比喩

「比喩」の英語

「比喩」は英語で metaphor と言います。metaphor は別のものになぞらえる比喩を指し、figure of speech は比喩を含む印象的な言葉の使い方全般を表す、より広い表現です。

「比喩」の英語の使い分け

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metaphor

[US] métəfɔ̀r [UK] métəfə

意味

metaphorのイラスト

例文

In the poem, she used a metaphor to compare life to a journey.

その詩で彼女は人生を旅に例える隠喩を使った。

コアイメージ

あるものを別のものになぞらえて、共通する性質を示す表現

関連語

使い方

  • metaphor for

    〜の比喩

  • metaphor of

    〜の比喩

  • use a metaphor

    比喩を用いる

  • mixed metaphor

    混喩

類義語との違い

metaphor: ある対象を別のものに例えて意味や性質を示す表現
simile: likeやasを使って『~のようだ』と直接たとえる直喩
analogy: 二つのものの似た点を用いて理解や説得を助ける比較
symbol: 物が別の意味を示す象徴的表現で詩や小説でよく用いる

英英

A figure of speech that represents one thing through another without using like or as, implying shared qualities.

語源

metaphorは、もともとギリシャ語metaphoraで「移すこと」を指したが、言葉の意味を別の対象へ移して表す表現として意味が変わり、比喩を表す語になった。

コラム

  • 英語の小説や詩、歌詞で頻繁に使われ、登場人物の感情や場面を簡潔に伝える表現で、英文読解で筆者の意図を読み取る際の手がかりになる。

例文

She used a figure of speech to make her poem more vivid.

彼女は詩をより生き生きとさせるために比喩を使った。

コアイメージ

ある対象を別のものにたとえて表現し、意味や印象を強める言葉の使い方

英英

A stylistic device in which language describes one thing by referring to another, creating vividness or emphasis through non‑literal comparison.

語源

figure of speechは、figure(形)という語源とspeech(話し言葉)の結合から「言葉の形」の意で成立し、古典の修辞学で比喩や誇張などの表現技法を指す用法が定着した。

コラム

  • 詩や演説では比喩表現が多用されるため、figure of speechを学ぶことで英語のニュアンス把握が深まる。

「比喩」のレベル別の例文

「比喩」を英語にするときのよくある間違い

  • × I did a metaphor in my speech.

    ○ I used a metaphor in my speech.

    比喩は do ではなく use と組み合わせるのが自然です。

  • × This sentence is a metaphor: “He runs like the wind.”

    ○ This sentence uses a simile: “He runs like the wind.”

    like や as でたとえる表現は、通常 metaphor ではなく simile です。

「比喩」の英語についてよくある質問

Q. 「比喩」を英語で一言で言うと?
metaphor が最も基本的でよく使われる言い方です。
Q. metaphor と figure of speech の違いは?
metaphor は別のものになぞらえる比喩です。figure of speech は、比喩などを含む印象的な表現全般を指します。
Q. 「比喩」のビジネスでの言い方は?
具体的な比喩を指すなら metaphor が一般的です。比喩表現全般を指す場合は figure of speech も使えます。
Q. 比喩を表す英語の読み方やカタカナ表記は?
metaphorは「メタファー」、simileは「シミリー」と読みます。隠喩を表すmetaphorの発音は日本語のメタファーとほぼ同様ですが、直喩を表すsimile(発音記号 /ˈsɪm.ə.li/)は最後の「le」をリーと発音する点に注意が必要です。比喩表現全般を指すfigure of speechはカタカナでは「フィギュア・オブ・スピーチ」のように表記されます。
Q. 英語の比喩の種類(metaphorとsimile)の違いは?
別のものに直接なぞらえる隠喩がmetaphorで、likeやasを用いて「〜のようだ」と比較する直喩がsimileです。例えばTime is money(時は金なり)はmetaphorですが、He runs like the wind(彼は風のように走る)のようにlikeを使った表現はsimileに分類されます。どちらも英語で感情や情景を伝える定番の表現技法です。
Q. 「比喩的に言えば」など、比喩だと英語で説明するには?
metaphorically speakingやfiguratively speakingを使います。「比喩的に言えば、彼はこの会社の心臓だ」はMetaphorically speaking, he is the heart of this company.と表現できます。また、誤解を避けるために「ただの言葉のあや(比喩)だよ」と前置きしたいときはIt is just a figure of speech.と言えます。
Q. 「背伸びをする」を比喩として英語で言うには?
実力以上のことをするという比喩ならstretch oneselfやpunch above one's weightを使います。体を伸ばす動作ならstretchですが、無理をして背伸びをしている文脈ではHe is punching above his weight in this project(彼はこの企画で背伸びをしている)のように表現します。子供が大人ぶるという意味ならact grown-upも適しています。
Q. 「コバンザメ」のような人の比喩は英語でどう言いますか?
有力者に付きまとって恩恵を得る人を指すならhanger-onやparasite、freeloaderと言います。英語では魚のコバンザメ(remora)をそのまま人への比喩に使う習慣はありません。例えば「彼は社長のコバンザメだ」と言いたいときはHe is just a hanger-on to the president.のように表現するのが自然です。
Q. プラトンの「洞窟の比喩」は英語で何と言いますか?
英語ではAllegory of the CaveまたはPlato's Caveと呼びます。哲学で扱われるこの寓話は、単純な言葉のあや(metaphor)というよりも、物語全体を通して真理や教訓を伝える「寓意・寓話」にあたるため、英語ではallegoryという語が定訳として用いられます。Plato describes the Allegory of the Cave.(プラトンは洞窟の比喩を説いている)のように使います。
Q. 「例え(比喩)」と「例(具体例)」の英語の使い分けは?
物事をなぞらえて説明する比喩表現ならmetaphorやanalogyを使い、事実としての具体例ならexampleを使います。「例えを使って説明する」はexplain using a metaphorと言いますが、「実例を挙げて説明する」はexplain with an exampleと言います。日本語では同じ「たとえ・れい」という言葉になりやすいですが、英語では明確に区別されます。

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