卑屈な
「卑屈な」の英語
「卑屈な」は英語で servile と言います。人に媚びへつらう態度を強調する場合は obsequious、謝罪などで徹底的にへりくだる場合は groveling が合います。いずれも、単なる謙虚さとは異なる否定的な表現です。
「卑屈な」の英語の使い分け
相手の機嫌を取るような卑屈な態度を批判的に表します。
Her obsequious praise made the author uncomfortable.
人に媚びて自分を低くし、従属する性格や態度に使います。
恐れや恥で縮こまり、へつらうような様子を表します。
He stood there with a cringing expression.
彼は卑屈な表情でそこに立っていました。
許しや好意を得ようと、徹底的にへりくだる様子に使います。
His groveling request for forgiveness seemed insincere.
彼の卑屈な許しの請い方は、心からのものに見えませんでした。
例文
Her obsequious behavior toward her boss annoys her colleagues.
彼女の上司に対するこびへつらうような態度は同僚をいらだたせている。
コアイメージ
自分の本心を隠して、相手の望む反応ばかり示す態度
関連語
使い方
類義語との違い
obsequious:
相手にへつらい、本心を隠して好かれようとする態度
fawning:
同様にこびるが、お世辞(言葉)で示す点が強い
servile:
同様にへつらうが、服従性や卑屈さがより強い
ingratiating:
同様に好かれようとするが、愛想の良さが前面に出る
英英
Very eager to please or agree with powerful people, often in a way that seems insincere or overly flattering.
語源
obsequiousは、接頭語ob-(〜に向かって)と動詞sequi(従う)が合わさってできた語で、「相手に従いすぎる=こびへつらう」という意味になった。
コラム
- obsequiousは文章や批評で人物の態度を批判的に表す語として使われることが多く、英会話で直接人に使うと相手を傷つける表現になり得る
例文
コアイメージ
相手に徹底的にへりくだり、許しや好意を得ようとする行為を示す
英英
Acting in an extremely humble or submissive way, often appearing weak or overly eager to please or to obtain forgiveness.
語源
grovellingは、動詞grovelの現在分詞で、中英語のgrovelen(地面に伏す)に由来し、文字どおりの這いつくばる動作から服従的でへつらう態度へと意味が拡大した。
コラム
- 英国綴りはgrovelling、米国綴りはgrovelingとされ、grovelling apologyのように批判的な語感で用いられることが多い。
例文
His groveling manner made his colleagues uncomfortable.
彼の卑屈な態度は同僚を居心地悪くさせた。
コアイメージ
自己評価を下げて相手にへりくだる態度を示す語。卑屈な
英英
Exhibiting a lack of self-respect through excessive submissiveness or obsequious behavior.
語源
grovelingは、動詞grovelの現在分詞で、古くは地面に這いつくばる行為を指し、のちに卑屈に振る舞う意味を得た
コラム
- humble は謙虚さを肯定的に示すのに対して groveling は自己軽視を伴う否定的な表現で、卑屈なという訳語が当てられる
例文
コアイメージ
卑屈な、人に媚びへつらい自分を低くして従う態度を表す
英英
Excessively submissive or eager to please others, showing a lack of independence or self-respect.
語源
servileは、ラテン語servilis(servus=奴隷)に由来し、もともと『奴隷のような』という意味から転じて『へつらう・卑屈な』の意になった。
コラム
- servileは人の性格や表情を否定的に描写する語で、servile smileのように表現されることが多い。