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partir・sortir・quitterの違いと使い分け
意味の違いと使い分けを例文で解説
partirは「出発する」、sortirは「外へ出る」、quitterは「場所や人を後にする」という明確な使い分けがあります。
日本語の「出る」「去る」につられて混同しやすい3語ですが、直接目的語をとる他動詞か、前置詞を伴う自動詞かという文法構造に注目すると、すっきりと整理できます。
各語の核心イメージ
partir
今いる場所を離れて出発するある地点から別の目的地へ向けて「移動を始める・出発する」ことを表す自動詞です。どこかへ旅立つ移動の開始に焦点があります。目的地を示すpourや出発点を示すdeとともに使われます。Je pars pour Paris demain.(私は明日パリへ出発します。)
辞典の例文で見る使い分け
比較表
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| 観点 | partir | sortir | quitter |
|---|---|---|---|
| 動詞の用法 | 自動詞(目的語なし) | 自動詞(主にdeを伴う) | 他動詞(直接目的語をとる) |
| 移動のイメージ | 出発点から目的地へ | 内側から外側へ | 特定の対象から離脱 |
| 対象・目的語 | 目的地(pour)/出発地(de) | 出た場所(de) | 場所・人・職業など |
| 「外出する」意味 | なし(旅立つ・去る) | あり(遊びに出る等) | なし(立ち去る) |
| 「別れる・辞める」 | なし | なし | あり(人や仕事を離れる) |
文法上の最大の差はquitterのみが他動詞という点です。partirとsortirは前置詞とともに使い、出発そのものならpartir、内外の移動ならsortirと区別します。
日本人がよくする間違い
- × Je quitte de la chambre. → ○ Je quitte la chambre.(quitterは他動詞なので前置詞deは不要です。直接場所を目的語に置きます。70字)
- × Je pars la maison. → ○ Je pars de la maison. / Je quitte la maison.(partirは自動詞のため直接目的語をとれません。出発地にはdeが必要です。81字)
- × Ce soir, je pars avec mes amis. → ○ Ce soir, je sors avec mes amis.(「友達と出かける・遊びに行く」というニュアンスの外出にはsortirを使います。80字)
確認クイズ
- Nous devons ___ la salle avant midi. (partir / quitter)(私たちは正午前に部屋を出なければならない。)
- Le train va ___ du quai numéro 2. (partir / quitter)(列車は2番線ホームから出発します。)
- Tu as envie de ___ ce soir ? (sortir / partir)(今夜どこかに出かけたい気分?)
よくある質問
- Q. 「会社を出る」はどの動詞を使う?
- 単純に建物の中から外へ退勤する場合はsortir du bureauを用います。今いる職場を完全に「辞める・退職する」という意味であればquitter son entrepriseを使い分けます。
- Q. sortirは他動詞として使えない?
- sortirは「〜を外に出す・取り出す」という意味の他動詞としても使えます。例えば「ゴミを外に出す(sortir la poubelle)」や「財布を取り出す」などの表現が代表的です。
- Q. partirとs'en allerの違いは?
- どちらも「立ち去る」ですが、partirは目的地や移動そのものに焦点があるのに対し、代名動詞s'en allerは「その場を離れること」自体に力点があり、会話で「もう帰るね」と言う際によく使われます。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部
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