癖
「癖」の英語
「癖」は英語で habit と言います。行動を繰り返す習慣なら habit、少し変わった個性的な癖なら quirk が基本です。仕草を強調する場合は mannerism、より硬く特異な性質を述べるなら idiosyncrasy が使えます。
「癖」の英語の使い分け
繰り返し行う行動や、身についた習慣としての癖に使います。
少し変わっているが、その人らしい個性的な癖に使います。
繰り返し現れる仕草や話し方の癖をやや硬く表します。
他の人とは異なる、独特で一貫した性格上の癖を表します。
例文
コアイメージ
同じ行動が何度も続き、心や体にできた決まった通り道。
関連語
使い方
類義語との違い
habit:
日常的にするくせや習慣
routine:
日々の決まった順序や日課
practice:
繰り返して身につける行い
custom:
社会や地域で続く伝統的な習慣
英英
A regular action or behavior that you do often, usually without thinking, because you have done it many times before.
語源
habitは、ラテン語habitus(状態・服装)から古フランス語を経て英語に入り、元の「いつもの状態」が「習慣」という意味になった。
コラム
- habitはhobby(趣味)と違い、継続的に行う行動や癖を指し、hobbyは楽しみとして行う活動を指す。
例文
One of his quirks is collecting unusual stamps.
彼の奇癖の一つは珍しい切手を集めることだ。
コアイメージ
普通と違う小さな癖がときどき顔を出す
関連語
使い方
類義語との違い
quirk:
ときどき現れる変わった癖や好みを表す語
habit:
毎日繰り返す行動や生活習慣を表す語
trait:
人の性格や行動の持続的な特徴を指す語
英英
A strange or unusual habit, trait, or characteristic of a person or thing.
語源
quirkは、もともと「急な曲がり」など物の急な変化を表した古い言葉が、人の思わぬ行動にも使われて『奇癖』という意味に広がった
コラム
- 作品の人物描写や紹介文で個性を短く示すときに出やすく、文脈に応じて親しみや違和感の印象を与える。
例文
The idiosyncrasy of the material caused unexpected results.
その物質の特異性が予期しない結果を招いた。
コアイメージ
内面から出る一貫した癖や好みで、他と区別できる細かな行動パターン
関連語
使い方
-
the idiosyncrasy of
〜の特異性
-
one's idiosyncrasies
〜の特異性
類義語との違い
idiosyncrasy:
風変わりな癖、個人特有の行動
habit:
繰り返す行動や身についた癖(必ずしも奇妙でない)
characteristic:
人や物を特徴づける性質、行動を含むこともある
trait:
性格や性質としての特徴、持ち味
英英
A unique or strange habit or behavior that a person has, or a surprising characteristic of something.
語源
idiosyncrasyは、ギリシャ語の idios(自分だけの)と synkrasis(混ざり合い)が合わさり、個人特有の性質から生まれる風変わりな癖を指す。
コラム
- アニメやマンガの登場人物の独特なクセや口癖を英語で説明する場面でidiosyncrasyが自然に使われることがある
例文
His Mannerism of tapping his fingers was noticeable during meetings.
彼は会議中に指をたたく癖が目立った。
コアイメージ
繰り返し現れる小さな仕草や言動で、その人固有の癖が目立つことを指す
英英
A habitual or characteristic way of behaving, speaking, or reacting, typically a small repeated gesture or peculiarity that marks an individual.
語源
Mannerismは、mannerという語が示す行為・様式に性質を表す接尾辞-ismが付いて、個人に現れる特有の行動様式=癖を表す語として発展した
コラム
- mannerismは礼儀を表すmannerとは異なり個人の反復する癖を指し、会議や文学で人物描写に使われる
例文
He admitted his foible for collecting old postcards.
彼は古い絵はがきを集める癖があると認めた。
コアイメージ
個人が時折見せるささやかな好みや習癖を指す
英英
a small personal weakness or peculiar habit, often mentioned in a tolerant or amused way; frequently used with have a foible for.
語源
foibleは、フランス語のfaible(弱い)に由来し、刀の「弱い部分」から転じて「ささやかな性格上の癖」を意味するようになった。
コラム
- 表現例have a foible for ~の形で好みや収集癖などをやわらかく表すことが多く、日常会話より書き言葉で目にすることが多い。
「癖」のレベル別の例文
- 中学
My brother has a habit of leaving toys everywhere.
弟にはおもちゃをどこにでも置く癖があります。
- 高校・英検2級
The writer gave the hero a memorable quirk to show his personality.
- TOEIC・ビジネス
The speaker's repeated mannerism made the presentation less effective.
- 日常会話
That's just one of my little idiosyncrasies.
それは私のちょっとした癖の一つです。