事前の
「事前の」の英語
「事前の」は英語で prior と言います。prior notice や prior approval のように名詞の前で使います。「事前に」なら in advance、予備的な段階なら preliminary が自然です。
「事前の」の英語の使い分け
通知や承認など、出来事より前のことを表す正式な形容詞です。
「事前に」「あらかじめ」という意味で、日常会話でもよく使います。
通知や予約など、前もって行うものを表す名詞の前で使います。
正式決定や本番の前段階にある予備的なものを表します。
例文
コアイメージ
物や計画が前へ進むイメージと、事を前もって行うイメージの両方
関連語
使い方
-
advance toward
〜に向かって前進する
-
advance into
〜に進入する
-
advance to
〜へ進む
類義語との違い
advance:
段階的に前へ進むことを指し、小さな一歩を重視する
progress:
物事が順に進む点は共通だが、流れ全体を表す
develop:
変化や成長が長期的に進む点を強調する
improve:
質や能力を良くする点に焦点があり、部分的な向上を指す
英英
To move forward in space, time, or condition; to cause progress; to move a date or action earlier or to provide something in advance.
語源
advanceは、古フランス語avancer「前に進む」から英語に入り、そこから「進歩」の意味になった
コラム
- 語源が古フランス語avancerの「前に進む」なので、期日を前倒しにするadvance the dateや資金を先に渡すadvance fundsの用例に共通する「前へ出す」の感覚が分かる
例文
My prior experience helped me in the interview.
先の経験が面接で役立った。
コアイメージ
ある時点や出来事より前にある時間や順序を示すイメージ
関連語
使い方
-
prior knowledge
予備知識
-
prior experience
事前の経験
-
prior approval
事前承認
-
prior notice
事前通告
-
prior engagement
先約
類義語との違い
prior:
時間や順序で先にあること、前もっての意
previous:
直前や前回のもの、順序で前を示す
earlier:
より前の時点、以前の時刻や段階を示す
former:
現在と対比して以前の状態や職を示す
英英
existing or arranged before something else or before now; happening earlier in time.
語源
priorは、ラテン語の比較級に由来し、prius(より前)から「より前のもの」を表す語として定着し、意味は「先の」となった。
コラム
- 実際の表現ではprior noticeやprior approvalのように名詞の前に置いて『事前の通知/承認』を作ることが多く後に名詞が来る点に注意
例文
コアイメージ
本番の前に行う準備や下ごしらえの段階。
関連語
使い方
類義語との違い
preliminary:
本番前の下ごしらえ的段階で仮の結論や資料を示す
initial:
物事の始まりを指し、下ごしらえとは限らない
prior:
先行することを示し、準備を必ず含まない
temporary:
短期間で変わる状態を指し、予備的意味と異なる
英英
Happening or done before something more important, often to prepare for it; serving as an introduction or preparation for something else.
語源
preliminaryは、ラテン語のprae(前)+limen(敷居)が合わさり「本番の敷居の前にあるもの」を表した語で、意味は「予備の」
コラム
- ビジネス文書では名詞を前から修飾してpreliminary reportやpreliminary meeting、preliminary resultsのように正式決定前の仮の段階や速報的な資料を示す用法が一般的。
例文
コアイメージ
経験や観察に先立って既に成り立つことを表し、事前の判断や先験的な根拠を指す
英英
Existing or justified independently of experience or observation; assumed or known prior to empirical investigation.
語源
a prioriは、ラテン語で「以前から」や「前に」を意味する語から来ており、中世以降の哲学で経験に先立つ知識や判断を表す語として定着した。
コラム
- 学術文では経験に依らない「先験的」の意味で用いられ、日常では単に事前の・予めの意味で使われることが多い
「事前の」のレベル別の例文
- 中学
Please tell me in advance about the meeting.
- 高校・英検2級
Applicants must obtain prior approval before using the facility.
- TOEIC・ビジネス
The manager requested advance notice of any delivery delays.
- 日常会話
I should have booked it in advance.
「事前の」を英語にするときのよくある間違い
× I did a prior preparation for the interview.
○ I made preparations for the interview in advance.
preparation は通常 do ではなく、make preparations の形を使います。
× Please contact me prior the meeting.