覆い尽くす
「覆い尽くす」の英語
「覆い尽くす」は英語で cover と言います。津波や炎、煙などが何かをすっぽり包むときは engulf が使えます。植物なら overgrow、企業が他社を吸収するなら swallow up が自然です。
「覆い尽くす」の英語の使い分け
物や場所を表面全体にわたって覆う、最も一般的な表現です。
津波・炎・煙などが場所や物を完全に包むときに使います。
植物が伸びて庭や建物などを覆い尽くす場面で使います。
企業などが別の組織や事業を丸ごと吸収するときに使います。
例文
The waves engulfed a small boat.
波が小舟を飲み込んだ。
コアイメージ
あるものが別のものをすっぽり包み込んで中に取り込む
関連語
使い方
-
engulfed by
〜が〜に飲み込まれる
類義語との違い
engulf:
物や波、感情などをすっぽり飲み込む、包み込む
overwhelm:
量や感情で圧倒し覆う、心理・物理両面で使う
submerge:
水没させて覆い隠す、特に水害や沈没の場面で使う
consume:
消費・消耗や破壊の意味が強く、火などが対象を無くす場面で使う
英英
To completely cover or surround something, often in a way that makes it difficult to escape; to take in or consume something entirely.
語源
engulfは、接頭語en-(中へ)とgulf(大きな湾・深い裂け目)が合わさり、何かを深く中に飲み込む意味になった。
コラム
- engulfは「〜を飲み込む」で、津波や炎、煙が建物や地域を完全に覆い尽くすような大規模な物理的状況を表す
例文
コアイメージ
植物などが勢いよく伸びて物や場所を覆う
英英
To grow so as to spread over or cover something, especially when vegetation increases and hides the surface beneath.
語源
overgrowは、over(上に・過度に)+grow(成長する)から、文字通り「上に伸びて覆う」という意味で生まれ、植物が場所を覆い尽くす用法が中心となった。
コラム
- overgrowは主に植物が場所を覆う場面で使われ、自動詞で「生い茂る」と他動詞で「覆い尽くす」の両用があり、形容詞はovergrownが一般的に使われる。
例文
コアイメージ
表面や空間を上から広く覆い尽くす
英英
To spread over or cover an area or surface completely, often used of fog, darkness, or influence.
語源
overspreadは、over(~の上に)と spread(広がる・散らばる)が結びついた複合語で、何かが上から広く広がって覆う意になった
コラム
- 文学的でやや古めかしい語で fog や darkness によく用いられ、日常会話では cover や spread over が多く使われる
例文
コアイメージ
ある主体が他を丸ごと取り込み内部に収めること。例: 大手企業が小さなライバルを吸収する
英英
To take another entity entirely into oneself so that the absorbed entity becomes part of the absorber.
語源
swallow upは、動詞swallow(飲み込む)に完了や徹底を表す副詞upが付いた句動詞で、全体を取り込んで一体化する意味に発展したことに由来する。
コラム
- swallow upは企業が他社を組織ごと取り込む場面で使われることが多く、事業や市場を丸ごと包含するニュアンスを持つ
「覆い尽くす」のレベル別の例文
- 中学
- 高校・英検2級
- TOEIC・ビジネス
The acquisition allowed the group to swallow up a regional competitor.
- 日常会話
The fog engulfed us on the way home.
帰宅途中、霧にすっぽり包まれたね。