始める

「始める」の英語

「始める」は英語で start と言います。begin も幅広く使えますが、start は日常会話で特によく使います。趣味は take up、会議や企画の開始は kick off、事業の立ち上げには start a business や start up a business が便利です。

「始める」の英語の使い分け

英単語
コアイメージ
使い方 / 例文
begin
startよりやや改まった響きがあり、文章でもよく使います。
The speaker began with a short story.
講演者は短い話から始めました。
start
日常会話から仕事まで、最も広く使える基本語です。
We started a new class this spring.
私たちはこの春、新しい授業を始めました。
take up
趣味やスポーツなどを新しく始めるときに使います。
He took up photography during college.
彼は大学時代に写真撮影を始めました。
start up
会社や事業、プロジェクトなどを立ち上げるときに使います。
They started up a small company last spring.
彼らは昨年の春、小さな会社を立ち上げました。
initiate
初期の働きかけで、次の段階の変化を促す
initiate a program
プログラムを始める
commence
準備や待ちが終わり、実際の行為に移る最初の動作
commence at
〜に始まる
kick off
会議、行事、企画などを口語的に始めるときに使います。
The workshop kicks off at ten.
その研修会は10時に始まります。
get going
作業や行動を始めて実際に動き出すこと
Let's get going on the project this morning.
今朝プロジェクトを始めよう。
get started
始めること、何かを始めるために最初の一歩を踏み出すこと
Let's get started on the project now.
今すぐそのプロジェクトを始める。
get it on
活動や行為を勢いよく始めることを示す口語表現で、意味は始める
Okay, team, let's get it on and finish strong.
よし、チーム、始めよう、そして最後まで全力でやり切ろう。
lead off
始めること、あるいは列や集団で先頭に立つこと
She will lead off the meeting with a brief summary.
彼女は簡潔な要約で会議を始めるだろう。

例文

She began the lesson at nine.

彼女は9時に授業を始めた。

コアイメージ

新しい行動や仕事の最初の一歩を踏み出すイメージ

関連語

使い方

類義語との違い

begin: ~を始める。やや書き言葉で落ち着いた語
start: ~を始める。口語で一般的、動作の開始に広く使う
open: 店や会を開く・始める。物を開ける意味でも使う

英英

To start an action or process; to make something happen or come into existence from a certain point in time; to initiate an activity or event.

語源

beginは、接頭辞be-(強める)と古い動詞ginnan(始める・開く)が合わさってできた語で、現代では「~を始める」という意味

コラム

  • beginは「~を始める/始まる」を表し、他動詞として目的語を取って誰かが何かを始める場合にも、自動詞として物事や時間が始まる場合にも使える

start

[US] stɑ́rt [UK] stɑ́ːt

意味

startのイラスト

例文

The game starts at 9 am.

試合は午前9時に始まる。

コアイメージ

ある時点を境に、それまでなかった変化や出来事が起こり始める

関連語

使い方

類義語との違い

start: 物事や行為を始める
begin: beginは手続きや期間の始まりに用いる、startは瞬間的・動作的な始まりを示す

英英

To begin doing something that was not done before, to make something begin to exist, or to cause an event or activity to happen.

語源

startは、もともと「跳ねる・急に動く」という意味で、人や物が急に動き出す様子を表していたところから、行動や出来事が動き出す場面でも使われ「~を始める」の意味になった

コラム

  • startは「動きの始まり」を示す語であるため、時計の針が動き出す、合図で競技が始まるといったイメージで用法を整理する

例文

She took up tennis last year.

彼女は昨年テニスを始めた。

コアイメージ

手に取る動作が転じて、始める・提案を受け入れる・時間や空間を埋めるイメージ

関連語

類義語との違い

take up: ~を始める(趣味や仕事などを始める)
start: ~を始める、もっとも一般的な表現
begin: ~を始める、書き言葉やかたい場面でよく使う

英英

To start an activity; to adopt or accept an idea or offer; or to fill or use time or space.

語源

take upは、take=手に取る、up=上へ。手に取って上げるイメージが比喩化し、趣味を始める、提案を受け入れる、時間や空間を埋める意味になった

コラム

  • 趣味などを表す名詞句が直接目的語として続くのが普通で、代名詞は動詞と副詞の間に置かれる

例文

They started up the project in May.

彼らは5月にそのプロジェクトを始めた。

コアイメージ

止まっている状態に力を加えて、物事の動きを始めさせる

関連語

類義語との違い

start up: 止まっている状態に力を加え、事を動かし始める
set up: 使えるように準備・配置して機能させる
launch: 公式に始めて外向きに動かす
found: 会社や組織を正式に作って始める

英英

To begin a new business or company, making it come into existence or function. This can also refer to starting an engine or initiating an activity or event.

語源

start upは、start=始める、up=上へ・動きの強調を表す。始める動きを強めて何かを起こすという意味になる。

コラム

  • to start up a company は会社を起こすの意で動詞句として使われる一方、日本語で定着した名詞の「スタートアップ」は新興企業を指す点を区別する

initiate

(動・名) iníʃièit

意味

initiateのイラスト

例文

They initiated the project last month.

彼らは先月そのプロジェクトを始めた。

コアイメージ

初期の働きかけで、次の段階の変化を促す

関連語

使い方

  • initiate a program

    プログラムを始める

類義語との違い

initiate: 物事や手続きを公式に始める、着手させる
start: 日常行為や出来事の開始を表し、initiateより口語的で非公式
begin: 何かを始める、initiateより中立的でstartよりやや形式的

英英

To cause a process or action to start, often in a formal or organized way.

語源

initiateは、ラテン語initiare「始める」から来て、さらにinitium「始まり」や in-(中へ)+ ire(行く)にさかのぼるので「~を始める」という意味

コラム

  • initiateは他動詞で目的語を取り、計画や制度などを組織的に始めることを表す点でstartと使い分けられる。

commence

kəméns

意味

commenceのイラスト

例文

The company commenced operations in April.

その会社は4月に業務を開始した。

コアイメージ

準備や待ちが終わり、実際の行為に移る最初の動作

関連語

使い方

  • commence at

    〜に始まる

  • commence on

    〜に始まる

  • commence with

    〜で始まる

類義語との違い

commence: かたい表現で、公式・形式的な開始を指す
start: 日常的で広く使う、最も一般的な「始める」
begin: やや文語的で、書き言葉にも口語にも使える「始める」

英英

To begin or start an action or event.

語源

commenceは、ラテン語の接頭辞 com- と動詞 initiare(始める)に由来し、古フランス語 commencer を経て「~を始める」の意味になった

コラム

  • commenceは他動詞・自動詞の両方で使え、commence the meetingやcommence workのように名詞を直接取るかcommence with a speechのようにwithで始め方を示す用法がある

例文

They kicked off the meeting with introductions.

彼らは自己紹介で会議を始めた。

コアイメージ

足で何かを蹴って前へ動かすように、行事や作業を始めるときの動きのイメージ

関連語

類義語との違い

kick off: 行事や会議で正式に開始し活動を動かすときに使う表現
start: 日常からフォーマルまで幅広く使えるごく一般的な語
begin: 静かに始まる感じで勢いを表さない改まった語

英英

To start an activity such as a meeting, event, or discussion.

語源

kick offは、kick=蹴る、off=離れる・始まりのきっかけを表す語。蹴って動き出すイメージから、行事や作業を始めるという意味になる。

コラム

  • 会議の冒頭やイベントの案内で「kick off」を使うと、その場で正式に作業や企画が動き出すことを示せるため、スケジュール案内や招待メールでよく使われる。

例文

Let's get going on the project this morning.

今朝プロジェクトを始めよう。

コアイメージ

作業や行動を始めて実際に動き出すこと

英英

to begin an activity or task; to start doing something, often implying taking concrete action rather than only planning

語源

get goingは、get+goingの組み合わせで「動き出す」を字義どおり表し、そこから活動や仕事を始める意味へと広がった

コラム

  • 口語で使われる表現で、作業を始める・出発する・調子が出るなど文脈で意味が変わるため前後の文で判断する

例文

Let's get started on the project now.

今すぐそのプロジェクトを始める。

コアイメージ

始めること、何かを始めるために最初の一歩を踏み出すこと

英英

To begin doing something, especially by taking the first step toward an activity, project, or goal.

語源

get startedは、get(〜になる)+started(開始した状態を表す語)という構成で、行為を開始することを意味する表現である。

コラム

  • Let's get started のように使うと行動開始の合図になるほか、get someone started の形で誰かの始めを助ける意味にもなる。

例文

Okay, team, let's get it on and finish strong.

よし、チーム、始めよう、そして最後まで全力でやり切ろう。

コアイメージ

活動や行為を勢いよく始めることを示す口語表現で、意味は始める

英英

An informal phrase meaning to start or begin an activity or event, often used with energy or enthusiasm.

語源

get it onは、get(到達・得る)とon(進行)の語彙要素が結びつき、itが形式目的語として挿入されることで口語的に「始める」を表す表現として定着した

コラム

  • 口語で勢いよく何かを始める掛け声として用いられるが、同じ表現が性的な意味でも使われるため文脈に注意

例文

She will lead off the meeting with a brief summary.

彼女は簡潔な要約で会議を始めるだろう。

コアイメージ

始めること、あるいは列や集団で先頭に立つこと

英英

To take the lead or the first position in a sequence, either by beginning an action or by being at the front of a group.

語源

lead offは、もともとleadが人を導いてoff(外へ)移動させる意味合いを持ち、そこから『先頭に立つ・始める』に発展した。

コラム

  • スポーツや行列の文脈では先頭に立つ意味で用いられることがあり文脈に応じて始めるの意味か先導の意味かを見分ける必要がある

「始める」のレベル別の例文

「始める」を英語にするときのよくある間違い

  • × I began from a new hobby.

    ○ I took up a new hobby.

    新しい趣味を始めるときは take up が自然です。

  • × Let's begin up the meeting.

    ○ Let's begin the meeting.

    begin に up は付けません。

「始める」の英語についてよくある質問

Q. 「始める」を英語で一言で言うと?
start が最も一般的です。目的語を取って「何かを始める」にも、主語を物事にして「始まる」にも使えます。
Q. begin と start の違いは?
どちらも「始める」「始まる」を表します。start のほうが日常会話でやや一般的で、begin は少し改まった文章にもよく使われます。
Q. 「始める」のビジネスでの言い方は?
一般的な業務や計画には start や begin、会議や企画の開始には kick off、事業の立ち上げには start a business や start up a business が使えます。

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