庶民
「庶民」の英語
「庶民」は英語で ordinary people と言います。普通の人々を広く指すならこの表現が自然です。階級や王室との対比では commoner、政治や文化で大衆を指すなら the masses が使われます。
「庶民」の英語の使い分け
ordinary people
特別な立場ではない一般の人々を自然に表す、最も使いやすい表現です。
一般の人を指すやや古めの表現で、政治や記事で使われます。
The policy was designed to help the common man.
その政策は庶民を助けるために作られました。
貴族や王族と対比して、歴史や王室の話で使う語です。
the masses
政治や文化で、多数の一般の人々や大衆を指します。
例文
Politicians often promise policies for the common man.
政治家はしばしば庶民のための政策を約束する。
コアイメージ
日常生活を送る特別でない一般の人々、庶民を指す語
英英
A typical person from the general public; someone who is not a celebrity, expert, or member of an elite.
語源
common manは、common(共通・一般の)とman(人)が結びついて生まれ、日常語として特別でない人々を表す語となった。
コラム
- ニュースや記事で幅広く使われ、文脈によっては中立的に「普通の人」を意味する場合がある。
例文
Politicians must listen to the commonalty when making decisions.
政治家は意思決定の際に庶民に耳を傾けるべきだ。
コアイメージ
政治・社会の場面で意思や利害を持つ一般市民全体を指す語
英英
the body of ordinary people regarded as a political or social group
語源
commonaltyは、中英語を経てcommon(「庶民」や「共通の」)由来の語として発展し,特に政治や法の文脈で「庶民」を表す用法が残った
コラム
- 例文のように政策決定や代表制を論じる場面で用いられることが多く,現代英語ではややかたく政治的なニュアンスを伴う
例文
コアイメージ
大衆、つまり多数の一般の人々を指す
英英
the common people as a group; the majority of ordinary people
語源
massesは、massの複数形で、ラテン語massa(塊)を起源として古フランス語を経て英語に入り、『人の集まり=大衆』の意味で用いられるようになった
コラム
- the masses は政治や文化の文脈で多数の一般人を指す語で、'appeal to the masses' のような表現でよく使われる
例文
The senator promised to protect every pleb in his constituency.
その上院議員は選挙区のすべての庶民を守ると約束した。
コアイメージ
特権層でない一般の人々
英英
An ordinary person who is not part of the privileged classes; a commoner.
語源
plebは、ラテン語plebs(平民)に由来し、英語のplebeianを縮めた俗語として定着した。
コラム
- 現代英語ではplebは俗語で使われることが多く、話し言葉では軽蔑的な言い回しとしても親しげな呼称としても用いられる
「庶民」のレベル別の例文
「庶民」を英語にするときのよくある間違い
× I am a commoner.
○ I’m just an ordinary person.
commonerは貴族や王族との対比で使うことが多く、日常の自己紹介には不自然です。
× The government should help common man.
○ The government should help ordinary people.
単数の common man を使うなら冠詞が必要です。また、性別を限定しない ordinary people のほうが現代英語では自然です。