ほとんど
「ほとんど」の英語
「ほとんど」は英語で almost と言います。数や程度、完了間近には nearly、全体の大部分には mostly が自然です。practically や virtually は「事実上ほぼ」という硬めの表現です。
「ほとんど」の英語の使い分け
数・量・程度・動作など幅広く使える、まず覚える表現です。
人や物の構成・内容の大部分を占めるときに使います。
数や時間、完了間近を「ほぼ」と言うときに自然です。
「実質的にはほぼ」と述べる、やや硬めの表現です。
例文
コアイメージ
残りがわずかで、完了や到達に小さな不足がある状況
使い方
類義語との違い
almost:
ほとんど・もう少しでそうなるときに使う
nearly:
ほぼ同じ意味。量や時間に使うことが多い
about:
およそ・だいたい。数や量の表現でよく使う
hardly:
ほとんど~ない。否定と一緒に使う
英英
Very close to being or happening, but not completely.
語源
almostは、古英語の eall(すべて)と mǣst(最も)が合わさった語で、もともと「ほとんどすべて」を指し、やがて短くなって「ほとんど」の意味になった
コラム
- almostは数詞や形容詞の前に置いて「ほとんど〜」と程度を弱めるため、語の位置を見るとどの範囲がぼやけるかがわかりやすい。
例文
コアイメージ
大きな塊の中に小さな例外が混じっている
関連語
使い方
-
mostly because
主に〜だから
-
mostly for
主に〜のために
類義語との違い
mostly:
大部分は、全体の多くがそうであること
mainly:
主に、主要な要素や原因を示す
usually:
ふつうは、習慣や頻度を示す
generally:
一般に、例外を含む広い傾向
英英
Used to describe a situation where a large number of people, things, or events are included, but not all.
語源
mostlyは、most(大部分、またはいちばん多い)に副詞を作る接尾辞-lyがついて「大部分は」を表す語。
コラム
- most(形容詞)とmostly(副詞)は混同しやすく、mostは名詞を修飾して「ほとんどの〜」を作り、mostlyは動作や状態の割合を表す語で使い方が異なる
例文
コアイメージ
理論でなく実際の状態や効果がほとんどそうであることを示す
関連語
使い方
-
practically all
ほぼすべての
-
practically none
ほとんどない
類義語との違い
practically:
実質的にほぼそうである状態を表す
actually:
誤解を正すときに事実を示す語
virtually:
実質的にほぼそうであることを示す語で書き言葉で多い
nearly:
数量や程度が達していない『ほとんど』を示す
英英
Nearly or almost; in actual practice or effect rather than in theory.
語源
practicallyは、ギリシャ語のpraktikos(行う)→ラテン語→古フランス語を経て英語のpracticalになり、そこに-lyが付いて「実際には」となった
コラム
- 強い断定を避けたいときに使われるため、話者の確信の程度を和らげて『実質的にはほぼ〜』と伝える場面がある
例文
コアイメージ
到達や完成が間近で、残りがごくわずかしかない状態
関連語
使い方
類義語との違い
nearly:
ほぼ。目標まで少し足りないことを示す
almost:
ほとんど同じ意味。わずかに足りない感じ
about:
およそ。数や時間の大まかな見当を示す
英英
Almost, but not completely.
語源
nearlyは、near(近い)+接尾語-lyの合成で、空間の「近い」から程度の「ほぼ」「ほとんど」を表す言葉に転じた
コラム
- nearlyは「ほぼ」「もう少しで~」の意味で、数や時間でよく使う(例:nearly 100=ほぼ100、nearly three hours=ほぼ3時間)
例文
コアイメージ
実際には完全でないが、見た目や働きはほぼ同じである状態
関連語
使い方
-
virtually all
ほとんどすべて
-
virtually impossible
ほとんど不可能な
-
virtually no
ほとんどない
類義語との違い
virtually:
見た目や結果はほぼ同じだが厳密には違う
almost:
欠けは小さく、ほぼ完全を表す
nearly:
時間的に直前で『ほとんど〜』の感覚
英英
Almost completely; in a way that is very close to being true or real, but not exactly.
語源
virtuallyは、形容詞virtual(本質的・実質的)に副詞を作る-lyがついてできた語で、本来は「実質的に」という意味が縮まり「ほとんど」を表すようになった
コラム
- 文法的には副詞で動詞や形容詞を修飾し、The work is virtually finishedのようにbe動詞+virtually+過去分詞で『事実上終わっている』と表す
例文
コアイメージ
ごくわずかな例外を除いて、ほぼすべてに当てはまる状態。
類義語との違い
all but:
~の直前に置いて完成や状態のほぼ達成を示すイディオム
almost:
一般的に使える『ほとんど』で、文中の位置が自由な場合が多い
nearly:
数値や段階に近いことを示す表現で、具体性が高い
英英
almost entirely; very close to being something or happening, but not quite.
語源
all butは、all=すべて、but=〜を除く、を並べた形。全体から一部を除くイメージで、残りがほとんどであることを表す
コラム
- all but は動詞や形容詞の直前に置かれて動作や状態の完成に近いニュアンスを作ることが多く、"all but finished" のような表現は『ほとんど完成している』と解釈される。
例文
コアイメージ
物事の大きな割合に当てはまり、例外を含みつつ全体的傾向を示す
英英
Generally; true for the majority of cases or parts, allowing for some exceptions.
語源
for the most partは、for+the most+partという語の組み合わせで文字通り「最も多い部分について」を表し、そのまま「全体としては・概して」の意味で定着した
コラム
- 全体的な傾向を示して例外を含むことを伝える表現で、文中で挿入句として用いられることが多い
例文
コアイメージ
出来事や完了が間近で今にも起こりそうな状態を指し、ほとんどが成立しつつあることを表す
英英
Used to say that something is on the verge of happening or nearly finished; very close to a particular state or action.
語源
just aboutは、just(ちょうど・ただ)とabout(およそ)の合成で、口語で『ほとんど・もう少しで』という近接を表す語句として用いられる。
コラム
- 'ほとんど'を短く表す一方、'just about to' は '今にも〜するところだ' として別の構文で使われる
例文
コアイメージ
ほとんど完全に終わっている、ほぼ達成されているという完了に近い状態を指す
英英
Indicates that something is nearly complete or effectively finished, conveying that only minor details may remain.
語源
pretty muchは、pretty(元来「かなり」などの程度を表す語)とmuch(多く)の組み合わせから生じ、合わせて「大部分においてそうである」という意味で慣用化した表現である。
コラム
- 会話で「ほとんど〜だ」と手短に伝える際に使われ、文脈によっては「それでほぼ終わりだ」という結論を示す働きをするため、発話での締めくくり表現としても用いられる
例文
コアイメージ
ほとんどを表し、特に形容詞や過去分詞を強めて「ほとんど〜だ」という意味を作る副詞
英英
Almost; used especially before adjectives or participles to indicate that something is nearly the described state (for example, nearly impossible).
語源
well-nighは、well(十分に、完全に)とnigh(近い)が合わさって「十分に近い=ほとんど」の意味に発展した合成語で、構成が語義に直結している。
コラム
- 形容詞や過去分詞と共に用いられることが多く、well-nigh impossibleのように事柄の程度を強調する表現となる。