数量の前や、動詞・形容詞の前に置くのが一般的です。単独でMore or less.と答えると、「まあ、だいたい」という意味になります。
Q. more or lessの発音で注意することは?
moreのrとlessのlを区別します。more or less全体を一つのまとまりとして、強く区切らずに発音するのが一般的です。
Q. more or lessは、いつも「ほぼ」という意味になりますか?
文脈によって「ほぼ」だけでなく、「だいたい」「ある程度」という意味にもなります。The work is more or less finished.では「仕事はほぼ終わった」に近く、The results were more or less what we expected.では「結果はだいたい予想どおりだった」という意味になります。
「まあ、だいたいね」「ほぼそんな感じ」という少し控えめな肯定のニュアンスになります。完全に100パーセントではないものの、実質的には終わっている、あるいは認めているときに使います。例えば「Did you finish your work?(仕事終わった?)」に対し「More or less.(まあ、だいたいはね)」のように気軽に返答できます。
almostは「あと少しで完全に達する」、approximatelyは「客観的な数値がおよそ」であるのに対し、more or lessは「多少の前後はあっても実質的にはほぼ」という口語寄りの感覚です。またapproximatelyは学術論文や公式なビジネス文書でも好まれますが、more or lessは日常会話からセミフォーマルな場面でよく使われます。
Q. ビジネスや論文などフォーマルな場面で使えますか?
日常のビジネス会話では問題なく使えますが、契約書や論文など厳密さが求められる場では避けたほうが無難です。more or lessはやや口語的で大まかな響きがあるため、フォーマルな文書や正確な数値報告ではapproximatelyやvirtuallyなどの硬い表現を選ぶのが自然です。
Q. 「多かれ少なかれ」と訳すと不自然ですか?
不自然になることが多いです。日本語で「多かれ少なかれ」と言うと「誰しも多少は」といった硬い響きになりがちですが、英語のmore or lessは単に「だいたい」「ほぼ」「おおむね」を表す軽い表現です。「It is more or less finished.(だいたい終わった)」のように日常的な感覚で捉えるのが自然です。