利己心

「利己心」の英語

「利己心」は英語で selfishness と言います。自分の利益だけを優先し、他者を顧みない否定的な性質には selfishness が最も一般的です。self-interest は自分の利益を優先することをやや客観的に表し、self-centeredness は自己中心的な性格を強調します。

「利己心」の英語の使い分け

ego

意味

例文

A strong ego helps him resist peer pressure.

強い自我は彼が仲間の圧力に抵抗するのを助ける。

コアイメージ

自我は自己を意識し、他者との関係で自己を守ろうとする心

英英

the part of the mind that constitutes self-awareness and identity and helps balance instinctive desires, reality, and moral demands

語源

egoは、ラテン語の一人称代名詞ego「私」から借用され、19〜20世紀の心理学で自我を表す専門用語として定着した。

コラム

  • 心理学ではegoはフロイトの概念として無意識の欲求と社会的規範の間を調整する働きがあると説明される。

例文

Critics accused the politician of acting out of self-concern, ignoring public needs.

批評家はその政治家が公共の必要を無視して利己心から行動したと非難した。

コアイメージ

利己心、つまり自分の利益や立場を優先する心

英英

Concern for one's own advantage or welfare, often implying actions motivated by selfish interests rather than regard for others.

語源

self-concernは、self(自分)とconcern(関心・配慮)が結びついた語で、自分への配慮や利益優先の心を表す

コラム

  • self-concernは批判的文脈で用いられることが多く、個人の利益を優先する性向を指す表現である

例文

His selfishness hurt the whole family.

彼の利己心が家族全員を傷つけた。

コアイメージ

利己心は自分の利益や欲望を優先して他者を顧みないこと

英英

The quality or state of prioritizing one's own interests, needs, or desires over those of others, often neglecting their well‑being.

語源

selfishnessは、self(自分)+-ish(〜の性質を表す)+-ness(状態を表す)から作られ、利己心を表す語である

コラム

  • 利己心は他者への配慮を欠く性質を指し、倫理や心理学では利己主義や利他的行動との対比で議論される

「利己心」のレベル別の例文

「利己心」を英語にするときのよくある間違い

  • × He is ego.

    ○ He has a big ego.

    ego は名詞なので、「自我が強い」と言うときは have an ego の形を使います。

  • × I have selfishness.

    ○ My selfishness caused a problem.

    selfishness は通常、have の目的語としてではなく、主語や原因を表す名詞として使います。「私は利己的だ」なら I am selfish と言えます。

「利己心」の英語についてよくある質問

Q. 「利己心」を英語で一言で言うと?
一般的には selfishness が自然です。自分の利益だけを優先し、他者を顧みない性質を表します。
Q. ego と selfishness の違いは?
ego は自我や自尊心を指し、必ずしも悪い意味ではありません。selfishness は他者への配慮を欠く利己的な性質を表します。
Q. 「利己心」のビジネスでの言い方は?
自分の利益や立場を優先することを述べる場合は self-interest が自然です。強く批判する文脈では selfishness や self-centeredness も使えます。
Q. 「利己心」の本来の意味や自己中との違いは?
利己心とは、自分の利益だけをはかり他人のことを顧みない心を指します。「自己中心(自分本位)」が物事の捉え方や態度の偏りを表すのに対し、「利己心」は損得や利益の追求に焦点がある点で異なります。英語では前者を self-centeredness、後者を selfishness や self-interest と呼び分けます。
Q. 経済学などで使う学術的な「利己心」の英語は?
経済学や社会科学における中立的な「利己心」には self-interest を用います。アダム・スミスの市場理論のように「自己の利益を合理的に追求する動機(自利)」を指し、道徳的非難のニュアンスを含みません。ここを非難の意味が強い selfishness にしてしまうと学術的な意図から外れるため注意が必要です。
Q. 哲学用語の「利己主義(egoism)」とは?
egoism は倫理学や哲学で「自己の利益を行為の根本的な基準とする思想(利己主義)」を表す学術用語です。日常的なわがまま(selfishness)とは異なり、理論や学説を指します。なお、スペルが似ている egotism は「うぬぼれ」や「自己顕示」を指す単語であり、哲学的な egoism とは区別されます。
Q. 「利己心から行動する」の英語表現は?
動機を表す前置詞 out of を使い、act out of selfishness や act out of self-interest と表現します。わがままや身勝手さを批判するなら selfishness、保身や損得勘定からだと客観的に述べるなら self-interest が自然です。例文: He acted entirely out of selfishness.(彼はまったくの利己心から行動した。)
Q. 「利己心」の対義語である「利他心」の英語は?
利己心の対義語である「利他心」や「利他主義」は英語で altruism と言います。他者の利益や幸福を優先する姿勢を表し、学術的にも self-interest and altruism(利己心と利他心)のように対比して頻出します。例文: His actions showed true altruism, not selfishness.(彼の行動は利己心ではなく真の利他心を示していた。)
Q. 「利己的な」や「利己主義者」の英語は?
「利己的な」は日常表現では selfish、自己の利益を追う性質なら self-interested、思想的な意味では egoistic と言います。「利己主義者」と人を表す場合は egoist や a selfish person を用います。例文: It is self-interested behavior, not pure evil.(それは純粋な悪意ではなく、利己的な行動にすぎない。)

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