取り乱した
「取り乱した」の英語
「取り乱した」は英語で frantic と言います。突然の恐怖なら panicky、深い悲しみや衝撃なら distraught が自然です。感情が激しく表に出る場合は hysterical も使えます。
「取り乱した」の英語の使い分け
強い不安や焦りで、必死に動き回る様子に使います。
突然の恐怖で慌てている様子を表す、日常会話向きの表現です。
悲しい知らせなどで、深く動揺している人に使う語です。
泣き叫ぶなど、感情が激しく高ぶった状態に使います。
例文
コアイメージ
危険や不安で頭がまとまらず、あわてて手当たり次第に動く様子
関連語
使い方
類義語との違い
frantic:
必死で慌てふためき、行動が激しく雑になる状態
anxious:
心配で落ち着けないがfranticより弱い
desperate:
目的のために必死になり、手段を選ばない感じ
panicked:
恐怖で激しく慌てふためきfranticとほぼ重なるが恐怖寄り
英英
Very worried and scared about something, making it hard to control your emotions; acting quickly and with a lot of energy, but in a disorganized way.
語源
franticは、ギリシャ語phren(心)→中世ラテン語phreneticus→古フランス語を経て英語化し、心の乱れを示す「取り乱した」という意味になった。
コラム
- franticは強い不安や焦りであわてる様子を表し、目的を示す不定詞と組んだ『frantic to do』の形で「必死に〜しようとする」と使われる。
例文
The audience became hysterical after the announcement.
発表の後、観客は取り乱した。
コアイメージ
感情が急に高ぶり、声や動きが大きく乱れる状態
関連語
使い方
類義語との違い
hysterical:
感情が激しくなり制御できない状態
emotional:
感情を強く表に出す状態
upset:
動揺したり怒ったりして落ち着かない
英英
Not able to control your feelings or actions because you are very upset, scared, or excited.
語源
hystericalは、名詞hysteria(ヒステリー)から形容詞化した語で、医療用語だったhysteriaが日常語になり「感情的になった」を表すようになった
コラム
- 文脈によっては 'hysterical' が『とても面白い』の意味で使われることもあり、直接 'You're hysterical' は人によって受け取り方が異なる
例文
コアイメージ
心の中が強く揺れて、考えや気持ちがまとまらなくなる
関連語
使い方
-
distraught about
〜について取り乱している
-
distraught at
〜に取り乱している
-
distraught over
〜のことで取り乱している
類義語との違い
distraught:
感情が激しく乱れ、冷静さを失っている
upset:
気分が動揺している、悲しみや腹立ちを含む
worried:
具体的な問題を心配している状態
anxious:
不安や緊張を感じ、落ち着かない
frantic:
極度に取り乱し、急いだり混乱した状態
英英
語源
distraughtは、古フランス語distrait(気が散った、悩んだ)を通って英語に入り、そこから「取り乱した」の意味になった
コラム
- distraughtは「取り乱した、深く動揺した」を意味し、気が散ったを表すdistractedとは意味が異なり、声が震えたり混乱した行動を伴う場面で使う
例文
コアイメージ
秩序や落ち着きを乱す行為やその結果を示す語で、取り乱した
英英
To have caused someone or something to lose composure or to be thrown into disorder; used as a past participle meaning disturbed.
語源
discomposedは、dis-(否定)+compose(まとめる、落ち着く)に由来し、composeを乱すという意味の動詞から生まれ、過去分詞形が形容詞として用いられるようになった。
コラム
- decompose(分解する)と綴りが似て混同されやすいが、discomposedは心や態度の乱れを表す語で意味が異なる。
例文
コアイメージ
群衆や個人が恐慌や騒動で冷静さを失い、取り乱したように振る舞うことを指す
英英
Marked by uncontrolled panic, excitement, or emotion; exhibiting hysteria, often describing a state of mass or individual agitation.
語源
hystericは、名詞hysteriaに接尾辞-icが付いて形容詞化した語で、医療用語としての使用から一般表現へと広がり『取り乱した』の意味で用いられるようになった。
コラム
- The crowd grew hystericのように集団の興奮や過熱を描写する際に用いられ、個別の怒りや悲しみ以上に場の高揚を示す表現となる。
例文
As the fire alarm rang, he became panicky and ran outside.
火災報知器が鳴ると彼は慌てたまま外に走った。
コアイメージ
突然の恐怖や不安で冷静さを失い、うろたえている状態
英英
Showing sudden, overwhelming fear or anxiety that causes a person to lose composure and act quickly without careful thought.
語源
panickyは、panic(突発的な恐怖や混乱を表す語)に形容詞化接尾辞-yが付いて「パニック的な、慌てた」を表すようになった。
コラム
- panickyは突然の恐怖で冷静さを欠く様子を表す形容詞で、会話で日常的に慌てた様子を伝える際に使われる。
例文
After the news, she seemed unstrung and couldn't concentrate.
その知らせの後、彼女は取り乱したようで集中できなかった。
コアイメージ
弦が外れて張りがなくなるという物理的な状態から転じて精神的に取り乱したことをさす
英英
Originally meaning 'with the strings removed' and used figuratively to describe someone emotionally shaken or mentally unsettled.
語源
unstrungは、接頭辞un-と過去分詞strungが結合した語で、文字どおりは弦を外した状態を指し、その『張りの喪失』が比喩的に精神の乱れ=取り乱したを表すようになった
コラム
- unstrungは楽器や弓の張りの喪失という具体的イメージから生じた表現であり、新聞や小説で感情の動揺を比喩的に表す際によく用いられる
例文
コアイメージ
目が大きく見開かれ、驚きや興奮などの強い感情が外に表れている状態を示す
英英
Having the eyes wide open because of strong emotion, excitement, or intensity, producing a fierce, startled, or intense look.
語源
wild-eyedは、wild(荒々しい、制御されない)と-eyed(〜の目をした)という要素から成る複合語で、目が見開かれた外見から強い感情の表出を表すようになった
コラム
- wild-eyedはlookやstareとよく結びつき、目の表情を通して驚きや興奮の強さを短く表現する形容表現である