脆弱性
「脆弱性」の英語
「脆弱性」は英語で vulnerability と言います。特にコンピューターやセキュリティー上の弱点にはこれが一般的です。fragility は壊れやすさ、defencelessness は人や集団の無防備さを表します。
「脆弱性」の英語の使い分け
攻撃や損害につながる弱点を、特に技術や安全の分野で表します。
物や仕組みが壊れやすいことや、経済などの不安定さを表します。
人や集団が身を守れず、保護を必要としている状態を表します。
例文
コアイメージ
小さな衝撃や力で簡単に壊れたりひびが入ったりする性質
関連語
使い方
-
fragility of
の脆さ
類義語との違い
fragility:
企業や経済での弱点も含む、壊れやすさ全般を指す
weakness:
能力や性格の弱点を指し、物の脆さとは異なる
英英
The quality of being easily broken, damaged, or harmed; a state of weakness or delicacy that makes something vulnerable to injury or failure.
語源
fragilityは、ラテン語fragilisが古フランス語を経て英語に入った語で、もともと『壊れやすさ』を意味し、現代も物事や状況の脆弱性を指す
コラム
- 企業や経済の話題で用いられることがあり、supply chain fragilityのような具体例と結び付けると意味がイメージしやすい
例文
The defencelessness of the refugees shocked the volunteers.
ボランティアたちは難民の無防備さに衝撃を受けた。
コアイメージ
身を守る手段や能力がなく、無防備で危険にさらされやすい状態をさす
英英
the state of being unable to defend oneself; the lack of protection against harm or attack.
語源
defencelessnessは、defence(防御)に「…がない」を表す接尾辞-lessが付いてdefencelessとなり、さらに名詞化の-nessで「無防備であること」を表す語になった。
コラム
- 難民や災害被災者など保護を必要とする対象について用いられることが多く、人道や保護の議論で登場しやすい。
例文
コアイメージ
攻撃や損害に対して悪用されやすい性質を指す。例文ではシステムの脆弱性がハッカーの侵入原因となった
英英
The state or quality of being susceptible to harm, attack, or exploitation; in computing, a flaw that can be used to compromise a system.
語源
vulnerabilityは、ラテン語vulnus(傷)に由来する形容詞vulnerableに名詞化の接尾辞-ityが付いて『脆弱性』を表す語として成立した
コラム
- セキュリティ分野では脆弱性は技術的な欠陥を指し、発見と修正によってリスクを低減することが目的となる
「脆弱性」のレベル別の例文
- 中学
The old lock had a weak point in its design.
- 高校・英検2級
The earthquake revealed the fragility of the town's water supply.
- TOEIC・ビジネス
The audit identified a serious vulnerability in our online payment system.
- 日常会話
I felt sorry for the child because he looked so vulnerable.
その子はとても無防備に見えたので、かわいそうに思いました。
「脆弱性」を英語にするときのよくある間違い
× The system's fragility allowed hackers to enter.
○ The system's vulnerability allowed hackers to enter.
技術上の攻撃されやすい弱点には vulnerability が一般的です。
× The app has a defencelessness.
○ The app has a vulnerability.
defencelessness は主に人や集団の無防備さに使います。