虚栄心
「虚栄心」の英語
「虚栄心」は英語で vanity と言います。外見や人からの評価を気にする一般的な表現です。自己愛の強さなら narcissism、他者との比較から生じる見栄なら amour propre が合い、vainglory は古風です。
「虚栄心」の英語の使い分け
外見や人からの評価を気にする、最も一般的な表現です。
Her vanity led her to check her reflection constantly.
自分を過大評価し、他人への共感が乏しい自己愛を表します。
His narcissism makes every conversation about himself.
自分の能力や外見を過大評価する、うぬぼれや自負を批判的に表す語です。
他人との比較や評価を意識した自尊心を表す、フランス語由来のやや専門的・文語的な表現です。
The criticism wounded his amour propre.

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例文
コアイメージ
他者の目を意識して自分を良く見せようとする心理と結びついた自尊心
英英
Pride or self-esteem especially tied to concern for reputation or external approval, often overlapping with vanity.
語源
amour propreは、フランス語の語句で直訳は「自分への愛」だが、ルソーらが他者との比較から生じる見栄や虚栄心を表す語として用いた経緯がある。
コラム
- 英語で用いるときはフランス語的な「他者との比較から生じる見栄」の含意が強くなる場面がある
例文
His narcissism made it hard for him to maintain friendships.
彼の自己愛は友人関係を維持することを困難にした。
コアイメージ
自己愛で、他者への共感が乏しく自分を過剰に評価する傾向を指す
英英
Excessive self-love marked by inflated self-importance and lack of empathy, often impairing relationships.
語源
narcissismは、ギリシャ神話の美青年Narcissusの名に由来し、自分への強い愛を表す語として英語に入った
コラム
- 臨床用語としての自己愛性人格障害とは診断基準や重症度が異なり、日常では性格傾向や行動の一面を指す軽い表現として使われる
例文
コアイメージ
他人に良く見られたいという欲求が行動に表れることで生じる虚栄心
英英
A preoccupation with appearing admirable or important to others, marked by showing off and an unwillingness to acknowledge shortcomings.
語源
vaingloryは、英語のvain(古フランス語・ラテン語vanusに由来する「むなしい」)とglory(ラテン語gloria「栄誉」)が結合して生まれ、本来は空しい名声=虚栄心を指す
コラム
- 日常会話ではvanityやconceitが使われることが多く、vaingloryは書き言葉や古風な表現で見られることが多い
例文
コアイメージ
自分の価値を外見や飾りで示そうとする心で、しばしば空虚さを伴う
英英
Excessive concern with one’s appearance or social standing, sometimes implying worthlessness or futility.
語源
vanityは、ラテン語vanitasから借用され、中英語を経て外見や誇りの空虚さを示す語となった
コラム
- 文学や聖書ではvanityがむなしさや徒労の意味で用いられ、単なる見栄より広い含意を持つ
「虚栄心」のレベル別の例文
「虚栄心」を英語にするときのよくある間違い
× He is narcissism.
○ He is narcissistic.
人の性質を説明するときは、名詞ではなく形容詞を使います。
× I have much vanity.
○ I am very vain.
人の性質として「虚栄心が強い」と言う場合は形容詞が自然です。