決して〜ない
「決して〜ない」の英語
「決して〜ない」は英語で never と言います。far from や anything but は「決して〜ではない」と強く否定するときに使い、by no means はややフォーマルな表現です。
「決して〜ない」の英語の使い分け
行動や出来事が一度も起こらないことを日常的に表します。
状態や評価が基準からかけ離れていることを強く否定します。
後ろの性質を強く否定し、「〜どころか」とも訳します。
The movie was anything but boring.
「決して〜ない」と強く否定するややフォーマルな表現です。
This is by no means acceptable.
これは決して受け入れられるものではありません。
例文
I will never lose to you.
私は決してあなたに負けない。
コアイメージ
過去も現在も未来も含めて、ある出来事や行動が一度も起こらない状態を表す
関連語
使い方
類義語との違い
never:
一度も起こらないことを強く表す副詞(過去・現在・未来)
not:
動詞や文全体を否定する基本の副詞(neverは強い否定)
英英
At no time or not even once; used to express that something will not happen or has not happened.
語源
neverは、古英語の ne(〜ない)と ǣfre(いつでも)が合わさって「決して~ない」の意味になった。
コラム
- 二重否定に注意で、日本語と違い「don't never」は誤りで、正しくは「never+動詞」か「do not ever」を使う
例文
コアイメージ
出発点や基準から遠く離れている位置関係
関連語
類義語との違い
far from:
物理的距離と「決して〜ではない」の慣用的な否定両方を表す
away from:
主に空間的に離れていることを表し、慣用的否定はしない
a long way from:
物理・程度の差が大きいことを示し、否定を強めることもある
英英
used to indicate that something or someone is physically far from a reference point, and (by extension) figuratively distant from an expected state or description.
語源
far fromは、far=遠い、from=出発点や基準を示す語で、出発点(基準や期待)から大きく離れるというイメージが比喩に転じて「〜とは程遠い」の意味になる
コラム
- far fromは主に「〜から遠くに」だが、慣用的に「決して〜ではない/〜どころか」の意味で使われることがあり、This result is far from perfect(この結果は決して完璧ではない)のように否定を強める
例文
コアイメージ
あらゆる可能性の中で、その性質がひとつも当てはまらない状態
類義語との違い
anything but:
後の語が一つも当てはまらないことを強く否定する
not at all:
完全否定で、主に『まったく〜ない』と使う
far from:
『〜とは程遠い』で事実との差を強調する
英英
Used to strongly indicate that someone or something completely lacks a certain quality.
語源
anything butは、anything=どんなものでも、but=〜を除く・〜ではないという語を組み合わせた形。どれを当てはめても除外されるイメージになるので、少しも〜ないという意味になる。
コラム
- 文字どおりに解釈すると「何でも~以外」と思いやすいが、実際は後に続く内容が一つも当てはまらないと強く否定する表現。
例文
This is by no means acceptable.
これは決して許容できない。
コアイメージ
可能性や許可を一切通さない、隙間のない否定の壁
類義語との違い
英英
Not at all; used to emphasize that something is not true or does not happen.
語源
by no meansは、by=〜のもとでや〜によってを示す、no=ない、means=手段・意味。手段や理由をすべて否定するイメージで、つまり決して~でないことを表す。
コラム
- by no means は「決して~でない」を表す強い否定で、文中では述語の前に置いて文全体の否定を強調する(例: This is by no means easy)
例文
コアイメージ
どの瞬間にも当てはまらず、その出来事が一度も起こらないこと
類義語との違い
at no time:
一度もそうでなかったことを強調し、語順で否定を明示する
never:
最も一般的な否定副詞で短く日常的、強調度は弱い
英英
Used to emphasize that something did not happen at any point.
語源
at no timeは、at=~の時、no=ない、time=時。時を示すatとtimeの間にnoが入って「どの時にもない」と断定する形で、決して~ないを表す。
コラム
- at no timeは文全体を否定する表現で、否定のかかり方は語順や助動詞の位置で変わることがあり前後の語を確認すると意味が明確になる。
例文
This is in no way acceptable.
これは決して容認できない。
コアイメージ
どんな手だてを使ってもそれが起こらないとする否定
類義語との違い
in no way:
決して~でないと断定する表現
never:
『決して~ない』を表す基本的な副詞で、動詞や文を直接否定する
英英
Not at all; in no circumstances or situations.
語源
in no wayは、in=〜である状態、no=ない・否定、way=方法・道。inで示した範囲にnoが及び、wayの「どんな方法でも」を否定するので、どんな状況でも〜ない=決して〜でない
コラム
- in no wayは堅い否定で「決して~でない」を意味する一方、口語の感嘆表現no way!(まさか、ありえない)とは意味と場面が異なる
例文
コアイメージ
決して〜ないという意味で、どの点においてもそうではないと断言する強い否定を表す
英英
Not at all; in no way; an emphatic negative adverb used to state that something is not true or did not happen (archaic/formal).
語源
nowiseは、in no wise(どの点においても〜ない)が短縮されてできた語で、中英語期の結合が副詞として定着して現代英語に残った。
コラム
- 現代英語では稀な文語表現で、法的文書や古い文献で見かけるほか、日常ではnot at allやby no meansが一般的に使われる。
例文
He ne'er gave up on his dream.
彼は夢を決して諦めなかった。
コアイメージ
口語・詩で用いるneverの縮約形で、決して〜ないという否定を強める
英英
A contracted form of never used chiefly in informal or literary contexts to indicate emphatic negation: not ever; never.
語源
ne'erは、neverの縮約形で、語中の音が省略されて生まれたもので、歴史的には口語や詩で定着した表記法である。
コラム
- 綴りがnear(近い)と紛らわしく見えることがあるが意味は異なり、現代の公式文書ではほとんど使われない。