悪意のある
「悪意のある」の英語
「悪意のある」は英語で malicious と言います。人や発言、ソフトウェアなどに幅広く使える最も一般的な語です。malevolent は文学的で強い悪意、virulent は病気や攻撃的な言葉に使う硬い表現です。
「悪意のある」の英語の使い分け
人や発言、行為、ソフトウェアなどの明確な悪意に広く使います。
人物や表情などの強い悪意を描く文学的な表現です。
病気の毒性や、非常に攻撃的な言葉を硬く表します。
例文
コアイメージ
他人に害を与えようとするはっきりした意図や気持ち
関連語
使い方
類義語との違い
malicious:
他人に害を与えようとする悪意がある
mean:
意地悪で人を傷つける態度
cruel:
相手を苦しめることをいとわない残酷さ
evil:
道徳的に非常に悪く害を与える性質
英英
Intentionally harmful or cruel, showing a desire to hurt or upset others.
語源
maliciousは、ラテン語の malitia(悪意)が古フランス語 malicieux を経て英語に入り、「悪意的な」という意味になった。
コラム
- maliciousは技術分野でも使われ、malicious software(マルウェア)のように他者に被害を与える目的で作られたプログラムを指す。
例文
They malign her with lies.
彼らは嘘で彼女を中傷している。
コアイメージ
他人の評判を傷つける言葉を広めて、その人を悪く見せる
関連語
使い方
-
malign someone
〜を中傷する
類義語との違い
malign:
悪意を持って誰かや評判について悪く言い、傷つける
slander:
口頭で事実と違うことを言って名誉を傷つける
英英
To speak badly about someone in a way that is not true and can cause harm.
語源
malignは、ラテン語malignus(悪意のある)を古フランス語経由で英語に取り入れた語で、「~を中傷する」という意味で使われる
コラム
- malignは目的語を伴って使うことが一般的で、malign someoneやmalign a reputationのように“誰を何の点で中傷するか”が語法上重要である
例文
コアイメージ
毒が広がるように病気や言葉が急速かつ強く害を及ぼすイメージ
関連語
使い方
類義語との違い
virulent:
病気の毒性や言葉の攻撃で激しく害を与える
toxic:
有毒で体や関係に害を与える
deadly:
命を奪うほど非常に危険
英英
Extremely dangerous or harmful, especially describing a disease or poison, and also used for very hostile or hateful attitudes.
語源
virulentは、語尾の-ulent(〜で満ちた)を含む語で、もともとは「毒に満ちた」を意味し、病気や言動が「非常に危険な」「猛威を振るう」と使われる
コラム
- 日常会話ではやや堅い書き言葉的な語で、英文誌や報道で見かけることが多く、文脈により病気の毒性か言葉の攻撃性かを区別して使われる
例文
コアイメージ
将来に悪影響や害を及ぼすこと、または害を与えようとする意図を示す
英英
Threatening harm or evil; suggesting something that will have a harmful or destructive effect.
語源
balefulは、古英語bāl(災い・害)に由来するbaleに接尾辞‑fulが付いて「害を及ぼす」という意味になった
コラム
- 文学的表現で不吉さや害意を強める語で、baleful glance(悪意のある視線)やbaleful omen(不吉な前兆)の形で使われる
例文
Her cankerous remarks poisoned the atmosphere in the office.
彼女の悪意のある発言が職場の雰囲気を悪化させた。
コアイメージ
人や発言が内部からじわじわと害を及ぼす性質を指す「悪意のある」
英英
Having a corrosive or malignant quality of spirit; tending to eat away at goodwill or harmony, often used figuratively.
語源
cankerousは、ラテン語などを経て入ったcanker(潰瘍・むしばむもの)に由来し、身体をむしばむ性質が比喩的に心や言動の悪意を表す意味に広がった。
コラム
- cankerousは比較的硬い語であり、軽い嫌味には使われず強い敵意や根深い悪意を表現する場面で使われる。
例文
コアイメージ
他者に害を与えたり悪影響を及ぼしたりする性質を指し、邪悪なという意味を含む
英英
Causing or capable of causing harm, evil, or mischief; characterized by harmful intent or effect.
語源
maleficentは、ラテン語maleficēns(悪をなす)に由来し、maleficium(悪事)やmaleficus(害をなす)と語根を共有して英語化された
コラム
- maleficentは主に文学や民話で魔物や呪いを描写する際に用いられる形容詞で、映画『Maleficent』のように固有名詞化された例もある