取り入る
「取り入る」の英語
「取り入る」は英語で ingratiate oneself with と言います。意図的に相手に好かれようとする硬めの表現です。くだけた会話では cotton up to、支持を得るための働きかけなら court favour with も使えます。
「取り入る」の英語の使い分け
ingratiate oneself with
相手の好みに合わせ、意図的に好かれようとする硬めの表現です。
cotton up to
お世辞や親しげな態度で取り入る、くだけた表現です。
court favour with
交渉や政治で、特定の人々から支持や好意を得ようと働きかける表現です。
例文
コアイメージ
相手に好かれるために、言葉や態度で相手の好みに合わせる動き
関連語
使い方
-
ingratiate oneself with
人に気に入られるようにする
類義語との違い
ingratiate:
気に入られるように取り入る、懐柔する
flatter:
お世辞を言って相手に取り入る、計算的な意味合い
英英
To make someone like you by trying to please them or showing that you care about their feelings.
語源
ingratiateは、ラテン語ingratiari(好意を得る)から英語に入り、使われる過程で「気に入られるようにする」という意味になった
コラム
- ingratiateは多くの場合ingratiate oneself with~の形で用いられ、相手の好みに合わせて計算的に振る舞うことを表す点がニュアンス上の特徴
例文
コアイメージ
表面的なお世辞や親しげな態度で相手に取り入ること(取り入る)
英英
To ingratiate oneself with someone by using insincere praise or friendliness, typically to secure a favor, position, or advantage.
語源
cotton upは、19世紀ごろに見られるcottonを含む表現群(cotton toなど)から変化して生じ、upが付くことで『相手に取り入る』という句動詞的意味を帯びたと考えられている。
コラム
- cotton up toは相手に取り入ることを表す語で、cotton on(理解する)のような類似表現と意味を混同しないよう区別される。
例文
コアイメージ
支持を取り付けるために特定の人々から好意や支持を得ようと働きかける
英英
To try to obtain someone's support or approval, often by flattering or making efforts to please them.
語源
court favourは、動詞courtが中英語で「求める・言い寄る」を表す用法に発展し、favourは古フランス語favor(好意)から入った語で、合わせて「好意や支持を得ようとする」を表す表現になった。
コラム
- court favourは支持を取り付けることを意味し、交渉や政治で賛同を得るために働きかけることを表す表現で、お世辞や根回しを伴うことがある。
「取り入る」のレベル別の例文
- 中学
- 高校・英検2級
The candidate tried to win favour with local voters by promising lower taxes.
- TOEIC・ビジネス
She tried to ingratiate herself with the director during the client meeting.
- 日常会話
Don’t cotton up to me—I know what you want.
私に取り入らないで。あなたが何を望んでいるか分かっているよ。
「取り入る」を英語にするときのよくある間違い
× He tried to ingratiate to his manager.
○ He tried to ingratiate himself with his manager.
ingratiate は通常、再帰代名詞と with を伴います。
× He tried to cotton on to the boss.
○ He tried to cotton up to the boss.
cotton on to は「理解する」で、取り入る意味ではありません。