だけれども

「だけれども」の英語

「だけれども」は英語で but と言います。though や although も使え、though は会話で文末に置いて「けれどね」のように言うことがあります。even though は予想に反する結果を強調し、much as はやや文章語的です。

「だけれども」の英語の使い分け

though

ðóu

意味

thoughのイラスト

例文

Though I'm not very good at soccer, I love playing it.

サッカーはあまり上手ではないだけれども、プレーするのが好きだ。

コアイメージ

一つの事実を認めつつ、別の事実がそれと違うことを示す

使い方

類義語との違い

though: ~だけれども。逆接を表し文末や挿入で使える
but: しかし、だが。節と節をつなぐ基本の逆接
although: ~だけれども。やや形式的で文頭で使われやすい逆接

英英

It is used to introduce a statement that contrasts with or adds to what has just been said, often making the previous statement seem less certain or important.

語源

thoughは、古英語のþēah(それでも)に由来し、話の中で前の内容に反することを示す「〜だけれども」という意味で使われる

コラム

  • althoughと意味は似るが、thoughは文末でカジュアルに使える点が特徴で、会話では前の文を和らげる一言としてよく用いられる

although

ɔːlðóu

意味

althoughのイラスト

例文

Although it was raining, I wanted to go outside.

雨が降っていたけれども、外に出たかった。

コアイメージ

ある事を認めながら、それに矛盾する別の事を続けて言う。

類義語との違い

although: ~だけれども、逆接を示す従属接続詞
but: しかし、二つの文を対等に対比する接続詞
though: althoughと似るが口語で文末にも使える柔らかい表現

英英

It is used to introduce a subordinate clause that contrasts with or admits something about the main clause.

語源

althoughは、古英語のal-þēahが中英語でalthoghと変化し、今の形に至ったが、意味は一貫して「〜だけれども」の譲歩を表す

コラム

  • althoughは「〜だけれども」を表す接続詞で、後ろに主語+動詞の節が続き、従属節が文頭に来るときはその後にカンマで区切る

even though

íːvn-ðóu

意味

even thoughのイラスト

例文

Even though she didn't study, she passed the test.

勉強しなかっただけれども、彼女は試験に合格した。

コアイメージ

期待や予想があっても、それとは違う事実を同じ文で示す

類義語との違い

even though: 事実の対比を示す「~だけれども」
even if: 仮定で使う「たとえ~でも」
although: 事実の対比を示すが形式はやや堅い
though: 会話でよく使う短い対比表現

英英

Something is true or happens despite another fact or situation being true or happening.

語源

even thoughは、even(たとえ・さえ)の強める働きとthough(それでも)の逆接が組み合わさって「〜だけれども」を表す。

コラム

  • even thoughは「〜だけれども」を表す接続詞で、必ず主語と動詞を含む節が続き、名詞句を取るdespiteとは文の作りが違う

例文

He supported the idea, much as he had reservations.

彼は懸念があった〜だけれども、その案を支持した。

コアイメージ

「多く」という意味のmuchとは別に慣用的に用いられる譲歩表現としての『〜だけれども』

英英

A fixed concessive construction meaning 'although', distinct from the adverb 'much' meaning 'a lot'.

語源

much asは、もともとの語義をもつmuchと接続詞asが慣用的に結びついて慣用句化し、譲歩の意味で用いられるようになった。

コラム

  • 例文のように、懸念を認めつつ支持を表す短い譲歩を作る表現として適している。

「だけれども」のレベル別の例文

「だけれども」を英語にするときのよくある間違い

「だけれども」の英語についてよくある質問

Q. 「だけれども」を英語で一言で言うと?
最も基本的で使いやすいのは but です。会話では though もよく使われ、文末に置いて「けれどね」という柔らかい言い方にできます。
Q. though と although の違いは?
意味はほぼ同じですが、though のほうが会話で自然で、文末にも置けます。although は文章や改まった場面でよく使われます。
Q. 「だけれども」のビジネスメールでの言い方は?
改まった文章では although が使えます。予想に反する結果を強調する場合は even though も使えます。
Q. 「だけれども」と「けれども」で英語表現に違いはありますか?
英語の使い分けに差はありません。どちらも文脈や場面のフォーマル度に応じて but、though、however など同じ単語を使います。日本語では「だけれども」の方が限定のニュアンスがわずかに加わることがありますが、英語では同じ逆接として扱われます。例えば「行きたい(だけ)れども時間がない」は I want to go, but I do not have time. のように表現できます。
Q. 文末につける though(〜だけどね)の使い方は?
文末の though は会話で「〜だけどね」「でもね」と軽く付け足すときに重宝します。副詞としての用法で、直前の発言に対して軽く留保や対比の情報を添えられます。例えば Thanks, though.(でも、ありがとう)や The food was good. It was a bit pricey, though.(料理はおいしかったよ。ちょっと高かったけれどね)のように文末に置きます。
Q. but と however はどう使い分ければいいですか?
but は等位接続詞、however は接続副詞という文法上の違いがあります。but はカンマで2つの文をつなげますが、however はカンマだけで文をつなぐことができず、ピリオドなどで文を分ける必要があります。例えば I was tired, but I worked. は自然ですが、I was tired, however I worked. は誤りで、I was tired. However, I worked.(疲れていたけれども働いた)と書きます。
Q. 前置きやクッション言葉の「〜ですけれども」は英語で何と言いますか?
配慮や前置きとして使う場合は Excuse me, but... や I am sorry, but... が適しています。言いにくい依頼や質問をする前のクッションとして機能します。例えば Excuse me, but could you help me?(恐れ入りますけれども、手伝っていただけますか?)や I know you are busy, but...(お忙しいとは存じますけれども…)のように使えます。
Q. 「そうなんだけれども…」と相づちを打つ時の英語は?
相手に一度理解を示しつつ意見を述べる場合は That is true, but... や I see your point, but... が定番です。例えば That is true, but it might take time.(そうなんだけれども、時間がかかるかもしれません)のように続けます。カジュアルな会話なら I know, but...(分かるんだけれどもね)と切り出すのも自然です。
Q. Although と but を同じ文で一緒に使ってもいいですか?
1つの文で although と but を重ねて使うのは文法的に誤りです。日本語の「〜だけれども、しかし…」の感覚で Although it rained, but we went out. としがちですが、接続詞は1つだけにします。正しくは Although it rained, we went out. または It rained, but we went out.(雨が降ったけれども外出した)のどちらかを使います。

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