耳障りに
「耳障りに」の英語
「耳障りに」は英語で gratingly と言います。音や声がざらついて不快に響く様子を表します。荒々しく騒がしい場合は raucously、音が不協和に響く場合は discordantly が使えます。
「耳障りに」の英語の使い分け
音や声などが不快に感じられる様子を広く表す、比較的平易な副詞です。
The notification sound sounded irritatingly loud all afternoon.
音のざらつきや声の不快さを表す、やや硬めの表現です。
笑い声や歓声などが荒々しく騒がしく響く様子を表し、その結果として耳障りに感じられる場合にも使います。
音や音楽が不協和に、調和せず響く様子を表す表現です。
The violin played discordantly throughout the rehearsal.
例文
コアイメージ
ざらつく音や耳障りな声が聞き手の耳に引っかかって不快にさせる様子
英英
In a harsh, rasping, or irritating manner, especially describing sounds or a way of speaking that annoys the listener.
語源
gratinglyは、動詞grate(擦る・きしる)の現在分詞gratingに副詞化接尾辞 -ly が付いて、擦れるような音や言動が耳に不快に触れるという意味になった。
コラム
- 音の質が粗くて不快に感じられる場面で使われ、特に金属や機械音、または耳に残る話し方に対して用いられる。
例文
The crowd laughed raucously at the comedian's punchline.
観客はそのコメディアンのオチにやかましく笑った。
コアイメージ
やかましく、荒々しく耳に響く音や様子を指す
英英
In a loud, harsh, and disorderly way that produces strident or unpleasant sounds.
語源
raucouslyは、形容詞raucous(ラテン語raucus「かすれた声」から)に副詞化接尾辞-lyが付いて「やかましく」の意になった
コラム
- raucouslyはうるささと粗野さを含み、笑いや歓声など集団の騒ぎを表す場面で使われる
例文
コアイメージ
耳障りに、音が調子を外して不揃いに響くことを指す
英英
In a way that is not melodious; sounding out of tune or discordant, producing an unpleasant or jarring sound.
語源
unmelodiouslyは、否定を表す接頭辞un-にmelodious(melodyの語幹+-ous)が続き、副詞化の-lyが付いて「旋律的でない様子」を表す
コラム
- 音楽や効果音について音が調子外れであることを文語的に表す語で、音質の客観的描写に用いられる
「耳障りに」のレベル別の例文
「耳障りに」を英語にするときのよくある間違い
× The violin played ear-discomfortingly.
○ The violin played discordantly.
ear-discomfortingly は「耳障りに」を直訳した造語です。音が不協和に響く場合は discordantly を使います。
× I was gratingly by the noise.
○ The noise grated on me.
gratingly は人が感じることを表す副詞としてこの形では使えません。音が人を不快にさせたことは、The noise grated on me. のように表します。