貴族
「貴族」の英語
「貴族」は英語で aristocrat と言います。個人にはこの語が使いやすく、貴族階級全体には nobility、領主や爵位を持つ人物には lord、形容詞として「貴族の」を表す場合には noble が使われます。
「貴族」の英語の使い分け
世襲や特権を持つ貴族個人を指す、最も使いやすい語です。
形容詞では「貴族の」「高貴な」を表し、名詞では「貴族」を表すやや文語的な語です。
個人ではなく、社会階級としての貴族全体を表す集合的な語です。
歴史上の領主や、爵位を持つ男性を指すときに使う、文脈が限られる語です。
The lord controlled the land for generations.

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lord をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め・スペル
例文
コアイメージ
領地や家臣を支配する権威ある主、または宗教で最高の主を指す存在
関連語
使い方
-
lord of the manor
庄園の領主
-
封建領主
類義語との違い
lord:
主に領主・貴族を指すが、宗教では神を意味する
god:
宗教で崇められる存在で、広く神全般を指す
英英
A powerful person who owns a lot of land, especially in the past, or a title used to refer to God or Jesus Christ in prayer or conversation.
語源
lordは、古英語hlāford(hlaf=パン+weard=守る)から発展し、家の主人を表す語が権威を帯びて支配者ややがて神の呼び名へ広がった。
コラム
- the Lord はキリスト教で神(日本語の「主」)を指し、神を意味するときは先頭を大文字にして使うことが多い
例文
コアイメージ
位や身分が高く、節度ある振る舞いや品格が伴う状態
関連語
使い方
-
of noble birth
高貴な血を引く
類義語との違い
noble:
爵位や高い品格を含む、位と人格の高さを示す語
royal:
王室に関係しnobleと似るが血筋や地位を強調する
honorable:
尊敬に値する行為を指し、nobleの持つ気品より行動面を評価する
英英
Having high moral qualities or being generous in a way that people admire; related to the highest social class, often associated with impressive and beautiful characteristics.
語源
nobleは、古フランス語 nobil を英語が借りた語。もともとは「名が知られた」という意味で、知られた家柄の人を指して「高貴な」になった。
コラム
- 日本語のノーブルは広告やファッションで「上品」「洗練」の意味で使われることが多く、英語のnobleの持つ「爵位や気品」の意味とは必ずしも一致しない
例文
コアイメージ
世襲や爵位によって高い地位を持ち、特権や富を持つ個人を指す。
関連語
使い方
-
an aristocrat
貴族
-
the aristocrat
貴族
類義語との違い
aristocrat:
貴族、世襲や上流階級に属する個人
noble:
爵位や家柄を持つ正式な貴族の人
英英
A person who is a member of the highest social class, often having special privileges and wealth.
語源
aristocratは、ギリシャ語のaristos(最良)+kratos(支配)に由来し、「最良の者の支配」を意味し、その後「貴族」を指す語になった
コラム
- 現代の文では個人を指す語として用いられ、階級全体にはaristocracyが使われることが多い。
例文
コアイメージ
世代を越えて土地や称号を受け継ぎ、特別な地位を保つ人々の層
関連語
使い方
-
the nobility
貴族
-
of the nobility
貴族の
-
among the nobility
貴族の間で
類義語との違い
nobility:
貴族階級や貴族全体を指す語
nobles:
個々の貴族、一人ひとりの貴族を指す語
英英
A social class of people who hold noble rank or titles, often hereditary and associated with wealth and privilege.
語源
nobilityは、ラテン語のnobilitas(高貴さ)から古フランス語を経て英語になり、貴族という身分や階級を表す語
コラム
- 通常は集合的・不可算名詞として用いられ、the nobilityで「貴族階級」を意味し、個々を数える場合はnoblesやnoble peopleを使う
例文
コアイメージ
爵位や土地を持つ男性の貴族を指す
英英
A man of noble rank, historically often holding a title and land; a member of the nobility.
語源
noblemanは、noble(ラテン語nobilis〈高貴な・有名な〉)と古英語man(人)が結び付いてできた語で、中世に爵位を持つ男性を指すようになった。
コラム
- noblemanは男性の貴族を指す語で、性別を含まない表現はnobleやpeerが用いられることが多い。
例文
コアイメージ
功績や儀礼により名誉的に爵位を与えられた個人を指す貴族の表現
英英
A noble title awarded as an honor for service or distinction, indicating membership of the peerage rather than merely informal social rank.
語源
peer of the realmは、peer(同等の者)とrealm(領域・王国)を組み合わせた語で、君主が授ける爵位を表す慣用表現として用いられる。
コラム
- 例文のように君主が爵位を授ける文脈で使われ、create a peer of the realmは新たに爵位を与える行為を指す
例文
The peasants bowed whenever the signior passed through the fields.
農民たちは領主が畑を通るたびに頭を下げた。
コアイメージ
土地と農民に対する支配権を持つ封建的な統治者を指す
英英
A historical term for a lord or landowner who exercised legal and social authority over land and the peasants or tenants who lived and worked there.
語源
signiorは、イタリア語signore(ラテン語senior「年長者」から)の借用で、敬称として転じ領主や権力を持つ土地所有者を指す語となり早期近代英語に入った。
コラム
- 封建社会や古い文学で領主を指す語として現れることが多く、歴史文脈で出会う用語である
例文
The thane pledged his loyalty to the king in the great hall.
その領主は大広間で王に忠誠を誓った。
コアイメージ
王や上位の領主に忠誠を誓い、土地や地位を与えられた中世の身分の人
英英
A medieval nobleman granted land or title in return for military or political service, holding local authority under a king or greater lord.
語源
thaneは、古英語のþegn(召使・従者)から発展し、王や上位者に仕えて土地や地位を与えられた身分を指す語に変化した
コラム
- シェイクスピアの『マクベス』に登場するThane of Glamisなど文学でよく用いられる古風な爵位名で、現代英会話ではほとんど見られない
「貴族」のレベル別の例文
- 中学
The aristocrat lived in a large house.
その貴族は大きな家に住んでいました。
- 高校・英検2級
- TOEIC・ビジネス
The nobility retained significant influence over the country's political system.
- 日常会話
She comes from an aristocratic family.
「貴族」を英語にするときのよくある間違い
× He is a nobility.
○ He is an aristocrat.
nobilityは貴族階級全体を表す集合的な名詞です。
× He is an aristocrat family.
○ He comes from an aristocratic family.
個人を表す名詞と、家族を修飾する形容詞を混同しないようにします。