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「承知しました」は英語で何と言う? 言い方6通りと場面別の使い分け

「承知しました」は英語で何と言う?
言い方6通りと場面別の使い分け

ビジネスで最も無難な言い方は「Certainly.」です。ただし、日本語の「承知しました」に1対1で直訳できる英単語は存在しません。

英語では「相手の指示を理解したのか」「依頼を快く引き受けるのか」といった文脈や、相手との関係性によって表現が変わります。場面ごとのニュアンスを押さえ、適切に使い分けることが大切です。

「承知しました」の英語の言い方(6通り)

  1. 丁寧|目上の相手に|承知しました。

    高級ホテルやレストランなどの接客で、目上の男性客に敬意を示す表現です。女性相手ならma'amを用います。一般的なオフィス業務で使うと芝居がかって聞こえる場合があるため、使用場面には注意しましょう。

  2. ふつう|指示を受けて|承知しました。そのようにします。

    上司や同僚から進め方の助言を受けた際、「了解です、その方針で進めます」と伝える表現です。指示を理解しただけでなく、自分がこれから取る行動を前向きに宣言するニュアンスを持ちます。

  3. ふつう|前向きに了承|承知しました。

    「もちろんです」「喜んで承知しました」という積極的な受諾を表します。口頭のやり取りで頼もしい印象を与えたいときに有効で、クライアントや同僚からの依頼に対して快く応じる場面に適しています。

  4. 丁寧|簡潔な返答

    情報や指示を過不足なく受け取ったことを示す簡潔な返答です。ビジネスメールやチャットで手短に返信する際によく使われます。少々事務的で冷たい響きになることがあるため、声のトーンにも配慮が必要です。

  5. カジュアル|親しい相手に

    同僚や後輩など、気心の知れた間柄で交わす定番フレーズです。「了解!」「わかった」に近い気軽な響きを持ちます。カジュアルな表現のため、取引先や役職者に対するかしこまった返答としては避けてください。

  6. 丁寧|丁寧な了承

    顧客や上司に対して最も手堅く使える丁寧な了承表現です。「かしこまりました」に相当し、依頼を快諾する誠実な姿勢が伝わります。Certainly, I will take care of it. と続けるとより確実です。

場面別の使い分け

場面おすすめの言い方ひとこと
取引先からの依頼を快諾するCertainly.フォーマルで最も手堅い返答です。
指示を受けて作業に取り掛かるOkay, that's what I'll do.行動に移す意志が相手に明確に伝わります。
メールで簡潔に受領を伝えるUnderstood.短文で要件を把握した旨を示せます。
同僚とチャットで確認し合うGot it.日常的な業務連絡に最適な軽さです。
上司からの頼みを進んで引き受けるDefinitely.前向きで安心感を与える響きになります。
ホテル等の接客で客の要望を受けるVery good, sir.最上級の敬意を込めたサービス表現です。

相手との上下関係だけでなく、「単に理解したと伝えたいのか」「進んで行動を引き受けたいのか」という自身のスタンスに合わせて表現を選ぶと、ミスコミュニケーションを防げます。

直訳が通じない理由・よくある間違い

日本語の「承知しました」は謙譲の響きを持つ便利な万能表現ですが、英語には単一の直訳がありません。英語圏では「内容の理解」と「引き受ける意思」を明確に区別して言葉にします。

承知しましたの注意点
⚠️I know. は避ける

「言われなくてもわかっている」と響き相手を害する恐れがあります。

🧊Understood. の多用

事務的で冷たい印象を与えがち。快諾なら Certainly などが自然です。

💡理解と意志の区別

単なる内容理解か、引き受ける意志かによって表現を選び分けます。

ぶっきらぼうや冷たい印象を与えないための注意点です。

言われたときの返事

相手から承知された時の返し方

感謝・進捗確認

  • Thank you, I appreciate your help.(感謝と助かる旨を伝える)
  • Great, please keep me posted.(随時の進捗共有を依頼する)

フォロー・気軽な返信

  • Perfect, let me know if you need anything.(困りごとがないか気遣う)
  • Thanks! Talk to you later.(また連絡を取り合う気軽な返答)

相手の了解の返答に対して返すフレーズのニュアンス別整理です。

相手と媒体で選ぶ「承知しました」の英語表現マトリクス

日本語の「承知しました」は幅広い場面で使えますが、英語では相手との上下関係、伝達の媒体(対面・電話・メール・チャット)、そして「単なる理解」か「引き受けて実行する」のかによって選ぶべき語彙が明確に分かれます。まずは状況に応じて最適なフレーズが一目で把握できる対照表を確認しましょう。

相手伝える目的媒体最適な英語表現カタカナの目安と発音のコツ
取引先・顧客依頼の快諾・実行メール・口頭Certainly, I will take care of it.サートゥンリー、アイ ウィル テイク ケア オブ イット(Certainly の「tain」は息を止めるように短く「トゥン」と発音すると自然です)
上司指示の受領・確認メール・チャットNoted. I will proceed accordingly.ノウティッド。アイ ウィル プロスィード アコーディングリー(Noted は「ノーテッド」ではなく「ノウティッド」と発音します)
上司・先輩即時のタスク着手口頭・チャットI'm on it.アイム オン イット(「オン」と「イット」をつなげて「オニット」と滑らかに発音します)
同僚・後輩依頼の引き受けチャット・口頭Will do.ウィル ドゥー(語尾の「do」を短く言い切るように発声します)
同僚・後輩情報の把握チャットGot it, thanks!ガティット、サンクス(「Got」と「it」を連結させて「ガティット」と発音します)

そのまま使える対話例:上司からの急な依頼に応じる

上司から至急の対応を頼まれた際、「了解しました。すぐ取り掛かります」と頼もしく引き受ける会話例です。

A: Could you prepare the sales summary before the meeting starts?
(会議が始まる前に、売上サマリーを準備してもらえますか?)
B: Certainly. I'm on it right now.
(承知しました。ただちに取り掛かります。)
A: Thank you, that would be a great help.
(ありがとう、助かります。)
B: I will send it over in thirty minutes.
(30分以内にお送りいたします。)

ビジネスメールで使える「承知しました」と後続アクションの英語例文

英語のビジネスメールにおいて、単に Understood. や Certainly. と一言だけで返信すると、冷淡な印象を与えたり「本当に対応してくれるのか」と相手に不安を抱かせたりすることがあります。英語には日本語のような文法的敬語が存在しない代わりに、単語の丁寧さや「次に自分が何をするか」という具体性を示す文章の長さで相手への敬意を表します。「承知しました」の直後に期限や次の行動を明記するのがスマートな実務マナーです。

後続アクションを添える定番パターン

取引先とのメール返信例

仕様変更や追加依頼を取引先から受け取った際のメール返信テンプレートです。

A: Please update the contract based on the attached comments.
(添付のコメントに沿って契約書を更新していただけますでしょうか。)
B: Certainly. I will make sure the amendments are reflected and send you the updated draft by Friday.
(承知いたしました。修正点を反映させ、金曜日までに更新したドラフトをお送りいたします。)

チャットや口頭で即答する「承知しました」の英語フレーズと注意点

SlackやMicrosoft Teamsといったビジネスチャットツールや、オフィスでの素早い口頭確認では、長文よりも簡潔で機敏な返答が好まれます。ただし、フランクな表現であっても相手やニュアンスに応じた使い分けが不可欠です。

タスクを即座に引き受けるフレーズ

同僚や親しい上司からの依頼に対して「了解です、やっておきます」と軽快に返す場合は Will do. が最適です。「指示を理解した」だけでなく「実行する」意思が含まれます。また、今まさに作業へ入ることを伝えたい場合は I'm on it.(今すぐ取り掛かっています)を使うと、素早いアクションが伝わります。

軍隊・無線由来表現(Copy that / Roger that)の注意点

映画などでよく耳にする Roger that. や Copy that. は、本来は軍隊や無線交信で使われる「通信を受信・了解した」という意味の言葉です。IT業界やスタートアップのチャットツールで同僚同士のフランクなやり取りとして使われるケースはありますが、取引先や社内の役員・目上の相手に対して使うのは避けてください。ビジネスシーンではくだけすぎた響きや冗談めいたニュアンスを与えてしまうため、フォーマルな場面では Certainly. や Noted. を用いるのが無難です。

同僚とのチャット対話例

A: Can you look over the presentation slides when you have a moment?
(時間があるときにプレゼンスライドに目を通してもらえる?)
B: Will do! I'll take a look right after lunch.
(了解、やっておくよ!昼食後すぐに確認するね。)
A: Thanks a lot!
(助かる、ありがとう!)

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よくある質問

Q. ビジネスメールではどの表現が無難ですか?
相手が顧客や社外の方なら Certainly や Understood, we will proceed accordingly. が無難です。同僚なら Understood や Got it で十分通じます。
Q. I understand と Understood の違いは何ですか?
I understand は「相手の心情や説明の筋道に納得した」という共感を伴うことが多く、Understood は「指示内容を把握した」という受諾の事実を端的に示します。
Q. 目上の人に Got it を使うと失礼になりますか?
はい、かなり砕けた口語表現のため、役員や外部の取引先に対して単体で使うのは避けるべきです。丁寧に応じるなら Certainly などを選びましょう。
Q. ビジネスで Roger that や Copy that を使っても失礼になりませんか?
社外の取引先や上司に対して使用するのは避けるべきです。これらは無線通信や軍隊用語に由来する表現であり、ビジネスの場では芝居がかって聞こえたり軽薄な印象を与えたりするリスクがあります。親しい同僚間のチャットであれば使われることもありますが、目上の相手には Certainly. や Noted. を使いましょう。
Q. ビジネスメールで Noted with thanks. とだけ返信しても問題ありませんか?
情報共有や連絡メールの受領確認としては非常によく使われる自然な表現です。ただし、相手から作業の依頼や確認を求められている案件に対して Noted with thanks. だけを返すと、「読んだだけなのか、引き受けて作業してくれるのか」が曖昧になります。依頼に対しては Certainly, I will proceed accordingly. などのアクションを明記した返答を心がけましょう。
Q. 英語には敬語がないと言われますが、上司への「承知しました」はどう表現すれば敬意が伝わりますか?
英語には日本語の尊敬語や謙譲語のような文法形式はありませんが、使用する単語のフォーマル度や文章の具体性で敬意を示します。1語で Understood. や OK. と済ませるのではなく、Certainly, I will make sure it is completed today. のように完全な文(主語+動詞)で後続のアクションを添えて丁寧に書くことで、相手への敬意と誠実さを表せます。

2026年10月15日更新・モチタン辞典編集部

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ほかの表現の言い方

「よろしくお願いします」「お疲れ様」「少々お待ちください」「わかりました」「お疲れさまでした」「わかりません」「かしこまりました」「念のため」一覧へ

「承知しました」をほかの言語で言うと

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