悪意

「悪意」の英語

「悪意」は英語で malice と言います。特定の相手への敵意なら ill will、腹いせや意地からの意地悪なら spite が自然です。malevolence などは硬く、文書や文学で使われます。

「悪意」の英語の使い分け

  • malice

    相手に害を加えようとする意図を表すやや硬い語で、法律・報道から一般的な文章まで使われます。

    The message was sent without malice.

    そのメッセージは悪意なく送られました。

  • ill will

    特定の相手への敵意や恨みを、会話から文書まで表します。

    Her ill will toward her former teammate was obvious.

    彼女が元チームメートに敵意を抱いているのは明らかでした。

  • spite

    腹いせや意地から意地悪をする気持ちを、日常的に表します。

    You didn't do that out of spite, did you?

    まさか腹いせでそんなことをしたんじゃないよね。

英単語
コアイメージ
使い方 / 例文
malice
相手に害を加えようとする意図を表すやや硬い語で、法律・報道から一般的な文章まで使われます。
The message was sent without malice.
そのメッセージは悪意なく送られました。
ill will
特定の相手への敵意や恨みを、会話から文書まで表します。
Her ill will toward her former teammate was obvious.
彼女が元チームメートに敵意を抱いているのは明らかでした。
malevolence
他者に害を与えたいという意図や感情としての悪意を指す
She looked at him with malevolence in her eyes.
彼女は目に悪意を浮かべて彼を見た。
malevolency
他者に害を与えたいという意図や心の向き、悪意として相手に害を及ぼそうとする気持ち
His malevolency was apparent in his words.
彼の言葉には悪意が明らかだった。
malignance
悪意が言葉や態度に表れ、他者に害を与えようとする意図をさす
The malignance in his tone made everyone uneasy.
彼の口調にある悪意は皆を不安にさせた。
maliciousness
他者に害を及ぼそうとする意図や敵対的な心の状態を表す
The lawyer argued that the defendant's actions showed clear maliciousness.
弁護士は被告の行為が明らかな悪意を示したと主張した。
malignity
根深く持続する敵意や恨みの心情
She spoke with thinly veiled malignity toward her rival.
彼女はライバルに対して薄く隠した悪意を込めて話した。
spite
腹いせや意地から意地悪をする気持ちを、日常的に表します。
You didn't do that out of spite, did you?
まさか腹いせでそんなことをしたんじゃないよね。

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malice

mǽlis

意味

maliceのイラスト

例文

He lied out of malice.

彼は悪意を持って嘘をついた。

コアイメージ

相手を傷つけたり困らせたりしようとする心

関連語

使い方

類義語との違い

malice: 誰かを傷つけようとする悪意
hatred: 強く持続する憎しみや嫌悪
spite: 意地悪や腹いせの気持ち、嫌がらせ

英英

A wish to hurt someone or cause them trouble, often because of strong dislike or hatred.

語源

maliceは、ラテン語のmalitia(悪さ・悪意)から古フランス語を経て英語に入った語で、もともと「わざと人を傷つけようとする悪い心や意図」を意味する。

コラム

  • 口語ではあまり使われず、文書や報道で相手の故意や計画性を強調するときに用いられる

例文

His ill will toward the manager was obvious.

彼の上司に対する悪意は明らかだった。

コアイメージ

相手に害を与えようとする意図や感情、悪意

英英

a feeling or intention to harm or be hostile toward someone; malice.

語源

ill willは、ill(悪い・有害)とwill(意志・願望)の組み合わせで、両者が結びつき相手に害を与えようとする意図=悪意を表す語として成立した。

コラム

  • ill willは特定の相手に向けられた敵対的な感情を指し、公的文書から口語まで広く用いられる。

例文

She looked at him with malevolence in her eyes.

彼女は目に悪意を浮かべて彼を見た。

コアイメージ

他者に害を与えたいという意図や感情としての悪意を指す

英英

A feeling of ill will or spite toward others, implying a desire to harm or wish them misfortune.

語源

malevolenceは、ラテン語のmale(悪く)とvelle(願う)に由来し、他者に害を望む心が表現として定着して「悪意」の意味になった。

コラム

  • malevolenceは内面の害意や敵意を表す語で、法律文や文学で人物の意図や感情を描写する際によく用いられる

例文

His malevolency was apparent in his words.

彼の言葉には悪意が明らかだった。

コアイメージ

他者に害を与えたいという意図や心の向き、悪意として相手に害を及ぼそうとする気持ち

英英

Ill will or malicious intent; a disposition or desire to harm others.

語源

malevolencyは、ラテン語のmale(悪く)とvelle(願う)に由来し、他者に悪を願う心が名詞化して「悪意」を意味するようになった

コラム

  • malevolencyは文語的で堅い語で、日常会話ではmaliceやspiteがよく用いられ、法律文書や文学で悪意を強調するときに使われる

例文

The malignance in his tone made everyone uneasy.

彼の口調にある悪意は皆を不安にさせた。

コアイメージ

悪意が言葉や態度に表れ、他者に害を与えようとする意図をさす

英英

Hostile or harmful intent directed toward someone, often expressed through tone, words, or behavior.

語源

malignanceは、ラテン語malignus(悪意のある)に由来し、名詞化接尾辞-anceが付いて英語で「悪意・敵意」を表す語として成立した。

コラム

  • malignanceはやや文語的で硬い語で、公的文書や文学で使われることが多く、口調や態度に現れる敵意を表す。

例文

The lawyer argued that the defendant's actions showed clear maliciousness.

弁護士は被告の行為が明らかな悪意を示したと主張した。

コアイメージ

他者に害を及ぼそうとする意図や敵対的な心の状態を表す

英英

The quality of intending to harm or injure someone; ill will or spite.

語源

maliciousnessは、形容詞maliciousに名詞化接尾辞-nessが付いて生じた語で、maliciousはラテン語malitiaやmalusに由来する

コラム

  • 法律では故意に害を及ぼす心の有無を判断する際にmaliciousnessという概念が用いられることが多い

例文

She spoke with thinly veiled malignity toward her rival.

彼女はライバルに対して薄く隠した悪意を込めて話した。

コアイメージ

根深く持続する敵意や恨みの心情

英英

A deep-seated or habitual maliciousness or malevolence directed toward someone or something.

語源

malignityは、英語のmalign(悪意のある)に名詞化接尾辞‑ityを付けて作られ、中英語以降に文語的表現として用いられるようになった。

コラム

  • 日常会話ではmaliceがより一般的で、malignityは文学的・批評的な文脈で用いられることが多い。

例文

She refused to help him out of spite.

彼女は悪意から彼を助けるのを拒んだ。

コアイメージ

腹いせや意地で相手に嫌がらせをする気持ちをさす

英英

a feeling of wanting to harm, annoy, or frustrate someone, often arising from resentment or stubbornness.

語源

spiteは、古フランス語despitに由来し元は軽蔑や侮りを指し、そこから腹いせや悪意の意味へと発展した

コラム

  • out of spite(意地で・腹いせに)は否定的な行為の動機を説明する表現として日常で頻出する

「悪意」のレベル別の例文

「悪意」を英語にするときのよくある間違い

  • × He did it by bad heart.

    ○ He did it out of malice.

    悪意を動機として表すときは、out of malice のように言うのが自然です。

  • × I have malice to him.

    ○ I bear ill will toward him.

    特定の相手への敵意は、bear ill will toward someone で表すのが自然です。

「悪意」の英語についてよくある質問

Q. 「悪意」を英語で一言で言うと?
malice が基本的な表現です。特に、相手を傷つけようとする意図を表します。
Q. malice と ill will の違いは?
malice は害を与えようとする意図全般、ill will は特定の相手への敵意や恨みを表すのが一般的です。
Q. 「悪意」を英語のビジネス文書でどう言う?
故意に害を与える意図を指すなら malice が一般的です。特定の相手への敵意を述べる場合は ill will も使えます。
Q. 「悪意のある」を英語で何と言いますか?
形容詞としては malicious が最も一般的です。害を与える意図があることを表し、malicious rumors(悪意のある噂)や malicious act(悪意のある行為)のように幅広く使えます。個人的な恨みや意地悪さを含む場合は spiteful、悪い意図を強調するなら ill-intentioned も自然です。例文:He spread malicious rumors.(彼は悪意のある噂を広めました。)
Q. 「悪意を持って」を英語でどう表しますか?
副詞の maliciously や、前置詞句の out of spite などを使います。明らかな害意や攻撃性を持って行った行為なら He acted maliciously.(彼は悪意を持って行動した)のように言います。一方、腹いせや当てつけのような感情的な意地悪さから行った場合は out of spite が適しています。例文:She broke it out of spite.(彼女は当てつけでそれを壊しました。)
Q. 「悪気はなかった」と日常会話で言うには?
日常会話では malice などの硬い語は使わず、I didn't mean any harm. と表現するのが定番です。相手を傷つける意図がなかったことを伝えるなら I meant no harm.、発言で相手を怒らせる意図がないことを断るなら No offense intended.(悪気はありません)と言えます。例文:I meant no harm by that comment.(あの発言に悪気はありませんでした。)
Q. ITの「悪意のあるソフトウェア」の英語は?
malicious software と言い、これを短縮した malware(マルウェア)が定着しています。セキュリティ分野では、害を及ぼす意図を持ったプログラム全般を指します。同様に「悪意のあるコード」は malicious code、「悪意のある利用者」は malicious user と呼びます。例文:The system detected malicious code.(システムが悪意のあるコードを検出しました。)
Q. 法律や契約の「善意・悪意」の英語は?
善意は good faith、悪意は bad faith と言います。法律やビジネスにおける「悪意」は単なる害意だけでなく、事情を知っていながら不誠実に行動することを指します。契約書などではラテン語由来の bona fide(善意の)、mala fide(悪意の)も用いられます。例文:They negotiated in bad faith.(彼らは不誠実にも悪意を持って交渉しました。)
Q. malice と spite のニュアンスの違いは?
malice は他人に害を加えようとする強い害意を表し、spite は個人的な恨みや腹いせによる意地悪さを表します。malice は重大な実害や法的責任が絡む文脈でも使われますが、spite はちっぽけな当てつけや感情的な嫌がらせに対してよく使われます。例文:She did not do it out of spite.(彼女は当てつけでそれをしたわけではありません。)

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