旧名ド
意味
- 男性名詞 旧名ド
- 名 ド
例文
コアイメージ
聖歌の一節に由来し、現在の「ド」と同じ位置にある歴史的な音名。
類義語との違い
ut: 古い音名で、現代の「ド」と同じ高さの音を指す。
do: 現代のソルフェージュで使われる音名で、ピアノのCにあたる音を指す。
フランス語での定義
Ancien terme pour la note initiale de la gamme diatonique, correspondant au do actuel et attesté surtout dans les traités de solfège anciens.
語源
中世のグイドらが聖歌の音節 ut を音名に採用し、発音の都合で後に do が一般化した。
コラム
- 合唱や古楽の文献で出ることがあり、その場合は単に現代の「ド」を指す語として読み替える。

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「旧名ド」はフランス語で何と言う?
音階の「ド」の旧名にあたるフランス語は ut です。歴史的なソルミゼーション(階名唱法)に由来する表現で、現在日常的には do が使われますが、クラシック音楽の調性名(ハ長調など)や理論的な文脈では今でもこの語が正式に用いられます。
使い分け
- ut
中世の聖歌に由来する伝統的な「ド」の呼び名です。現代では主にハ長調などの調性名や楽典の文脈で用いられます。
Cette symphonie est en ut majeur.
この交響曲はハ長調です。
よくある間違い
✕ C'est une sonate en do majeur.
○ C'est une sonate en ut majeur.
日常会話では通じますが、伝統的な楽譜や解説文では ut が標準的です。
「旧名ド」のよくある質問
Q. なぜ「ド」の旧名が ut なのですか?
11世紀の僧侶グイド・ダレッツォが定めた階名が、ヨハネ賛歌の各節の頭文字(Ut, Re, Mi, Fa, Sol, La)に由来するためです。後に歌いやすいよう ut は do に改められました。
Q. 現代でも ut は使われますか?
はい、歌唱時には発音しやすい「ド」が使われますが、クラシック音楽の「ハ長調(ut majeur)」や「ハ短調(ut mineur)」といった調性を表す際には、フランス語圏で現在も広く使われています。
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