全く〜ない
「全く〜ない」の英語
「全く〜ない」は英語で not at all と言います。否定を強くする基本表現で、far from は「〜とはほど遠い」、anything but は「決して〜ではない」という意味です。whatsoever はやや硬く、否定を強調します。
「全く〜ない」の英語の使い分け
否定を強調する最も基本的で、会話にも文章にも使える表現です。
評価や状態が基準からほど遠いと述べる、やや強い表現です。
「〜どころか、決して〜ではない」と強く否定します。
The task was anything but easy.
その作業は決して簡単ではありませんでした。
否定文で「少しも〜ない」を強調する、やや硬い表現です。
We found no evidence whatsoever.
私たちは証拠を少しも見つけませんでした。
例文
She was not at all surprised.
彼女は全く驚いていなかった。
コアイメージ
全く当てはまらないことを強調する語で、文脈によっては感謝への返答「どういたしまして」としても使う
類義語との違い
not at all:
全く~ではないと程度を強く否定する表現
not:
動詞や形容詞を否定する基本の語
at all:
notと一緒に使い程度を強く否定する語
never:
時間を含めて一度も~ないと否定する語
英英
Used to indicate that something is completely not the case; also used as a polite response to thanks meaning “you’re welcome.”
語源
not at allは、not=~ないとat all=少しもを組み合わせた語で、程度を強めて『全く~ない』を表すほか、問題や迷惑がないことを示して感謝に対し『どういたしまして』と答える用法がある
コラム
- 感謝への返答ではやや丁寧でフォーマルな響きがあり、カジュアルな場面ではyou're welcomeやno problemの方がよく使われる
例文
コアイメージ
出発点や基準から遠く離れている位置関係
関連語
類義語との違い
far from:
強い否定を表す用法と空間的距離の両方がある
away from:
出発点や基準から離れていることを表す
apart from:
主に分離や例外を表す
at a distance from:
物理的に離れた位置を表す
英英
A preposition meaning at a long distance in space from a specified point or place.
語源
far fromは、far(遠く)とfrom(起点・基準を示す前置詞)が組み合わさり、場所や点から物理的に離れていることを示す。
コラム
- 場所の距離を表すときは「far from+名詞」で起点が後ろに来るため、The station is far from my house.の語順が典型例である。
例文
コアイメージ
どんな小さな例や可能性も一切残らず、すき間なく存在しない状態
使い方
類義語との違い
whatsoever:
否定とともに用い、全く〜ないと強調する副詞
absolutely:
完全に・断定的に用い、肯定や否定を強める副詞
completely:
完全に・余地なく、程度を強調する副詞
totally:
全く・完全に、話し言葉で強く断定する副詞
英英
Used to strongly emphasize that there is none of something or that something does not exist at all.
語源
whatsoeverは、昔の英語の句 what so ever が一つの言葉になり、否定を強めて「全く」の意味になった
コラム
- whatever(何でも)とは用法が異なり、not ... whatsoever や no ... whatsoever の形で否定を強めるため、whateverに置き換えると意味が変わる
例文
コアイメージ
あらゆる可能性の中で、その性質がひとつも当てはまらない状態
類義語との違い
anything but:
後の語が一つも当てはまらないことを強く否定する
not at all:
完全否定で、主に『まったく〜ない』と使う
far from:
『〜とは程遠い』で事実との差を強調する
英英
Used to strongly indicate that someone or something completely lacks a certain quality.
語源
anything butは、anything=どんなものでも、but=〜を除く・〜ではないという語を組み合わせた形。どれを当てはめても除外されるイメージになるので、少しも〜ないという意味になる。
コラム
- 文字どおりに解釈すると「何でも~以外」と思いやすいが、実際は後に続く内容が一つも当てはまらないと強く否定する表現。
「全く〜ない」のレベル別の例文
- 中学
I am not at all tired today.
- 高校・英検2級
His explanation was anything but clear, so nobody understood the instructions.
- TOEIC・ビジネス
The proposed schedule is far from practical for our remote teams.
- 日常会話
Not at all—I’d be happy to help.
「全く〜ない」を英語にするときのよくある間違い
× I am not at all agree with you.
○ I do not agree with you at all.
agreeは動詞なので、be動詞ではなくdo notを使います。
× I don't know nothing about it.
○ I don't know anything about it at all.
英語では標準的な文で二重否定を避けます。