迫る
「迫る」の英語
「迫る」は英語で approach と言います。人や物、時期などが近づく一般的な表現です。締め切りや危機が差し迫るなら loom、周囲からじわじわ迫るなら close in on、距離や差を縮めて迫るなら gain on が自然です。圧力をかけて迫る場合は bear down on や put pressure on を使います。
「迫る」の英語の使い分け
締め切りや危機などが不気味に差し迫る場面で使います。
close in on
人や危機が周囲からじわじわ対象に迫る場面で使います。
競争相手との距離や差を縮めて追い上げるときに使います。
強い圧力をかけながら人や場所に迫る場合に使います。
例文
コアイメージ
遠くでぼんやり姿を現し、やがて近づいてくる
関連語
使い方
類義語との違い
loom:
不気味に大きく現れ、迫ってくるように見える
appear:
単に現れる。中立的で恐怖感はない
英英
To appear as a vague but large form, suggesting that a problem or event is approaching.
語源
loomは、古い用法で物や影がぼんやり見える様子を表す語が発展して動詞となり、近づく・迫るという意味を帯びるようになった
コラム
- loomは単独で「不気味に現れる」を表すが、『loom large』などの句では『重大化する』『大きく立ちはだかる』といった別の意味になる。
例文
コアイメージ
狙った対象に向かって圧をかけながら迫る
類義語との違い
bear down on:
~に迫ってくる、強く近づく
put pressure on:
~に圧力をかける、影響を与えて動かす
close in on:
~に徐々に迫る、囲んで近づく印象
英英
To approach someone or something while exerting pressure or creating a sense of urgency.
語源
bear down onは、bear=押す・力をかける、down=下へ・近づく、on=〜に向かってで、下から力を加えて相手に向かうイメージから「〜に圧力をかける」を表す
コラム
- bear down on+対象で権力や圧力を相手に向ける状況を表し、上司が部下に強く迫る場面やThe storm bore down on the coastのように嵐が沿岸に迫る描写で使われる
例文
コアイメージ
遠くにいる人や物に近づいて、間の距離を縮める動き
類義語との違い
gain on:
相手に迫り、距離を縮める
approach:
人や物、時刻などに近づくことを表し、競争を伴わないことが多い
overtake:
相手を追い越して前に出ることを表し、差を逆転する場合もある
英英
To slowly move closer to someone or something you are trying to catch.
語源
gain onは、gainが追い上げる動きを示し、onが対象を示すことで「~に迫る・追いつく」の意味になる
コラム
- 距離・点差・時間などで差が縮まる場面に使い、ランナーが先頭に迫る・企業の売上が競合に迫るなど物理的・抽象的両方で自然。
例文
コアイメージ
ある状態や性質の境界に近づき、ほとんどその状態であることを示す
英英
To be very close to a particular state or quality, almost to the point of being that thing.
語源
border onは、名詞border(境界)と前置詞onの結合から生まれ、本来は境界に接するという文字どおりの意味で使われ、のちに性質や行為が境界に接してほとんどその状態であるという比喩的な意味に発展した
コラム
- 行為や性質を批判的に表す際によく使われ、構文は通常border on+名詞で『ほとんど〜だ』を表す