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「こちらこそ」は英語で何と言う?
言い方7通りと場面別の使い分け
相手への感謝に「こちらこそ」と返すなら、最も無難で使いやすい英語は Thank you, too. です。
日本語の「こちらこそ」は1語で感謝・挨拶・謝罪など幅広い場面をカバーできますが、英語には1対1で対応する単語がありません。相手が述べた内容(お礼、良い週末の願い、初対面の挨拶など)に応じて、返す言葉を適切に選ぶ必要があります。
「こちらこそ」の英語の言い方(7通り)
ふつう|相手へのお礼に
相手からお礼を言われた際に「こちらこそありがとう」と返す標準的な表現です。同僚や知人など幅広い相手に使えます。発音時は you をやや強めに読むと、感謝を向け返すニュアンスが自然に伝わります。
- 02You too.
カジュアル|友人に・別れ際
- 03Likewise.
丁寧|同じ気持ちを返す
ふつう|気持ちに同意して
相手の好意や意見、感慨に対して「私も全く同じ気持ちです」と共感を伝える表現です。プロジェクトの成功を一緒に喜ぶ際や、別れを惜しむ場面などで使えます。落ち着いたトーンで誠意を伝えたいときに便利です。
- 05The pleasure is mine.
丁寧|感謝への返答に
「光栄なのはこちらのほうです」という意味の格調高い表現です。顧客や目上の人から感謝された際や、ビジネスの初対面で挨拶された際に重宝します。短く "My pleasure." と言うよりも改まった響きになります。
- 06It was my pleasure.
丁寧|お礼を言われて
手伝いや仕事に対して相手からお礼を言われた際に、「お役に立てて光栄でした」「どういたしまして」のニュアンスで返す丁寧な表現です。過去の行為に対する返答のため、過去形 was を使います。
- 07Same here.
カジュアル|友人に・同意して
「こちらもだよ」「同じく!」とカジュアルに共感や同意を返す口語表現です。友人同士の会話で、相手の感想や挨拶に相づちを打つ感覚で気軽に使えます。改まったビジネスの場では避け、くだけた会話で使いましょう。
場面別の使い分け
| 場面 | おすすめの言い方 | ひとこと |
|---|---|---|
| お礼を言われたとき | Thank you, too. | youを強調して「こちらこそ感謝しています」と伝える |
| 初対面の挨拶を返したいとき | Likewise. | 上品に「私にとっても光栄です」と返せる |
| 「良い一日を」と言われたとき | You too. | 別れ際の気軽な挨拶に最適 |
| 顧客から感謝されたとき | The pleasure is mine. | 「お役に立てて光栄です」と誠意を示す |
| 仕事の完了後にお礼を言われたとき | It was my pleasure. | 「喜んでお手伝いしました」という丁寧な返答 |
| 友人と気持ちを共有したいとき | Same here. | 「私も同じだよ」と親近感を込めて返す |
迷ったときは、相手の言葉に "too" を添えて返すか、フォーマルなら "Likewise." や "My pleasure." を選ぶと失敗しません。
直訳が通じない理由・よくある間違い
日本語の「こちらこそ」は主語をぼかして謙遜する便利な表現ですが、英語は「相手のどの言葉に同意・返答しているか」を明確にする言語です。そのため直訳の感覚で話すとすれ違いが起きます。
- This side too. と直訳してしまう: 物理的な「こちらの側」という意味になり、意図が全く通じません。
- Thank you に対して反射的に You too. とだけ返す: 「あなたもありがとう」という意味にはならず、不自然に聞こえる場合があります。お礼には Thank you, too. と言うか You're welcome. と返しましょう。
- Me too. の誤用: "Nice to meet you." に対して "Me too." と返すと「私も私に会えて嬉しい」という不自然な文法構造になります。挨拶の返答には You too. や Likewise. を使います。
直訳すると物理的な「こちらの側」という意味になり通じません。
感謝に単体で使うと不自然。Thank you, too.と返します。
Nice to meet youに使うと不自然。You too.等を使います。
直訳や反射的な返答を避け、相手の言葉に合わせた適切なフレーズを選びましょう。
言われたときの返事
- I really appreciate your help. — 本当に助かりました、ありがとうございます。
- It was great working with you. — ご一緒できて本当に良かったです。
- I hope to see you again soon. — また近いうちにお会いできるのを楽しみにしています。
- Have a wonderful trip! — 素敵なご旅行になりますように!
相手と場面で選ぶ「こちらこそ」の英語表現マトリクス
日本語の「こちらこそ」は一言で挨拶・感謝・謝罪のすべてに対応できますが、英語では「相手が何を言ったか」と「相手との関係性」によって選ぶべきフレーズが明確に分かれます。迷わず瞬時に返答できるよう、関係性と発話内容ごとの適切な表現を整理しました。
| 相手の発言 | 友人・カジュアル | 同僚・ビジネス標準 | 取引先・フォーマル |
|---|---|---|---|
| 初対面の挨拶 (Nice to meet you. など) | You, too. | Likewise. | It is a pleasure to meet you, too. |
| 感謝・お礼 (Thank you. など) | Right back at you! | Thank you, too. | I am the one who should say thank you. |
| 謝罪・お詫び (I'm sorry. など) | No worries at all. | I'm sorry as well. | I should be the one apologizing. |
フランクな間柄であれば短い定型表現でテンポよく返し、取引先や目上の相手には主語と動詞を省かない完全な文で返すことで、敬意と丁寧なニュアンスを保てます。
イントネーションや構文で強調する「こちらこそ」の英語表現
相手からの感謝に対して「いえいえ、お礼を言いたいのは私のほうです!」と気持ちを強く込めたい場合、英語では発音のアクセント(強勢)の位置を変えるか、特定の構文を用います。
日常会話で非常に効果的なのが、相手の Thank you. に対して No, thank YOU! と返すテクニックです。語尾の you を強く高く発音することで、「私ではなく、あなたにこそ感謝している」という方向の逆転を鮮明に伝えられます。
また、ビジネスシーンや改まったスピーチなどで格調高く感謝を向け返したいときは、「私の方こそ〜すべき」を意味する強調構文が適しています。
- I am the one who should say thank you.
(お礼を申し上げるべきなのは私の方です。) - I should be the one thanking you.
(感謝しなければならないのはこちらのほうです。)
友人同士のくだけた会話であれば、相手の好意的な言葉をそのまま打ち返す Right back at you!(そっくりそのまま返すよ!)という口語表現も自然です。
謝罪に「You too」は危険?誤解を招く「こちらこそ」の注意点
相手から I'm sorry.(ごめんなさい)と謝られた際、日本語の「こちらこそすみません」の感覚で You, too. と返してしまうミスには厳重な注意が必要です。
You, too. は「あなたもね」と相手の言葉をそのまま相手へ投げ返す働きをします。そのため謝罪に対して使うと、「あなたも謝りなさい」「あなたこそ悪い」という非難のニュアンスに聞こえてしまい、重大な誤解を招く恐れがあります。
トラブルやお詫びの場面で「こちらこそ申し訳ありませんでした」と伝えたい場合は、相手に責任を押し返さず、自分側の反省を述べる形をとりましょう。
- I'm sorry as well.
(私の方こそごめんなさい。) - No, I should be the one apologizing.
(いいえ、謝罪すべきなのは私の方です。) - It was my fault as well, I'm truly sorry.
(私にも落ち度がありました、本当に申し訳ありません。)
相手を責めるつもりがないときは、安易に too だけで済ませず、I'm sorry や apologizing をしっかり言葉に乗せることが重要です。
次に読む
- 「こちらこそありがとう」英語感謝に対して「こちらこそ」とメールで返信したいときに役立ちます。→
- 「どういたしまして」は英語で何と言う?お礼への返答として使い分けられる8通りの表現を確認できます。→
- 英語で「光栄です」の言い方初対面や褒め言葉に対して「こちらこそ光栄です」と返す方法が分かります。→
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よくある質問
- Q. ビジネスメールで「こちらこそ」はどう書く?
- メールでは Likewise. よりも完全な文が好まれます。お礼への返信なら "Thank you as well for your prompt response."、初対面なら "It is my pleasure to work with you." など具体的に感謝を述べると誠実です。
- Q. Nice to meet you に You too は失礼?
- 同僚やカジュアルな関係であれば全く問題ありません。ただし、目上の相手や重要顧客に対しては省略せずに "It's a pleasure to meet you, too." や "Likewise." と返すほうが丁寧な印象を与えられます。
- Q. お詫びに対して「こちらこそすみません」と言うには?
- "I should be the one apologizing."(謝るべきなのはこちらのほうです)や "No, I'm sorry." と表現します。感謝の返答とは異なり、自分側の非を認める言葉を直接補うのが自然です。
- Q. 「You're welcome」と「こちらこそ」はどう使い分けますか?
- You're welcome. は「どういたしまして」であり、相手からの感謝をそのまま受け止める返答です。一方、「こちらこそありがとう」と自分からも相手に感謝を返したい場合は、You're welcome. ではなく Thank you, too. や The pleasure is mine. を使います。
- Q. 「Right back at you」はどんな場面で使えますか?
- 親しい友人同士のカジュアルな会話で使われます。Have a nice day!(良い一日を!)や Thank you!(ありがとう!)など、相手からポジティブな言葉をかけられた際に「そっちこそね!」「そのままお返しするよ!」という意味で気さくに返せます。
2026年9月27日更新・モチタン辞典編集部
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