道化師

「道化師」の英語

「道化師」は英語で clown と言います。一般的なサーカスなどの道化師には clown が最適です。jester は宮廷道化師、Pierrot や harlequin は特定の舞台上の道化役を指し、buffoon は人をけなす意味にもなります。

「道化師」の英語の使い分け

英単語
コアイメージ
使い方 / 例文
clown
サーカスやパーティーなどで人を笑わせる、最も一般的な道化師です。
The clown waved to us outside the circus.
その道化師はサーカスの外で私たちに手を振りました。
Pierrot
白塗りの顔と白い衣装で知られる、舞台上の特定の道化役を指す語です。
The play introduced Pierrot as a silent figure.
その劇では、ピエロが無言の人物として登場しました。
Scaramouch
虚勢を張るが臆病で、舞台で滑稽な振る舞いをする道化役
The actor played Scaramouch in the commedia dell'arte production.
その俳優はコメディア・デッラルテの上演で道化師を演じた。
buffoon
道化師のほか、愚かな振る舞いをする人をけなす語にもなります。
The buffoon kept stumbling during the performance.
その道化師は演技中ずっとよろめいていました。
droll
控えめで奇妙な振る舞いがほのかな笑いを誘う
She wore a droll expression that hinted at a private joke.
彼女は内輪の冗談をほのめかす風変わりな表情をしていた。
harlequin
菱形模様の衣装で滑稽に振る舞う、舞台上の道化役を指します。
A harlequin entered the scene to surprise the audience.
道化役が観客を驚かせるために舞台へ入ってきました。
jester
中世の王宮で王や貴族を楽しませた道化師を指す、歴史的な語です。
The jester entertained the queen with a clever riddle.
その宮廷道化師は巧みななぞなぞで女王を楽しませました。
joker
山札に加えられ、他の札を代用したり特別な効果を持つ特殊なトランプ札ジョーカーを指す
He drew the joker from the deck and won the game.
彼は山札からジョーカーを引いてゲームに勝った。
merry andrew
祭や舞台でピエロのようにおどけて客を笑わせる道化師
At the village fair, she played the merry andrew and cheered the crowd.
村の祭で彼女は道化師を演じて群衆を喜ばせた。
motley fool
シェイクスピアなどの作品に登場する、色とりどりの衣装を着た宮廷の道化師をさす
The motley fool entertained the king with juggling.
道化師はジャグリングで王を楽しませた。
zany
観客の笑いを誘うために、わざと滑稽でばかげた振る舞いをする様子をさす
The comedian's zany antics kept the audience laughing all night.
そのコメディアンの道化じみたしぐさが観客を一晩中笑わせ続けた。

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例文

The clown at the party made everyone laugh.

その道化師はパーティーでみんなを笑わせた。

コアイメージ

表情や動きを誇張しておどけた役を演じる人

関連語

使い方

  • class clown

    クラスのお調子者

  • circus clown

    サーカスのピエロ

類義語との違い

clown: 派手な衣装と化粧で観客を笑わせる職業または役割
fool: 愚かで軽蔑的に使う一般語で職業性はない
joker: 冗談で周りを笑わせる人で職業とは限らない
entertainer: 観客を楽しませる職業・役割で範囲が広い

英英

A person who wears funny clothes, a red nose, and bright makeup to entertain others by doing silly things, often found at a circus. They may also make jokes or act in a humorous way.

語源

clownは、もともと田舎者や不器用な人を指した語が舞台で笑いを取る役に移り、やがてピエロ=おどけて人を笑わせる人の意味になった

コラム

  • clownは職業としてのピエロの意味のほか、比喩で人を道化者や間抜けと表すことがあり、フォーマルな場で人に対して使うと失礼になる可能性がある

例文

The smile of the Pierrot hid a sad, tired expression.

道化師の笑顔は悲しく疲れた表情を隠していた。

英英

a theatrical stock name for a white-faced, often melancholic clown figure originating in French pantomime and commedia dell'arte

語源

Pierrotは、フランス語の男性名Pierreの愛称形に由来し、18世紀以降白塗りの哀愁ある道化の名として定着した。

コラム

  • Pierrotは舞台上の固有名として用いられ、一般的なclownとは用法や含意が異なる。

例文

The actor played Scaramouch in the commedia dell'arte production.

その俳優はコメディア・デッラルテの上演で道化師を演じた。

コアイメージ

虚勢を張るが臆病で、舞台で滑稽な振る舞いをする道化役

英英

A boastful yet cowardly stock clown from the Italian commedia dell'arte, portrayed as a comic figure who brags but often fails to act bravely.

語源

Scaramouchは、イタリア語scaramucciaに由来し、commedia dell'arteで虚勢を張るが臆病な道化役として発展した呼称で、英語圏では人名や比喩としても使用される

コラム

  • 舞台上では虚勢と臆病さが対比される役柄で、歌詞や文学で劇的な人物像を表す引用例が知られている

例文

The buffoon made the children laugh with his colorful costume.

その道化師は色とりどりの衣装で子供たちを笑わせた。

コアイメージ

衣装や演技で人を笑わせる道化師と、愚かな振る舞いをする人の両方を指す語

英英

a clown or a ludicrous, foolish person whose behavior provokes ridicule

語源

buffoonは、イタリア語buffoneから派生し、buffare「吹く・はしゃぐ」に由来して人を笑わせる人物を指す語として定着した。

コラム

  • 道化師としての中立的な用法と、人をあざける意味での否定的な用法があり、文脈に応じてどちらの意味か判断する必要がある

例文

She wore a droll expression that hinted at a private joke.

彼女は内輪の冗談をほのめかす風変わりな表情をしていた。

コアイメージ

控えめで奇妙な振る舞いがほのかな笑いを誘う

英英

Amusing in an odd or whimsical way; unconventional and subtly comic.

語源

drollは、もともと道化師やおどけ者を指す名詞が起源で、のちに形容詞化して『風変わりでおかしな』という意味になった。

コラム

  • drollは控えめなユーモアや奇妙さを表す語で、例文のように表情や仕草の風変わりな面を描写する際に使われる

例文

The harlequin danced across the stage in a patched costume.

道化師が継ぎ当ての衣装で舞台を横切って踊った。

コアイメージ

舞台で継ぎ当ての衣装を着て滑稽に振る舞う道化師と、その衣装に見られる派手な菱形やまだら模様をさす

英英

A comic performer who wears colorful, patched clothing and entertains an audience through jokes, physical antics, or mimicry.

語源

harlequinは、イタリアの仮面喜劇の登場人物 Arlecchino に由来する語がフランス語を経て英語化され、舞台の道化師やその衣装の模様を指すようになった。

コラム

  • 道化師を表す語であると同時に衣装の菱形やまだらの派手な模様を意味することがあり、文脈によって人物か模様かを区別する必要がある

例文

The jester entertained the king with clever jokes.

道化師は巧妙な冗談で王を楽しませた。

コアイメージ

中世の宮廷で王や貴族を冗談や芸で楽しませる専門の道化師を指す

英英

a professional entertainer, originally in medieval courts, who amused royalty and nobles with jokes, music, and comic antics.

語源

jesterは、古フランス語のgestour(物語や芸を披露する者)に由来し、中英語でjest(冗談)が結びついて職業名として定着した。

コラム

  • 中世の宮廷にいた職業的な道化師を指す語で、歴史的な文脈で登場することが多いが、現代では比喩的に笑いを取る人を指す場合もある

例文

He drew the joker from the deck and won the game.

彼は山札からジョーカーを引いてゲームに勝った。

コアイメージ

山札に加えられ、他の札を代用したり特別な効果を持つ特殊なトランプ札ジョーカーを指す

英英

A playing card added to some decks that often serves as a substitute for other cards or has special functions in games.

語源

jokerは、英語のjokeに接尾語-erが付いた語が発展した語で、19世紀の米国でeuchre用の特別札として導入されたことからトランプのジョーカーを指すようになった

コラム

  • トランプのジョーカーはゲームによって扱いが異なりワイルドカードになることが多く文化では道化師や映画の悪役名としても用いられるため文脈で意味が変わる

例文

At the village fair, she played the merry andrew and cheered the crowd.

村の祭で彼女は道化師を演じて群衆を喜ばせた。

コアイメージ

祭や舞台でピエロのようにおどけて客を笑わせる道化師

英英

a clown or buffoon who performs antics or tricks to make people laugh, especially at fairs or on stage.

語源

merry andrewは、merry=陽気なとAndrew=普通名が組み合わさり、旅芸人や見世物で人を笑わせる役を指すようになった

コラム

  • merry andrewはピエロやおどけ者を指すが、舞台芸や大道芸の役割を強調して用いられることがある

例文

The motley fool entertained the king with juggling.

道化師はジャグリングで王を楽しませた。

コアイメージ

シェイクスピアなどの作品に登場する、色とりどりの衣装を着た宮廷の道化師をさす

英英

A jester character, especially as depicted in works such as Shakespeare's plays, who wears motley and entertains with wit or folly.

語源

motley foolは、motley(まだらの衣服)とfool(道化)が結び付いて、中世から近世の舞台で色とりどりの衣装を着た道化師を意味する表現として用いられた。

コラム

  • シェイクスピアの『リア王』などでは道化師が重要な劇的役割を担い、motley foolはそのような舞台上の人物を指す呼称として知られる。

例文

The comedian's zany antics kept the audience laughing all night.

そのコメディアンの道化じみたしぐさが観客を一晩中笑わせ続けた。

コアイメージ

観客の笑いを誘うために、わざと滑稽でばかげた振る舞いをする様子をさす

英英

Marked by silly, foolish, or eccentric behavior intended to amuse; outrageously humorous rather than seriously strange

語源

zanyは、16世紀の喜劇で用いられた zanni(庶民の道化役)に由来し、やがて「おどけた、ばかげた」を表す語として定着した。

コラム

  • zanyは陽気でばかげた行為を表すことが多く、悪意のある「危険な狂気」を意味しない点で crazy とはニュアンスが異なる

「道化師」のレベル別の例文

「道化師」を英語にするときのよくある間違い

  • × He is clown.

    ○ He is a clown.

    clownは数えられる名詞なので、単数で使うときは通常aが必要です。

  • × jokerを一般的な道化師の意味でいつでも使う

    ○ 一般的な道化師にはclownを使う

    jokerは主にトランプの札や、冗談を言う人を指します。

「道化師」の英語についてよくある質問

Q. 「道化師」を英語で一言で言うと?
一般的な道化師なら clown が最も自然です。サーカスやイベントの道化師にも使えます。
Q. clown と jester の違いは?
clown は現代のサーカスなどの道化師、jester は主に中世の王宮で仕えた宮廷道化師を指します。
Q. 「道化師」の英語を人に対して使ってもいいですか?
clown や buffoon は、文脈によって「愚かな人」という悪い意味になります。人を直接指すと失礼になる場合があります。
Q. 日本語の「ピエロ」は英語でも通じますか?
一般的な道化師の意味では通じにくいです。英語の pierrot はフランス古典無言劇に登場する白塗りの特定キャラクターを指す言葉で、日常会話ではあまり馴染みがありません。サーカスや催し物で見かける一般的なピエロを伝えたいときは clown を使います。例文: The kids loved the circus clown.(子どもたちはサーカスのピエロが大好きでした。)
Q. 中世ヨーロッパの「宮廷道化師」は英語で何と言いますか?
court jester と言います。中世やルネサンス期に君主に仕え、鈴付きの帽子をかぶって軽口や風刺で場を盛り上げた道化師を指します。単に jester と呼ぶことも多く、歴史物やファンタジー作品で定番の表現です。例文: The court jester entertained the king.(宮廷道化師は王を楽しませました。)
Q. 文学作品などで使われる「fool」も道化師のことですか?
はい、古典演劇や文学作品における道化役を指します。特にシェイクスピア劇に登場する fool は、愚か者のふりを装いながら鋭い風刺や核心を突く真実を語る賢い道化師として描かれます。単なる罵倒ではなく、特定の役割を表す語です。例文: The fool speaks the truth in the play.(その劇では道化が真実を語ります。)
Q. 「不気味なピエロ」などホラー系の表現は英語で何と言いますか?
creepy clown や scary clown と言います。映画などに登場する狂気的な殺人道化師を指す場合は killer clown や evil clown という表現もよく使われます。例文: A creepy clown appeared in the abandoned house.(廃屋に不気味なピエロが現れました。)
Q. 「道化を演じる」「おどける」という動作は英語でどう言いますか?
句動詞の clown around や play the fool で表現できます。clown around はおどけてふざけ回る様子を表し、play the fool はわざとおどけてみせたり、愚かな振る舞いをしたりすることを指します。例文: Stop clowning around and get to work.(ふざけて道化てばかりいないで、仕事にとりかかりなさい。)

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