前掲
「前掲」の英語
「前掲」は英語で the aforementioned と言います。文脈によっては the above-mentioned や mentioned above も使えます。なお、ibid. は主に脚注などで直前の出典と同じものを示す表現です。
「前掲」の英語の使い分け
the aforementioned
文章中ですでに述べた人・物・事柄を指す、やや硬い正式な表現です。
the above-mentioned
前に述べた内容を指す硬い表現で、名詞の前に置いて使うことが多いです。
学術論文や脚注で、直前の引用と同じ出典を示す省略表現です。「前掲」全般の訳ではありません。
「前掲」の例文
The article used ibid. repeatedly in its footnotes.
その論文は脚注で同上を繰り返し用いていた。
コアイメージ
引用で「同上」を示し、直前の出典や同一箇所を指す省略表現
英英
A bibliographic abbreviation meaning the same as the immediately preceding reference, used in citations to refer to the same source or passage.
語源
ibid.は、ラテン語ibidemの略で「同じ場所で」を意味し、脚注や文献注で直前の出典や同一箇所を示すために印刷上の省略として用いられる。
コラム
- 学術論文や注で直前の出典を繰り返さず省略して示す表記で、出版物やスタイルガイドによって使用可否や書式が異なる点に留意する
「前掲」のレベル別の例文
「前掲」を英語にするときのよくある間違い
× Ibid. refers to any source mentioned earlier.
○ Ibid. refers to the immediately preceding source.
ibid. は、通常、前に出てきたどの出典でもなく、直前の出典を指します。
× Ibid. is the usual word for a previously mentioned topic in any text.
○ The aforementioned is used for a previously mentioned topic in formal writing.
ibid. は主に脚注などで同じ出典を示す表現で、一般の文章で前掲の内容を指す表現ではありません。