啓発
「啓発」の英語
「啓発」は英語で raise awareness と言うのが一般的です。歴史上の「啓蒙時代」は the Enlightenment、改まった書き言葉では edification、国際協力などの硬い文脈では sensitization が使われます。
「啓発」の英語の使い分け
raise awareness
人々に問題を知ってもらい、関心や行動を促す一般的な表現です。
awareness campaign
社会問題などについて広く知らせる啓発キャンペーンを指します。
特定の問題への理解を促す、国際機関などで使われる硬い語です。
the Enlightenment
17世紀から18世紀の西欧の思想運動である啓蒙時代を指します。
例文
Historians study the social changes of the Enlightenment.
歴史家は啓蒙時代の社会変化を研究している。
コアイメージ
啓蒙時代に西欧で理性と科学が広まり社会や政治の考え方が大きく変わった歴史的時期を指す
英英
The historical period, mainly in 17th–18th century Europe, marked by emphasis on reason, science, and debate about rights and government that reshaped social and political thought.
語源
Enlightenmentは、動詞enlighten(理解や光を与える)に名詞化接尾辞 -ment が付いて「理解が広がった状態」を表す語から発展し、歴史的な思想運動名として用いられるようになった
コラム
- 英語ではEnlightenmentは主に17〜18世紀の思想運動を指し、小文字のenlightenmentは個人の悟りや知識の広がりを指すため文脈で使い分ける必要がある
例文
コアイメージ
啓発として人の知識や道徳を高める行為やその結果
英英
The act or process of instructing, improving, or uplifting someone morally or intellectually.
語源
edificationは、ラテン語aedificare(建てる)に由来し、物理的な建築から比喩的に『人を築く=啓発』の意に転じた。
コラム
- edifyという動詞形があり、書き言葉や改まった文脈で見かける用語である。
例文
The NGO organized a sensitization campaign on water conservation in rural communities.
そのNGOは農村部の水資源保全に関する啓発を行った。
コアイメージ
特定の問題について人々の認識や行動を変えるよう働きかけること、すなわち啓発を指す
英英
The act or process of raising public awareness and promoting understanding or behavior change regarding a social or public issue.
語源
sensitizationは、動詞sensitize(感受性を高める)に接尾辞-ationが付いて名詞化した語で、もともと感覚に関わる語から転じて『啓発』の意味で用いられるようになった。
コラム
- 文章中でsensitizationが啓発活動を意味することが多い一方で、医療文献ではアレルギーなどの感作を示す専門用語として用いられることがある。
「啓発」のレベル別の例文
「啓発」を英語にするときのよくある間違い
× We did enlightenment about recycling.
○ We raised awareness about recycling.
一般的な啓発活動には raise awareness を使い、do enlightenment とは言いません。
× enlightenment
○ the Enlightenment
歴史上の啓蒙時代を指すときは通常、定冠詞と大文字を使います。