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「怖い」はフランス語で何と言う?
言い方8通りと場面別の使い分け
フランス語で「怖い」と伝える際、最も無難で汎用性が高いのは J'ai peur. です。日本語の「怖い」に対応する単語が1つ存在するわけではなく、「自分が恐怖を感じている」のか「対象が恐怖を与える」のかによって表現を使い分ける必要があります。
「怖い」のフランス語の言い方(8通り)
- 01J'ai peur.
ふつう|率直に・一般
ふつう|怖さを説明
物事や状況に対して「それが私を怖がらせる(=それが怖い)」と述べる言い方です。ホラー映画やお化け屋敷、不穏なニュースなどを前にして恐怖を感じた際によく使われます。
- 03C'est effrayant.
ふつう|物事について
状況や光景自体が「恐ろしい」「ゾッとする」と客観的に描写する表現です。自分の感情を直接言うのではなく、対象の性質そのものが恐ろしいと評価するときに適しています。
カジュアル|相手に直接
「急に驚かせないで」「脅かさないで」と相手に直接伝える口語です。友人や家族が背後から急に声をかけてきたときなど、日常のふとした驚きに対して軽く使われます。
ふつう|人への恐怖
「彼/あの人が怖い」と、特定の人物に対して恐怖や威圧感を抱いているときに使います。人だけでなく、大型犬など男性名詞の動物を主語にして恐怖を示すことも可能です。
カジュアル|友人との会話
親しい友人同士で「ビビってる」「めっちゃ怖い」と打ち解けて話すときのくだけた表現です。ビジネスや目上の人との会話には適さないため、日常の雑談で使いましょう。
カジュアル|若者との会話
若者を中心に広まったスラングに近い表現で、「ゾッとする」「ビビる」という感覚を表します。不気味な出来事や極度の不安を感じる事態に遭遇した際によく耳にします。
丁寧|丁寧に打ち明ける
「実を言うと不安でして」「正直怖いのです」と改まって打ち明ける丁寧な表現です。ビジネスの重大な決断時や、目上の相手に本音や懸念を伝える場面に適しています。
場面別の使い分け
| 場面 | おすすめの言い方 | ひとこと |
|---|---|---|
| 地震や雷で率直に怖いとき | J'ai peur. | 主語を自分にしてシンプルに感情を伝える基本形。 |
| 不気味な物や映画を見ているとき | Ça me fait peur. | 対象が恐怖を引き起こしている状況を自然に描写できます。 |
| 友人に背後から驚かされたとき | Tu me fais peur. | 「脅かさないでよ」とカジュアルに返したいときの定番です。 |
| 怖い人や不審者を見かけたとき | Il me fait peur. | 人から受ける威圧感や不気味さを表現するのに適しています。 |
| 友人に「実はビビってる」と言うとき | J'ai la trouille. | 親しい間柄でのみ使う砕けた口語フレーズです。 |
| 仕事で懸念を丁寧に切り出すとき | Je vous avoue que j'ai peur. | 改まった場で恐怖や不安を率直かつ礼儀正しく打ち明けます。 |
日本語ではすべて「怖い」の一言で済みますが、フランス語では「自分が怖がっている(avoir peur)」のか「物や人が自分を怖がらせている(faire peur)」のかで主語が変わる点に注意しましょう。
直訳が通じない理由・よくある間違い
日本語の「怖い」を直訳しようとして、英語の I am scared の感覚で Je suis peur. と言ってしまう誤りが非常に多く見られます。フランス語では恐怖を「持っている状態」と捉えるため、動詞は être ではなく avoir を用いて J'ai peur. と表現します。
- Je suis peur. と言ってしまう: 正しくは J'ai peur. です。フランス語の感情表現には avoir を使うものが多くあります。
- 物に対して J'ai peur. だけを使う: 「この映画が怖い」と言いたい時に直訳すると不自然です。映画が怖いときは Ce film me fait peur. と主語を切り替えるのが自然です。
自分が主語(avoir peur)
- 動詞はêtreではなくavoirを使う
- 誤り:Je suis peur
- 正語:J'ai peur
- 自分の恐怖感情を率直に表す
物や人が主語(faire peur)
- 「対象が私を怖がらせる」形
- 例:Ce film me fait peur
- 物や人が恐怖を引き起こす描写
- TuやIlを主語に置くことも可能
主語を自分にするか、恐怖の原因にするかで使う動詞の構文が変わります。
言われたときの返事
- N'aie pas peur, tout va bien. — 怖がらなくていいよ、大丈夫だから。
- Ne t'inquiète pas, je suis là. — 心配しないで、私がそばにいるよ。
- C'est vrai que c'est un peu flippant. — 確かにちょっと気味が悪いね。
- Rassure-toi, il n'y a aucun danger. — 安心してください、何の危険もありませんよ。
N'aie pas peur, tout va bien.(怖がらなくていいよ、大丈夫だから)
Ne t'inquiète pas, je suis là.(心配しないで、私がそばにいるよ)
C'est vrai que c'est un peu flippant.(確かにちょっと気味が悪いね)
Rassure-toi, il n'y a aucun danger.(安心してください、何の危険もありませんよ)
相手を安心させたり共感したりする定番の返答フレーズです。
単語力を測る
よくある質問
- Q. 怖い夢を見たときは何と言う?
- J'ai fait un cauchemar.(悪夢を見ました)と言うのが最も自然です。起きてなお恐怖が残っているときは、続けて J'ai eu très peur.(とても怖かった)と付け加えられます。
- Q. 「高所恐怖症」はどう言えばよい?
- J'ai le vertige.(めまいがする・高所が苦手)や J'ai peur du vide.(空間の何もないところが怖い=高所恐怖症)と表現します。peur de を使って簡潔に伝えられます。
- Q. effrayé はどう使いますか?
- Je suis effrayé(e). は「私は怯えている」という受動的な文脈や書き言葉でよく用いられます。日常会話の「怖い」としては、J'ai peur. のほうが圧倒的に自然で一般的です。
2026年9月28日更新・モチタン辞典編集部
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