組織因子

「組織因子」の英語

「組織因子」は英語で tissue factor と言います。略して TF、番号で factor III と呼ぶこともあります。thromboplastin は関連する用語で、現在は凝固検査用試薬などを指すことが多いため、現代の組織因子そのものを指す tissue factor とは使い分けに注意が必要です。

「組織因子」の英語の使い分け

例文

Researchers found that factor III triggers the coagulation cascade in damaged tissue.

研究者たちは、組織因子が損傷した組織で凝固カスケードを引き起こすことを発見した。

コアイメージ

組織因子は損傷組織に露出する膜結合タンパク質で、凝固カスケードの外因系を開始する

英英

A membrane-bound protein exposed at sites of tissue injury that binds factor VII/VIIa and initiates the extrinsic pathway of blood coagulation.

語源

factor IIIは、損傷組織から検出される凝固活性物質として古くはthromboplastin(血栓形成を促す物質)と呼ばれ、その後凝固因子の番号付けでIII番と定められ、tissue factor(組織因子)という名称が定着した。

コラム

  • 学術文献や臨床検査ではthromboplastinやTFといった表記も見られ、用語の違いがそのまま同一の生理学的役割を指す場合がある

例文

The lab measured thromboplastin levels to evaluate the patient's clotting ability.

研究室は患者の凝固能を評価するためにトロンボプラスチンの量を測定した。

コアイメージ

トロンボプラスチンを指し、組織や血小板由来の凝固活性物質として血液凝固を促す

英英

A proteinaceous substance, often tissue- or platelet-derived, that activates elements of the coagulation cascade leading to thrombin generation and clot formation.

語源

thromboplastinは、thrombo-(血栓)+-plastin(形成するもの)から成り、「血栓をつくる物質」を表す語として19世紀に成立した。

コラム

  • 歴史的には組織由来の凝固活性物質を指す用語として用いられ、現代では特に組織因子(tissue factor)との関係に注意が払われる。

「組織因子」のレベル別の例文

「組織因子」を英語にするときのよくある間違い

「組織因子」の英語についてよくある質問

Q. 「組織因子」を英語で一言で言うと?
tissue factor が最も一般的で標準的な表現です。略して TF と書くこともあります。
Q. factor III と tissue factor の違いは?
どちらも組織因子を指しますが、現代の医学・生物学では tissue factor が一般的です。factor III は番号による名称です。
Q. 「組織因子」を英語論文でどう書く?
通常は tissue factor と書き、必要に応じて最初に tissue factor(TF)と示します。factor III という表記も見られます。

「組織因子」と関連する日本語の英語

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