モチタンドイツ語辞典 › ドイツ語フレーズ集 › ○○はドイツ語で何て言う? › すいません

「すいません」はドイツ語で何と言う?
言い方10通りと場面別の使い分け
ドイツ語で最も万能な「すいません」は Entschuldigung です。ただし、日本語の「すいません」のように呼び掛け・謝罪・感謝を1語ですべてカバーできる表現はドイツ語には存在しません。
相手との距離感や、道を聞く・ミスを詫びる・人混みを通り抜けるといった具体的な場面に応じて、適切なフレーズを使い分ける必要があります。
「すいません」のドイツ語の言い方(10通り)
丁寧|店員に・呼掛け|すみません
店員を呼ぶときや目上の人に話しかける際に最も丁寧な表現です。語尾を少し上げて発音すると柔らかい印象を与えられます。飲食店で注文したいときに最適です。
丁寧|見知らぬ人に|すみません
街中で見知らぬ大人に声をかける標準的な丁寧表現です。落とし物を教えたいときや、公の場で少し注意を引きたいときに、失礼なく自然に使えます。
ふつう|軽い謝罪に|すみません
名詞単体の形で、軽く肩がぶつかったときなどの日常的な謝罪や軽い声掛けに使います。友人同士から一般的な大人の会話まで幅広く通用する基本フレーズです。
丁寧|質問の前置き|すみません、〜があります。
見知らぬ人や係員に質問を切り出す際の前置きです。後ろに具体的な疑問を続けて使います。唐突さを和らげ、用件を丁寧に伝えることができます。
ふつう|言い直すとき|すみません、私が言いたかったのは〜です。
会話中に言い間違いをした際、「すいません、〜という意味でした」と訂正するときに使います。同僚や知人との会話で即座に誤解を解くのに便利です。
丁寧|会議で割込み|すみません、少しお話をさえぎってもよろしいですか?
会議や打ち合わせで発言に割り込む際の丁寧な定型句です。「すいません、少し口を挟んでもよろしいですか?」という意味で、ビジネスシーンで重宝します。
丁寧|道を尋ねる|すみません、〜はどこにありますか?
道案内をお願いするときの定番表現です。いきなり尋ねるのではなく、冒頭にこの丁寧なワンクッションを置くことで、見知らぬ人にも快く対応してもらえます。
丁寧|聞き返すとき|すみません、〜をもう一度繰り返していただけますか?
相手の言葉が聞き取れず、「すいません、もう一度言っていただけますか?」と聞き返す丁寧な表現です。語学学習中にも非常に役立つ必須フレーズです。
ふつう|混雑した場所|すみません、通らせてください!
混雑した電車内や通路を通り抜けたいときに使います。「すいません、通してください!」というニュアンスで、急いでいるときも礼儀を保ちつつ意思を伝えられます。
ふつう|ミスを謝る|すみません、それは〜でした。
自分のミスに気づいて「すいません、それは私のミスでした」などと認めて謝る表現です。過失を素直に謝罪する誠実な態度を示すことができます。
場面別の使い分け
| 場面 | おすすめの言い方 | ひとこと |
|---|---|---|
| レストランで店員を呼ぶ | Entschuldigen Sie bitte. | 最も丁寧で好印象を与える声掛け |
| 通りすがりの人に道を聞く | Entschuldigen Sie, wissen Sie, wo ~ ist? | 丁寧な前置きで質問しやすくなる |
| 人と軽くぶつかった | Entschuldigung. | とっさの軽い謝罪に最適 |
| 混んだ電車を降りたい | Entschuldigen Sie, ich muss durch! | 通してほしい意思をはっきり伝える |
| 相手の話を聞き返したい | Entschuldigung, könnten Sie ~ wiederholen? | 聞き取れなかったときに失礼なく頼める |
| 会議で発言を挟みたい | Entschuldigung, darf ich kurz unterbrechen? | ビジネスで角を立てずに割り込む表現 |
ドイツ語では「謝罪」なのか「呼び掛け」なのかによって動詞の形や添える言葉が変わります。見知らぬ大人相手には敬称 Sie を含む表現を選び、軽いお詫びなら名詞の Entschuldigung を使うのが基本です。
直訳が通じない理由・よくある間違い
日本語の「すいません」は感謝・謝罪・呼び掛けの3役を担いますが、ドイツ語にはこれらを1語で表す単語はありません。場面ごとに発想を切り替える必要があります。
- 感謝の場面で謝罪を使う:プレゼントや親切を受けた際に Entschuldigung と言うと不自然です。感謝には必ず Danke を使います。
- 店員にいきなり Hallo と大声で叫ぶ:親しい間柄以外では無礼に聞こえることがあるため、Entschuldigen Sie bitte. が適切です。
- すべて英語の Sorry で済ませる:意味は通じますが、公の場やビジネスではドイツ語の表現を使うほうが丁寧で誠実な印象を与えます。
言われたときの返事
- Kein Problem. — 問題ありません。(日常会話で最も一般的)
- Macht nichts. — 気にしないで。(軽いミスを許すとき)
- Schon gut. — 大丈夫ですよ。(とっさのフォロー)
- Bitte sehr. — どうぞ。(道を譲るときや呼び掛けに応じるとき)
- Ja, bitte? — はい、何でしょうか?(店員が客に応対するとき)
ゲームで覚える
よくある質問
- Q. 「すいません」はお礼の時も使える?
- 感謝の意味で「すいません」と言いたいときは、Entschuldigung ではなく Danke(ありがとう)を使うのがドイツ語のルールです。恐縮の意味を込めて謝罪言葉を使う習慣はありません。
- Q. 友人相手の砕けた言い方はある?
- 親しい友人に対しては、敬称の Sie ではなく親称の du を用いて Entschuldige と言います。また、若者の間では英語由来の Sorry も日常的に広く使われています。
- Q. ドイツの飲食店で店員を呼ぶコツは?
- ドイツの飲食店では大声で呼ぶのはマナー違反とされます。店員とアイコンタクトを取りつつ、軽く手を挙げて Entschuldigen Sie bitte. と落ち着いて声をかけるのがスマートです。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部
声に出して言えるようにするなら、会話アプリ「モチスピ」ドイツ語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す