おとり

「おとり」の英語

「おとり」は英語で decoy と言います。餌や誘惑として相手を引きつけるものは bait、釣り用の人工餌は fishing lure、ITで監視に使うおとりの仕掛けは honeypot と使い分けます。

「おとり」の英語の使い分け

bait

béit

意味

baitのイラスト

例文

He put bait on the hook.

彼は釣り針に餌をつけた。

コアイメージ

狙った相手の注意や行動を引きつけるために置く物や仕掛け

使い方

  • take the bait

    えさに食いつく

類義語との違い

bait: 動物や人を誘うための餌や誘惑物
lure: 人や魚を引きつける魅力や餌
trap: 相手を捕まえるための仕掛けで、餌で誘うことがある
temptation: 心の中の欲求や誘惑で、物理的な餌とは違う

英英

Food or an attractive item used to lure fish, animals, or birds for the purpose of catching them. It can also refer to something appealing offered to persuade someone to take action, often in a deceptive manner.

語源

baitは、もともと動詞to bait「餌を付ける・おびき寄せる」が名詞化してできた単語で、文字通りの餌から転じて「誘惑物」という意味になった。

コラム

  • 英単語baitは日本語の「バイト(アルバイト)」とは無関係で発音・意味が異なり、仕事ではなく餌や誘惑を表す点に注意

decoy

(動) dikɔ́i (名) díːkɔi

意味

decoyのイラスト

例文

He used a fake email as a decoy to trick the hackers.

彼はハッカーをだますために偽のメールをおとりとして使いました。

コアイメージ

注意や攻撃を引きつけるために置かれた、本物に似た偽物。

使い方

  • decoy duck

    おとりのカモ

類義語との違い

decoy: 相手を引きつけるために使う人や物のおとり
bait: 魚や動物を誘うためのえさやおとり

英英

A person or thing that is used to trick someone into going somewhere or doing something, often to catch or attack them. It can also refer to a model of a bird used to attract real birds for observation or hunting.

語源

decoyは、オランダ語の de kooi(そのかご)を英語が取り入れた語で、鳥を誘うかごや罠を指し、そこから「おとり」の意味になった。

コラム

  • 狩りや鳥類観察の文脈ではdecoyは模型や餌を指し、比喩的に人を欺く道具や策略の意味でも用いられる

例文

The angler picked a fisherman's lure suitable for bass fishing.

釣り人はバス釣りに適した釣り用ルアーを選んだ。

コアイメージ

釣り用ルアーは釣り人が魚を誘うための人工の疑似餌

英英

An artificial bait used by anglers to attract fish by imitating prey or provoking a strike.

語源

fisherman's lureは、fisherman(釣り人)の所有を示す語とlure(誘い出す道具)から成り、lureは古仏語leurre「獲物を誘うデコイ」に由来して狩猟用語から釣具の意味に広がった。

コラム

  • ルアーは人工餌を指し生き餌や餌とは用途や管理が異なるため、英語でbaitと置き換える際は文脈を確認する

例文

The abandoned storefront became a honeypot for urban explorers.

その廃れた店舗は都市探検家にとっておとりになった。

コアイメージ

魅力や餌で人や対象を引き寄せて捕らえる仕掛けを指す言葉、おとり

英英

A device, setup, or scheme used as a decoy to attract people or targets so they can be observed, trapped, or otherwise exploited.

語源

honeypotは、honey(甘いもの)とpot(容器)を組み合わせた比喩から生まれ、甘いもので引き寄せる容器のように対象を誘引する仕掛けを意味するようになった

コラム

  • IT分野や捜査で人を誘き寄せる仕掛けを指す語として使われ、文脈によっては犯罪摘発の手法やセキュリティの監視装置を意味する点に注意が必要

例文

Hunters set up a stalking-horse to lure the ducks into range.

猟師たちは鴨を射程内に誘き寄せるためにおとりを仕掛けた。

コアイメージ

本命を隠すために立てられるおとり

英英

A person or thing put forward as a decoy to hide the true intention or candidate and draw attention away from the real objective.

語源

stalking-horseは、獲物に気付かれず近づくことを意味するstalkとhorseが結び付き、狩猟で馬を目隠しに使った表現が転じて表向きの候補や策略を指すようになった。

コラム

  • 語は狩猟の『おとり』に由来し、政治や交渉では本命を隠すために表向きの人物を立てる意味で使われる

「おとり」のレベル別の例文

「おとり」を英語にするときのよくある間違い

  • × I set a bait near the trap.

    ○ I set bait near the trap.

    bait は餌の意味では数えない使い方が一般的です。

「おとり」の英語についてよくある質問

Q. 「おとり」を英語で一言で言うと?
一般的には decoy と言います。ただし、餌や誘惑として相手を引きつけるものなら bait が適切です。
Q. bait と decoy の違いは?
bait は餌や誘惑で相手を引きつけるもの、decoy は注意をそらすための偽物や身代わりを指します。
Q. 「おとり」をビジネスやITで言うには?
ITの監視用のおとりは honeypot と言います。一般的な誘いの意味なら bait、身代わりの意味なら decoy が使われます。

「おとり」と関連する日本語の英語

ほかの日本語から英語を引く

「おとり」の英語が載っている単語帳

1 / 1