無差別に
「無差別に」の英語
「無差別に」は英語で indiscriminately と言います。対象を選ばずに行う行為を表し、批判的な文脈にも、区別なく配布する文脈にも使えます。無作為にという意味なら randomly、暴走して攻撃する文脈なら run amok が自然です。
「無差別に」の英語の使い分け
対象を区別せずに行うことを表す、最も標準的な表現です。
The aid was distributed indiscriminately to all residents.
計画的な選別をせず、無作為に行う場合に使います。無差別にというより、偶然性やランダムさに焦点があります。
複数の候補から無作為に選ぶ場面でよく使う表現です。
例文
A amok driver plowed through the barricade during the protest.
暴走した運転手が抗議中にバリケードを突き破った。
コアイメージ
暴力的に制御を失って突進・攻撃する状態をさす
英英
behaving violently and without control, often running about and attacking people or things
語源
amokは、マレー語amuk(激しく襲う)からポルトガル語・オランダ語を経て英語に入った語で、狂乱して襲うという意味が発展した
コラム
- 英語では run amok の形で使われることが多く、ニュース見出しでは an amok driver のように危険な暴走を短く伝える表現として用いられる
例文
The charity distributed food indiscriminately to anyone who showed up.
慈善団体は来た人に無差別に食料を配った。
コアイメージ
無差別に対象を区別せずに行う
英英
Done without making distinctions; performed without choosing or judging between people or things.
語源
indiscriminatelyは、in-(否定)+discriminate(区別する)から成る形容詞indiscriminateに副詞語尾-lyが付いて「区別せずに」の意味になった。
コラム
- indiscriminatelyは対象を選ばずに行うことを示し、援助などでは公平性を示す場合もあれば配慮の欠如を批判する場合もある。
例文
The company hired workers promiscuously, ignoring experience and recommendations.
その会社は経験や推薦を無視して従業員を無差別に採用した。
コアイメージ
多くの相手や対象を区別せずに無差別に選ぶこと
英英
Acting without discrimination among choices or people; doing something indiscriminately, without selecting or applying criteria.
語源
promiscuouslyは、形容詞promiscuousの副詞形で、ラテン語promiscuus(混ぜられた)に由来し「区別なく混ぜられた」から「無差別に・乱雑に」の意味に発展した。
コラム
- promiscuouslyは性的な文脈で乱交的な意味を伴う場合と、採用や配布のように基準を設けずに無差別に行う意味になる場合があり、意味は文脈で決まる。
「無差別に」のレベル別の例文
- 中学
- 高校・英検2級
The website collected personal information indiscriminately from its users.
- TOEIC・ビジネス
The company cannot reject applications indiscriminately without clear criteria.
- 日常会話
Don’t criticize people indiscriminately.
人を誰彼かまわず批判しないで。
「無差別に」を英語にするときのよくある間違い
× The company chose employees indiscriminate.
○ The company chose employees indiscriminately.
行為の仕方を修飾するため、副詞形が必要です。