him.(彼のことはほとんど知らない)やThere was barely enough time.(時間はほとんど残っていなかった)のように表現します。
Q. 「ほとんど終わった」は英語で何と言いますか?
I am almost done. や It is almost finished. と表現します。作業の完了間近を表すには副詞almostが最適です。日常会話ではWe are almost there.(目的地にほとんど着いた、もう少しで完了する)やI am almost ready.(準備がほとんどできた)なども頻出の定番フレーズです。

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