「〜のために」はドイツ語で何と言う?
「〜のために」を表す最も一般的なドイツ語は für です。利益や目的を表し、「あなたのために」「健康のために」のように使います。一方、原因や理由を表す「〜のために(〜のせいで)」には wegen を用います。「誰かのためになること(für)」か、「原因・きっかけ(wegen)」かで使い分けます。
使い分け
- für
人や物に対する利益・目的を表します。「〜に向けて」「〜の利益のために」と前向きな意図を持って行動するときに使います。
Das ist ein Geschenk für dich.
これは君へのプレゼントです。
- wegen
原因や理由を表し、天候や事情によって何かが起こる場合に使います。好ましくない結果に対して「〜のせいで」という意味でもよく用いられます。
Wegen des Regens bleiben wir zu Hause.
雨のために私たちは家にいます。
よくある間違い
✕ Ich bleibe für den Regen zu Hause.
○ Ich bleibe wegen des Regens zu Hause.
für は目的を表すため、雨という理由を言うときは wegen を使います。
✕ Das Geschenk ist wegen dir.
○ Das Geschenk ist für dich.
贈り物など相手の利益・対象を表す場合は、wegen ではなく für を使います。
「〜のために」のよくある質問
Q. wegen の後ろの名詞の格は何ですか?
Q. 動詞を伴う「〜するために」はどう言いますか?
für
意味
- 前置詞 〜のために
- 前置詞 〜用の
- 前置詞 代金として
- 前置詞 〜の間
例文
コアイメージ
包みや品物に値札や宛名が付いて渡し先や代金、期間を示す場面
関連語
使い方
類義語との違い
für: 誰かのために働くなど、利益を受ける相手や受取人を示す前置詞
gegen: 対価と引き換えに受け取る物や金額を示す前置詞
pro: 単位あたりの割合や量を示す前置詞
wegen: 理由や原因を示す前置詞
zu: 人や場所へ向かう動作や到達点を示す前置詞
ドイツ語での定義
Empfänger, Zweck, Preisangabe oder Zeitspanne bezeichnet und mit dem Akkusativ steht.
語源
fürは、古高ドイツ語furiに由来し中高ドイツ語vürを経て現代語となり目的や代価を表す語となった
コラム
- PreisやZeitangabenでの用法は慣用表現が多いので、実際の短い例文で使い方を確認すると誤用を減らせる。

ゲームで覚える・約 1 分
für をゲームで覚えよう
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例文
コアイメージ
外的な事情が結果に結びつく因果の場面
関連語
使い方
類義語との違い
wegen: 外的な事情が原因で結果が生じたことを示す前置詞、〜のために(原因)の意味で使う
für: 目的や受け手を示す前置詞、〜のために(目的)の意味で使う
dank: 良い結果をもたらした原因を示す前置詞、〜のおかげでという意味で使う
ドイツ語での定義
Einen kausalen Zusammenhang ausdrückt und in der Standardsprache den Genitiv regiert, umgangssprachlich aber oft mit Dativ gebraucht wird.
語源
wegenは、中高ドイツ語の wegen に由来し、古高ドイツ語期にも因果を表す同根語が存在したため意味の連続性がある。現代では Genitiv とともに原因や理由を示す前置詞として定着している。
コラム
- 日本語の「〜のために」は目的と原因の両方を表せるので、原因を伝えたいときは 'wegen' を使い、目的を表す場合は 'für' や 'um ... zu' を選ぶと誤解が減る