乗り越える
「乗り越える」の英語
「乗り越える」は英語で overcome と言います。困難や恐怖を克服する基本語で、悪口などに動じない場合は rise above、成長して習慣や興味が不要になる場合は outgrow が自然です。
「乗り越える」の英語の使い分け
困難や恐怖、病気などを克服する最も基本的な表現です。
病気や失恋など、つらい経験から立ち直る口語表現です。
I finally got over my disappointment.
私はようやく失望から立ち直りました。
悪口や誘惑に影響されず、毅然と振る舞うときに使います。
成長や時間の経過によって、服や習慣、興味、恐怖心などが自分に合わなくなったり、必要でなくなったりする場合に使います。
例文
I will overcome my fear.
私は恐怖を克服するつもりです。
コアイメージ
目の前の障害や困難を越えて先へ進む動き
関連語
使い方
-
overcome fear
恐怖を克服する
-
overcome difficulties
困難を克服する
-
overcome obstacles
障害を克服する
類義語との違い
overcome:
困難や障害、悲しみなどを乗り越えて克服する
get over:
感情や病気などを乗り越えて元の状態に戻る感じ
英英
To successfully deal with and defeat a challenge, feeling, or problem that makes it hard to achieve a goal.
語源
overcomeは、古英語のovercuman(越えて打ち勝つ)から来て、現代も「~を克服する」という意味を持つ
コラム
- overcomeは「~を克服する」という意味で、fearやdifficulties、illnessなどを克服するときに使い、受動形のbe overcome byで感情に圧倒されるという意味になることがある
例文
She can rise above difficulties.
彼女は困難に打ち勝つことができる。
コアイメージ
障害物や困りごとの上へ高くのぼり、それらを越えていくイメージ
関連語
類義語との違い
rise above:
批判や感情に影響されずに行動して打ち勝つ
overcome:
困難や障害を努力で克服して乗り越える
英英
To overcome difficult situations or negative influences by being mentally strong or having strong values.
語源
rise aboveは、rise=上がる、above=上に・越えて、を組み合わせた形。困難の上に上がって越えるイメージから、~に打ち勝つという意味になる
コラム
- 日常表現では相手の悪口や誘惑に影響されずに行動する場面(例:He rose above the insults)のように感情や評価に打ち勝つ意味で用いられる
例文
コアイメージ
一つの困りごとを越えて、その上から先を見渡すようなイメージ
関連語
使い方
-
surmount difficulties
困難に打ち勝つ
-
surmount obstacles
障害に打ち勝つ
-
surmount problems
問題に打ち勝つ
-
surmount challenges
課題に打ち勝つ
類義語との違い
surmount:
困難や障害に打ち勝つ、書き言葉やフォーマルな場面で使う
overcome:
困難や障害を克服して乗り越える、surmountに最も近い
get over:
困難や感情を乗り越える、口語的な表現
conquer:
困難や障害や敵を克服する、強めの語
英英
To overcome a difficulty or challenge.
語源
surmountは、中世フランス語surmonter(sur-=上+monter=登る)から借用され、本来は「乗り越える・登り越す」から「困難に打ち勝つ」の意味になった
コラム
- surmountは困難や障害に対して用いられるやや堅い語で、日常会話より書き言葉やフォーマルな文脈で見かけることが多い。
例文
コアイメージ
成長や変化で物や習慣・関心が自分に合わなくなることを表す
英英
to grow or change so that something (for example clothing, a habit, or an interest) no longer fits or is no longer needed
語源
outgrowは、out(越えて)+ grow(成長する)からできており、身体的な増大から比喩的に習慣や関心に合わなくなる意味へ広がった
コラム
- outgrowは服だけでなく習慣や興味にも使われ、目的語にその対象を置いて『〜を着られなくなる/〜が不要になる』のように表す