「物質」はドイツ語で何と言う?
「物質」を表す最も一般的なドイツ語は Substanz です。化学的な成分や特定の性質を持つ物質、また比ゆ的な「中身」を指す際によく使われます。一方、Materie は物理学や哲学において、精神やエネルギーと対比される根本的な存在としての「物質」を指す場合に適しています。
使い分け
- Substanz
化学成分や具体的な実体のある物質を指します。また、物事の本質や中身といった抽象的な意味でも用いられます。
Diese chemische Substanz ist gefährlich.
この化学物質は危険です。
- Materie
物理学や哲学で、空間を占め質量を持つ客観的存在を指します。精神やエネルギーと対比される文脈で使われます。
Das Universum besteht aus Materie und Energie.
宇宙は物質とエネルギーから成り立っています。
よくある間違い
✕ Wasser ist eine wichtige Materie.
○ Wasser ist eine wichtige Substanz.
水などの具体的な化学物質や成分を指す場合は、Materie ではなく Substanz を使います。
「物質」のよくある質問
Q. 「有害物質」は何と言いますか?
Q. 物理の「反物質」は何と言いますか?
例文
コアイメージ
触れて確かめられる物としてのまとまり
関連語
使い方
類義語との違い
Substanz: 触れて確かめられるまとまりとしての物質
Stoff: 衣類や布などに使われる身近な素材
Material: 製品を作るために使う原料や資材
Materie: 物として存在するもの全体を指すもの
ドイツ語での定義
Substanz ist etwas, das als eigenständiger, beständiger Stoff existiert oder als die reale Grundlage einer Sache verstanden wird.
語源
Substanzは、ラテン語substantiaに由来し、sub-(下)と stare(立つ)から『存在するもの、実体』の意が生じ、そこから物質や実体・基盤の意味が生じた。
コラム
- 日常では素材を指すときにStoffがよく使われ、Substanzは学術的・評価的な文脈で『実体がある』という意味合いで用いられることが多い点に注意すると場面に合った語が選べる

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例文
Im Experiment fanden sie Spuren organischer Materie.
コアイメージ
ものを作るもとになる中身や構成要素としての実体
関連語
使い方
-
organische Materie
有機物質
-
anorganische Materie
無機物質
-
feste Materie
固体物質
類義語との違い
Materie: ものを作るもとになる中身や構成要素としての実体で、学術的な場面で使われることが多い
Stoff: 原料や布地など、日常的に扱う素材や物質
Material: 加工して何かを作るための原料や資材
Substanz: 化学的性質や組成に着目して扱う物質
ドイツ語での定義
Stoff oder Substanz, woraus Dinge bestehen; im übertragenen Sinn auch Thema oder Fachgebiet.
語源
Materieは、ラテン語のmateria(材・材料)が語源で、古くは木材や建材を指し、そこから物の中身や物質を意味するようになり、比喩的に題材や分野を指す用法も生まれた。
コラム
- 題材や分野の意味で使う場面は公式・学術的な文脈に限られることが多く、日常ではThemaやFachの方が自然なので使い分けを覚えると会話で困りにくくなる。