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「失礼しました」は英語で何と言う?
言い方8通りと場面別の使い分け
ちょっとしたミスへの「失礼しました」なら、まずは Sorry about that. が最も無難でよく使われます。
ただし日本語の「失礼しました」は謝罪だけでなく、退席や会話への割り込みなど多岐にわたるため、直訳できる単一の英語表現はありません。「何に対して失礼なのか」を意識し、状況に応じて表現を使い分けることが重要です。
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「失礼しました」の英語の言い方(8通り)
ふつう|会話を遮る|途中で失礼します。
丁寧|席を外すとき|〜の間、ちょっと失礼してもいいですか?
ふつう|話に割り込む|話の途中で失礼ですが〜。
他人の会話に割り込んで意見を述べたいときに適した口語表現です。同僚同士の打ち合わせなどで役立ちます。割り込み自体は失礼にあたるため、前置きとして軽く添えてから本題に入りましょう。
丁寧|会議で割り込む|途中で失礼します。
会議や改まった場で発言を挟む際に使うフォーマルな表現です。上司やクライアントがいる場でも失礼になりません。Pardon the interruption, but may I add something?と続けます。
丁寧|丁寧に退席|失礼します。
会議室を出るときや、会話の輪から離れる際に使える非常に丁寧な決まり文句です。語尾を少し下げて言うと自然です。同席者に軽く会釈しながら告げると、スマートに退席できます。
丁寧|行動をわびる|〜 のことで失礼します。
丁寧|改まってわびる|失礼いたします。
相手に不快感を与えたかもしれない場面で、改まって謝意を伝えるフォーマルな表現です。日常会話というよりは、接客やビジネスの公式なやり取りで礼儀正しさを保ちたいときに適しています。
カジュアル|軽い失敗の後
言い間違いや軽いぶつかりなど、些細なミスに対して即座に口にする最もカジュアルな表現です。友人同士はもちろん、オフィスの同僚間でも頻繁に使われます。深刻なミスには不向きです。
場面別の使い分け
| 場面 | おすすめの言い方 | ひとこと |
|---|---|---|
| 他人の会話に割り込む | Sorry to interrupt. | 同僚や一般的な場面に最適 |
| 会議で発言を挟む | Pardon the interruption. | ビジネスシーン向けの丁寧な表現 |
| 打ち合わせから中座する | Could you excuse me for ~? | 電話対応などで一時退出するとき |
| 会合を途中で退席する | If you'll excuse me. | 会食や商談でのスマートな退席 |
| ちょっとした言い間違い | Sorry about that. | 軽い非を認めるカジュアルな表現 |
| マナーの不備を丁寧に詫びる | Pardon me for ~. | フォーマルな謝罪に使う |
英語圏では「失礼」という抽象的な感覚よりも、「会話を遮る(interrupt)」「場を外れる(excuse)」「過ちを詫びる(sorry / pardon)」のように、具体的な行為に焦点を当てて言葉を選びます。今自分が何をしようとしているのかを行動基準で考えると迷いません。
直訳が通じない理由・よくある間違い
日本語の「失礼しました」は万能ですが、英語では場面ごとに明確な言語化が求められます。よくある誤解には以下のようなものがあります。
- 「失礼=rude」と直訳してしまう: I was rude. と言うと「自分はひどく無礼な人間だった」と深刻に反省している響きになり、単なる中座や軽いミスには不自然です。
- 退席時に I'm sorry. だけを言う: 謝罪の必要がない場面で sorry を繰り返すと、自信がなさそうに見えたり不必要な違和感を与えたりします。中座には excuse を使いましょう。
I was rude.
- 「失礼=rude」と直訳した表現
- 「自分はひどく無礼だった」と深刻に響く
- 単なる中座や軽いミスには不自然
退席時の I'm sorry.
- 中座の際にsorryを繰り返す誤用
- 謝罪不要な場面で不自然な違和感を与える
- 中座にはexcuseを使うのが適切
日本語の感覚で直訳した際に生じる不自然さと注意点です。
言われたときの返事
- No problem at all. — まったく問題ありませんよ。
- Sure, go ahead. — ええ、どうぞ(発言や中座を促すとき)。
- That's quite alright. — どうぞお気になさらず。
- Take your time. — ごゆっくりどうぞ(急用で席を外す相手へ)。
まったく問題ありませんよと伝える返し方。
発言や中座を「どうぞ」と促すときの返答。
「どうぞお気になさらず」と伝える表現。
急用で席を外す相手へ「ごゆっくり」と促す。
相手の発言や状況に応じた適切な返信フレーズです。
状況別で迷わない!「失礼しました」の英語早見表と3大基本表現の使い分け
日本語の「失礼しました」に対応する英語表現は、相手との関係性や発生した出来事の重さによって明確に分かれます。まずは代表的な基本表現の立ち位置を早見表で確認しましょう。
| 表現 | 読みの目安 | ニュアンス | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| Excuse me. | エクスキューズ ミー | 軽微な非礼に対する配慮(現在形) | 人にぶつかった瞬間、咳が出たとき、注意を引くとき |
| I'm sorry. | アイム ソーリー | 自身の過失に対する個人的な謝罪 | 相手に迷惑をかけたとき、約束を破ったとき |
| My apologies. | マイ アポロジーズ | 改まった敬語表現(フォーマル) | ビジネスの打ち合わせ、顧客や上司への対応 |
| My mistake. | マイ ミステイク | 自分の勘違いを認める表現 | 会話での言い間違い、数値や日時の訂正 |
| My bad. | マイ バッド | 非常にくだけた「失礼!」「すまん」 | 気心の知れた同僚や友人との日常会話 |
特に重要なのが Excuse me.、I'm sorry.、My apologies. の3つの使い分けです。Excuse me. は「失礼します」「失礼しました」の両方に使える現在形の表現で、物理的な接触や咳、くしゃみなど、その場で生じた軽い非礼に対して咄嗟に使います。過去形にして Excuse me. を崩す必要はありません。
一方、ミスにより相手へ実害や不快感を与えた場合は I'm sorry. を使います。さらに改まったビジネス文書や取引先との会話では、I'm sorry. よりも My apologies. や動詞を用いた I apologize. を選ぶことで、大人のビジネスマナーにふさわしい誠意が伝わります。
会話での言い間違い・聞き間違いをスマートに訂正する英語フレーズ
会議や商談中に数字や日付を言い間違えたり、相手の発言を聞き違えたりしたときは、慌てずに定型表現を使ってその場で訂正しましょう。ネイティブスピーカーが会話で頻繁に使うのは My mistake. や I meant...(〜という意味でした)です。
また、訂正した後に気まずい沈黙を作らず、スムーズに本来の話題へ復帰するための「つなぎフレーズ」をセットで覚えておくと便利です。Moving on(話を先に進めましょう)や As I was saying(先ほど申し上げていた通り)を添えることで、スマートに会話を進行できます。
言い間違いを訂正して本題に戻る会話例
A: The deadline for this project is next Tuesday. Ah, my mistake, I meant next Thursday.
(このプロジェクトの締め切りは来週の火曜日です。あ、失礼しました、来週の木曜日の間違いでした。)
B: Understood. Thursday gives us plenty of time.
(承知しました。木曜日なら十分な時間がありますね。)
A: Thank you. As I was saying, let's look at the resource allocation next.
(ありがとうございます。先ほど申し上げていた通り、次は人員の配置について見ていきましょう。)
B: Sure, let's go over it together.
(ええ、一緒に確認しましょう。)
発音のコツとして、My mistake.(マイ ミステイク)は文頭の「マイ」に弱めのアクセントを置き、後半の「テイク」を歯切れよく発音すると、ミスを引きずらず前向きに訂正する自然な響きになります。
ビジネスメールで使える「大変失礼いたしました」のリカバリー定型文
ビジネスメールにおいて、ファイルの添付漏れや宛先間違い、連絡の遅延が発生した際は、言い訳を並べずに非を認め、迅速に正しい情報を提供するリカバリー構成が求められます。メールでは口語的な Sorry about that. は避け、apology や oversight(見落とし)を用いた表現を使用します。
ファイルの添付漏れを再送する場合
Please accept my apologies for the oversight. I have attached the file to this email.
(不手際がございまして大変失礼いたしました。本メールにファイルを添付いたしました。)
記載内容や数値を訂正する場合
Apologies for the confusion in my previous email. Please refer to the updated figures below.
(先ほどのメールに分かりにくい点があり大変失礼いたしました。下記の更新された数値をご参照ください。)
英語のビジネスメールでは、謝罪の言葉を長々と重ねるよりも、Please accept our apologies for...(〜について深くお詫び申し上げます)で端的に誠意を示し、直後に相手が取るべき対応や最新情報を明記することが信頼回復につながります。
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よくある質問
- Q. メールでの「失礼いたしました」はどう書く?
- 内容によりますが、返信遅れなら Thank you for your patience.、添付忘れの再送なら Please find the attached file, apologies for the confusion. のように、感謝や具体的な状況説明に変えて書くのが一般的です。
- Q. 電話を切るときの「失礼します」は何と言いますか?
- 英語には電話を切る直前の「失礼します」にあたる表現はありません。Thank you for your time.(お時間ありがとうございました)や Have a great day.(良い一日を)、Goodbye. で締めくくるのが自然です。
- Q. くしゃみをした後の「失礼」は英語で何ですか?
- くしゃみをした本人は Excuse me. と言うのがマナーです。周囲の人が Bless you.(お大事に)と声をかけてくれた場合は、Thank you. と返します。
- Q. 「My bad」はビジネスシーンで使っても問題ありませんか?
- 「My bad」は非常にカジュアルなスラング寄りの表現です。親しい同僚との軽い雑談やチャットでちょっとしたミスを認める際(「あ、私のミス!失礼!」程度)には使えますが、上司やクライアント、公式な会議・メールでは軽薄な印象を与えるため使用を避けてください。
- Q. 英語で「失礼しました(過去)」と「失礼します(現在)」はどう使い分けますか?
- 英語では日本語のように時制の語尾(〜します/〜しました)だけで使い分けるのではなく、行為そのものに合わせて表現を選びます。退室や中座などの「失礼します」は「If you'll excuse me.」のように現在・未来の行動として述べ、言い間違いや非礼などの「失礼しました」は「My apologies.」や「Sorry about that.」のように出来事に対する謝意として表現します。
2026年10月16日更新・モチタン辞典編集部
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