判例法
「判例法」の英語
「判例法」は英語で case law と言います。裁判所の判断や判例の蓄積を指し、common law は主に英米法という法体系を指します。jurisprudence は通常、法学や法理論を指す学術的な語です。
「判例法」の英語の使い分け
裁判所の判断や判例の蓄積を指す、判例法の最も一般的な表現です。
主に英国や米国などの、判例と先例を重視する英米法の法体系を指します。
judicial precedent
裁判所の判断が後の裁判の基準となる司法上の先例を指す、やや法律的な表現です。
例文
コアイメージ
英米法(判例と先例に基づき裁判所の判断で法が形成される法体系)
英英
A legal system originating in England in which law is developed primarily through judicial decisions and the doctrine of precedent rather than solely by enacted statutes.
語源
common lawは、もともと「国全体に共通の法」を意味する中英語の語に由来し、王室裁判所が各地の慣習を統一して判例中心の法体系として形成された。
コラム
- 英米法は判例の積み重ねで法を作る点が特徴であり、大陸法と比べて裁判例と先例の解釈が実務上重要な役割を果たす
例文
She studied jurisprudence at the university to become a lawyer.
彼女は弁護士になるために大学で法学を学んだ。
コアイメージ
法の原理や制度を理論的に体系化して研究する学問
英英
The academic study of law, its principles, and legal systems, covering legal theory and systematic analysis of rules and doctrines.
語源
jurisprudenceは、ラテン語のjus/juris(法)とprudentia(知識・判断)に由来し、直訳で「法の知識」から学問としての法学を表す語になった。
コラム
- 学術文献ではjurisprudenceは法学や法理論を指す語として使われ、法の原理や体系を論じる場面で用いられることが多い
「判例法」のレベル別の例文
「判例法」を英語にするときのよくある間違い
× I studied common laws.
○ I studied common law.
法体系を指す common law は通常、複数形にしません。
× We need to check jurisprudence for this court decision.
○ We need to check the relevant case law before making a decision.
個別の裁判例や判例の蓄積には、法学・法理論を意味する jurisprudence より case law が自然です。