ずる賢く

「ずる賢く」の英語

「ずる賢く」は英語で slyly と言います。相手の意図を隠して巧みに立ち回る一般的な表現で、deviously は計略的に、craftily は巧妙に策略を用いるニュアンスがあります。

「ずる賢く」の英語の使い分け

例文

She smiled deviously before revealing the surprise.

彼女は驚きを明かす前にずる賢く笑った。

コアイメージ

ずる賢く、正攻法を避けて迂回や計略で相手を出し抜くことを表す

英英

in a deceitful, cunning manner; by avoiding straightforward methods and using trickery to achieve an end

語源

deviouslyは、devious(道から外れる、回り道する)+副詞化の-lyに由来し、「回り道する」→「正面を避ける」→「ずる賢い」と意味が変化した語である

コラム

  • deviouslyは人物の性格や行為を批評する語として使われやすく、deviousの副詞形としてsmileやlookなどの動詞とよく結びつく

例文

She smiled foxily when she found the loophole.

彼女は抜け穴を見つけると、ずる賢く笑った。

コアイメージ

ずる賢く、表情や振る舞いで相手の弱点を突くように立ち回るふるまいをさす

英英

In a sly, crafty manner, often describing facial expression or behavior used to take advantage of others.

語源

foxilyは、英語のfox(キツネ)に由来するfoxyが形容詞としての意味を得て、副詞化の-lyで「ずる賢く」となった

コラム

  • foxilyは主にsmileやlookなどを修飾し、表情や態度の巧妙さや策略性を強調する

例文

He grinned knavishly and slipped the coin into his pocket.

彼はずる賢く笑みを浮かべてコインをポケットに滑り込ませた。

コアイメージ

ずる賢く、人をだますような巧妙さとにやりを伴う行為を表す

英英

In a deceitful or dishonest manner, showing slyness or roguish intent.

語源

knavishlyは、古英語cnafa(若者・使用人)に由来するknaveが中英語で「ならず者・悪党」の意味に移り、接尾辞 -ish と副詞化の -ly が付いて「ずる賢く」という意味になった。

コラム

  • やや古風で文語的な響きがあり、小さな悪事やずるさを表現する際に用いられる

例文

He slyly avoided answering the question.

彼はずる賢くその質問に答えることを避けた。

コアイメージ

狙いを隠して相手の不意をつき利得を得るためにずる賢く立ち回ること

英英

In a deceitful or cunning manner, acting to gain advantage by hiding intentions or misleading others.

語源

slylyは、slyに接尾辞-lyが付いて副詞化した語で、slyは古英語から中英語を経て『ずるい』の意味で用いられるようになった

コラム

  • slylyは動作全体の様態を示す副詞で、例文のように質問を回避する振る舞いなどでずる賢さを表す

「ずる賢く」のレベル別の例文

「ずる賢く」を英語にするときのよくある間違い

  • × He did sly.

    ○ He acted slyly.

    sly は形容詞なので、動作を修飾するには副詞 slyly を使います。

  • × He sly asked me for the answer.

    ○ He slyly asked me for the answer.

    sly は形容詞なので、動作を修飾するには副詞 slyly を使います。

「ずる賢く」の英語についてよくある質問

Q. 「ずる賢く」を英語で一言で言うと?
一般的には slyly と言います。狙いを隠して相手を出し抜くような振る舞いを表します。
Q. slyly と deviously の違いは?
slyly は狙いを隠して巧みに立ち回ること、deviously は正攻法を避けて計略を使うことに重点があります。
Q. 「ずる賢く」の英語をビジネスで使えますか?
slyly や deviously は相手を批判する響きがあるため、ビジネスでは使用場面に注意が必要です。客観的に「巧みに」と言いたい場合は skillfully などが一般的です。
Q. 「ずる賢い」を表す基本の英単語は何ですか?
cunning、sly、craftyなどが代表的です。cunningは悪知恵が働き計略を巡らせる様子、slyは本心を隠して陰で動く様子、craftyは巧妙に人を操るニュアンスを含みます。これらは語尾にlyを付けるとcunningly(ずる賢く)、craftily(巧妙に)のように動作を修飾する副詞として活用できます。
Q. sneakyやshrewdとのニュアンスの違いは?
行動の卑劣さや評価の向きが異なります。sneakyはこそこそと隠れて卑怯な振る舞いをする悪意あるずる賢さに焦点があります。一方、shrewdはビジネスや情勢判断において抜け目がないという肯定的・中立的な賢さを表します。同じずる賢さでも、卑劣な行為にはsneaky、機敏な判断にはshrewdを使います。
Q. cleverやsmartとの境界線や使い分けは?
単なる知能の高さだけでなく、悪知恵の要素が絡むかどうかが境界線です。smartは純粋な頭の良さや賢明さを表しますが、cleverはイギリス英語などで「小利口な」「ずる賢い」という皮肉・否定的なニュアンスを帯びることがあります。相手の裏をかくニュアンスを含めたい場合はcleverやcunningを選びます。
Q. 「ずる賢く出し抜く」を動詞で表現できますか?
outsmartやoutwitを使って一言で表現できます。接頭辞out-には「相手を凌駕する」という意味があり、知恵やずる賢さで相手の裏をかくことを表します。例えばHe outsmarted his rivals.(彼はライバルたちをずる賢く出し抜いた)のように、副詞を使わずに相手を巧みに負かす動作を表せます。
Q. 褒め言葉として使える「要領の良さ」の英語は?
shrewdやstreet-smartが最適です。悪意を持たず世渡りがうまい人や、抜け目なく利益を出す人を肯定的に表せます。street-smartは机上の知識ではなく実社会での機転の良さを指し、She is street-smart.(彼女はずる賢いほど要領がいい)のように、頼もしいしたたかさを褒める場面で使われます。
Q. 「ずる賢い」にまつわる動物の慣用句はありますか?
キツネを用いたas sly as a foxが定番です。英語圏ではキツネがずる賢さの象徴とされ、非常に抜け目がない人を例える際に使われます。また、動詞としてoutfox(キツネのようにずる賢く出し抜く)という表現もあり、The lawyer outfoxed the opponent.(弁護士は相手を巧みに出し抜いた)のように使われます。

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